By Kazuki Watanabe
「どうすれば、世界選手権に出場しているプレイヤーのように、強くなれるの?」
この質問に対して、ハビエル・ドミンゲスはインタビューで「自分のスタイルを見つけて、学び続けること」と答えてくれた。そして、スタイルは人それぞれである、と。
では、その他のHareruya Prosはどのような答えを持っているのか。せっかくの機会なので、伺ってみよう。
ルーカス・エスペル・ベルサウド
「大切なのは、リミテッドの練習を重ねることだと思います。リミテッドには、マジックの基本がすべて詰まっていますからね。メタゲームは動きますが、基本は動きません。まずは基本をしっかりと身につけて、それからメタゲームの分析や細かな部分に意識を向けると良いと思いますよ」
セバスティアン・ポッツォ
「良きライバル、良き仲間を見つけることかな。ただ、これはどんなプレイよりも難しい。だからこそ、目標を共にできる仲間を見つけたら、何よりも大切にすべきさ。僕にとっての仲間? もちろん、Hareruya Latinだよ!」
マルシオ・カルバリョ
マルシオ 「リミテッドの練習は、ルーカスが言ってるんだね。良き仲間……これはポッツォに言われてる? よし、じゃああとはこれだけだよ。心の底からマジックを楽しむことだ」
マーティン・ミュラー
マーティン 「勝利を掴んでも謙虚に、敗北しても勇気を持つことです。僕の目標です。難しいですけどね」
クリスティアン・カルカノ
クリスティアン「 「敗北の理由を、運以外の要素で真摯に考えることだと思います。『不幸だった』と思う瞬間もあるでしょう。ですが、一度運に逃げてしまえば、今度は運から逃れられなくなります。『座る席』『朝食べた物』『服の色』といったように。土地が止まることも、逆に引きすぎることもあります。ですが、それがマジックです。不幸で片付ける前に、考えるべきことがあるはずですからね」
筆者が投げかけた疑問に対して、いずれのプレイヤーも真摯に答えてくれた。改めて、御礼を申し上げたい。
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