Translated by Nobukazu Kato
(掲載日 2019/06/03)
激動のスタンダード
ここ数か月のスタンダードは目覚ましい多様性を見せています。『灯争大戦』が発売されてからはその傾向がさらに強まりました。週ごとに新たなパワーデッキが登場していますが、この流れは止まりそうにもありません。かつてのティムールエネルギーや赤単のように、環境を支配するデッキが存在しないのです。
僕自身も、ミシックチャンピオンシップ・ロンドン2019を終えてからは毎日のようにスタンダードに時間を注いでいますし、隙を見つけてはスタンダードのことを考えるようにしています。デッキリストをご紹介する前に、『灯争大戦』発売以降に僕がどんな過程を踏んできたのかを簡単に振り返りたいと思います。
エスパープレインズウォーカーにたどり着くまで
『灯争大戦』の発売後、ディミーア、グリクシス、エスパーに関する記事を書きました。執筆に当たってすぐに気づいたのですが、エスパーには有望な新カードが多く存在していたのです。目立つところだけでも、《時を解す者、テフェリー》、《戦慄衆の将軍、リリアナ》、《ドビンの拒否権》が挙げられます。エスパーコントロールは前環境の王者でしたから、こういった新戦力が加わるのは楽しみで仕方ありませんでした。そして「エスパーこそが最強に違いない。最強の構築を見つけてやろう」という思いを密かに抱くようになったのです。
環境一発目の大きな大会、SCG Open リッチモンドは多くの人に衝撃を与える結果となりました。『灯争大戦』からあまり収穫がないと目されていた赤単が大会を席巻したのです。赤単が環境を代表するアーキタイプとなり、当面の間シミックネクサスはTier1からほぼ降格するような格好になりました。これはあらゆるミッドレンジやコントロールにとって朗報であり、《荒野の再生》という悩みの種がなくなった今、彼らの道を阻むものが何もなくなったのです。
ここまでの経緯を踏まえ、コントロールを使うことにしました。一般的にコントロールはミッドレンジやアグロを食い物にするからです。あらゆるバント、エスパーカラーのデッキに安定して勝利しつつ、白単や赤単にも戦えるようにしたいという思いがありましたから、エスパーコントロールこそが適役ではないかと考えました。たとえば《吸収》はミッドレンジ全般に有効な解答でありながら、赤単との戦いでもライフ回復させてくれます。この考え方は理論的に聞こえが良かったのですが、すぐに見当違いだったことを思い知らされます。
『灯争大戦』はエスパーを強化する味方でもあり、エスパーにあまりにも過酷なカードを突きつける敵でもあったのです。《野獣の擁護者、ビビアン》、《時を解す者、テフェリー》、《覆いを割く者、ナーセット》といったカードが牙をむき、《吸収》は期待外れのカードとなり、《ヴラスカの侮辱》はかつての面影すらありませんでした。
エスパーコントロールは頓挫することになりました。『灯争大戦』によって環境があまりにも変化してしまったのです。エスパーコントロールでは環境への解答にならなかったため、残念ながら別の道を探さなければなりませんでした。
MTGGoldfishで新規投稿されたデッキを眺めていると、SCG Classicを優勝したデッキが目に飛び込んできました。各カードの採用枚数も美しく、ニコル・ボーラスが8枚体制のグリクシスコントロールです。サイドボードに4枚採用された《軍勢の戦親分》には目を引かれました。サイドボードカードとして常に有力な存在であり続けている《軍勢の戦親分》も、スゥルタイやエスパーがはびこっていた環境では日の目を見ることがなかったのです。
GRIXIS LIST AND SIDEBOARD GUIDE
— Arne Huschenbeth (@Huschenmtg) 2019年5月16日
Everyone thinks Grixis is unplayable, but I believe that's because people are playing suboptimal lists. This deck crushes all the Esper, Bant and Planeswalker decks handily, and it is surprisingly good against Red as well! Enjoy! @ArenaDecklists pic.twitter.com/vnMziJPZvp
「グリクシスコントロールのデッキリストとサイドボードガイドです。グリクシスは競技レベルではないと認識されているようですが、最適化すればそんなことはないと思います。実際のところ、エスパー、バント、プレインズウォーカーデッキを見事に打ち倒してきましたからね。それに赤単も驚くほど強いですよ!ぜひお試しあれ!」
4 《血の墓所》
4 《湿った墓》
3 《蒸気孔》
4 《竜髑髏の山頂》
4 《水没した地下墓地》
3 《硫黄の滝》
-土地 (25)- 4 《破滅の龍、ニコル・ボーラス》
-クリーチャー (4)-
2 《アングラスの暴力》
1 《渇望の時》
3 《魔性》
3 《肉儀場の叫び》
2 《煤の儀式》
2 《永遠神の投入》
4 《発見/発散》
2 《豪奢/誤認》
3 《虚報活動》
4 《龍神、ニコル・ボーラス》
1 《人知を超えるもの、ウギン》
-呪文 (31)-
元々のデッキリストに《虚報活動》というスパイスを加えました。《思考消去》や《発見/発散》と連動した動きはあまりにも過小評価されています。《虚報活動》は、ドロー効果によって土地を順調に伸ばしてくれるだけでなく、手札破壊効果も2種のニコル・ボーラスと方向性が噛み合っており、《龍神、ニコル・ボーラス》の[+1]能力を大幅に強化します。
率直に言えば、このデッキには僕が求めているもの全てが詰まっていました。まるで実家のような安心感です。プレインズウォーカー除去も豊富ですし、5枚も採用された全体除去は厄介な緑のマナクリーチャーや《第1管区の勇士》のトークンを一掃します。また、どちらのニコル・ボーラスもミッドレンジ環境では抜群の働きを見せるのです。
グリクシスは僕の予想を超える結果を出しました。赤単にも驚くほど強かったのです。リソースの交換もできますし、《実験の狂乱》や《舞台照らし》を手札から捨てさせれば、相手は土地を伸ばすのに苦労します。あるいは対戦相手がそれらのカードを引き当てる前に、《龍神、ニコル・ボーラス》の[+1]能力でパーマネントを生け贄に捧げ始めているといった展開もありえるでしょう。
先ほどのツイートをしたところ、信じられないほど多くの賛辞をいただきました。ベルギー人プレイヤーのマーティン・コレヴァール/Martijn Korevaarは、ツイートの数日後にドイツで開催された大規模なミシックチャンピオンシップ予選に75枚全く同じデッキで参加し、優勝を果たしたのです。
《虚報活動》入りのグリクシスで勝ち星を重ね、プラチナからミシックの上位まで登り詰めました。しかし悲しいことに、シミックネクサス以外にも苦汁をなめさせてくるデッキがいたのです。そのデッキとは、ジェスカイプレインズウォーカー。
理論上はそこまで相性が悪いように見えませんが、実際には惨めな思いをすることになります。相手のプレインズウォーカーはどれも着地してすぐにアドバンテージをもたらすため、プレインズウォーカー除去の価値が大きく下がってしまうのです。
相手には《呪文貫き》もありますし、ボーラスの友人、ファン、またはそれに準ずる人に聞けばわかると思いますが、ボーラスにとってまぎれもなく最低最悪の《牢獄領域》があるのです!正義のプレインズウォーカーたちが悪のボーラスを倒すということなのでしょう。仕方ないのかもしれませんね。《主無き者、サルカン》については言うまでもありません。何千年に渡って勝利を画策してもあのカードには勝てないでしょう。
それから間もなくして僕自身もジェスカイプレインズウォーカーを使い始め、期待通りの強さを確かに感じました。ただ、デッキリストを詰め切れていないという印象も拭えなかったのです。《迷い子、フブルスプ》は弱く、デッキの安定性にも物足りなさがありました。
次に試したのはイゼットフェニックスでした。理論的にはプレインズウォーカーデッキに相性が良く、全体的なデッキパワーもあります。事実、突如としてMagic Onlineのミシックチャンピオンシップ予選を2度も優勝したのです。それまで有名プレイヤーが誰一人としてイゼットフェニックスを話題にしておらず、使用者が少なかったことを考えれば、これがいかに凄いことかお分かりになるでしょう。
僕の記憶が正しければ、イゼットフェニックスを使った結果、ミシックのトップ100位から%表示の順位まで落ちたかと思います。コテンパンにやられてしまったのです。赤単には常に遅れをとり、相手のゲームプランに介入することもできず、望みが薄いデッキだと感じました。こちらがキャントリップ呪文を連打しているうちに、相手は自由に盤面を作っていき、どんどん手を付けられない状態になってしまったのです。このデッキはどうも違うな、という考えにいたり、別のデッキを模索することにしました。
たどり着いたエスパープレインズウォーカー
そんな僕に突如として幸運が巡ってきます。友人であり、スタンダード愛好家のサッシャ・シュワルツ/Sascha Schwarzが、青白プレインズウォーカーを考案したザック・エルシク/Zac Elsikのツイートを教えてくれたのです。僕はそのデッキに一目惚れしてしまいました。
Same. I played this pile today and won some Japanese war of the spark packs. Triple Elderspell did not disappoint. pic.twitter.com/7bzgV8uhqQ
— Zac Elsik (@utdzac) 2019年5月11日
「今日はこのデッキを使い、日本語の『灯争大戦』のパックを貰いました。《古呪》3枚の構成にガッカリすることはありませんでしたね。」
みなさん、この記事で僕が冒頭に書いたことを覚えているでしょうか。「エスパーこそが最強に違いない。最強の構築を見つけてやろう」という思いを密かに抱くようになったのです、というセリフを。
ESPER PLANESWALKERS SB GUIDE
— Arne Huschenbeth (@Huschenmtg) 2019年5月20日
Here the Guide & updated list to the deck my good friend @OliverTomajko took to a 2nd Place at #SCGNY. This deck has almost no bad matchups and it's certainly ahead against Jeskai Planeswalkers, just not against @zan_syed I guess. @ArenaDecklists pic.twitter.com/cZrF2QihXq
「友人のオリヴァーがSCG Openで準優勝したリストのアップデート版、そしてサイドボーディングです。不利なマッチアップはほぼ存在せず、ジェスカイカラーにも間違いなく相性がいいです。ゼン・セイド/Zan Syedさえ相手にしなければ……。」
エルシクのデッキを手に取り、若干の変更を加えると、怪物級のデッキが完成しました。
エスパープレインズウォーカーはとても理にかなったデッキでした。《ケイヤの誓い》は赤単やプレインズウォーカーに強いだけでなく、《時を解す者、テフェリー》の[-3]能力で使い回すことが可能です。また、《古呪》はプレインズウォーカーへの効率的な解答でありながら、《戦慄衆の将軍、リリアナ》や《ドミナリアの英雄、テフェリー》の奥義を予想外のタイミングで決めることができます。《古呪》は間違いなくMVPのカードです。
《思考消去》と《ケイヤの怒り》はゲームプランに見事に合致しており、紛れもなく一級品の呪文です。サイドボードに採用されている《イクサランの束縛》は僕のアイディアなのですが、赤単との対戦で一番頼もしいこのカードがなぜもっと使われないのか不思議で仕方ありません。このデッキにはクリーチャーの除去やライフを回復する手段など、赤単と戦ううえで必要な要素は揃っていますが、《イクサランの束縛》ほど効率よく《炎の職工、チャンドラ》と《実験の狂乱》のいずれも対処できるカードは他にありません。
ゴールドレベルの友人であるオリヴァー・トマコ/Oliver Tomajkoは、SCGのリーダーボードで上位に入るためにSCGポイントを必要としていたため、僕はこのデッキをシェアすることにしました。彼は僕のデッキリストを信頼してくれたようで、ほぼ同じデッキで見事SCG Open シラキュースで準優勝。リーダーボード上の大躍進を果たしたのです。
オリヴァーが使用したものも、僕がツイートで紹介したものも、まだまだ出来たばかりのものであり、調整の余地が大いにありました。MTGアリーナのミシック予選ウィークエンドでは平凡なジェスカイコントロールで参加し、結果は振るいませんでした(なぜジェスカイコントロールを使ったのか、なんて訊かないでくださいね。僕もどうかしていたと思います)。それからは手を変え品を変えてエスパープレインズウォーカーを調整していき、とうとうミシックランクの6位まで到達したのです。
最新のデッキリスト
ではご紹介しましょう。これが僕の最新版のエスパープレインズウォーカーです。
1 《沼》
4 《神無き祭殿》
4 《神聖なる泉》
4 《湿った墓》
4 《水没した地下墓地》
4 《氷河の城砦》
4 《孤立した礼拝堂》
-土地 (26)- 2 《聖堂の鐘憑き》
-クリーチャー (2)-
2 《喪心》
2 《ドビンの拒否権》
2 《古呪》
2 《肉儀場の叫び》
3 《ケイヤの怒り》
3 《ケイヤの誓い》
1 《イクサランの束縛》
4 《覆いを割く者、ナーセット》
4 《時を解す者、テフェリー》
4 《ドミナリアの英雄、テフェリー》
1 《戦慄衆の将軍、リリアナ》
-呪文 (32)-
2 《強迫》
2 《ドビンの拒否権》
2 《イクサランの束縛》
1 《聖堂の鐘憑き》
1 《黎明をもたらす者ライラ》
1 《渇望の時》
1 《古呪》
1 《戦慄衆の指揮》
-サイドボード (15)-
カード選択
《ベナリア史》
赤を含むデッキでないため、残念ながら《軍勢の戦親分》のような素晴らしいサイドボードカードを運用できません。ですが、その役割を見事に完遂するものを僕は見つけてしまいました。《ベナリア史》こそ「エスパーの戦親分」なのです!
相手の《軍勢の戦親分》に対しては《ベナリア史》の方が圧倒的に頼りになります。また、クリーチャーではないため、《覆いを割く者、ナーセット》の[-2]能力で手札に加えられる強みもあるのです。さらには、《時を解す者、テフェリー》の[-3]能力によって再利用すら可能。いかにデッキに噛み合っているのかがお分かりになるでしょう。
26枚目の土地、《聖堂の鐘憑き》
最新版のデッキリストでは《平地》を26枚目の土地として採用し、《聖堂の鐘憑き》や《ベナリア史》を唱えやすくしてあります。また、2枚目の基本土地を入れておくと、《暗殺者の戦利品》と《廃墟の地》を4枚ずつ採用した黒緑土地破壊デッキと戦う際に大きな違いが出るのです。
《聖堂の鐘憑き》はいぶし銀のカードであり、ここ数週間で一気に評価が上がっています。アグロ戦略に対して強いのは周知の通りですが、プレインズウォーカーデッキ同士のゲームにおいて相手のプレインズウォーカーを攻撃できたり、こちらのプレインズウォーカーを守ったりできるのです。
当初は2枚入っていた《支配の片腕、ドビン》は、その枠を《肉儀場の叫び》に譲らざるを得ませんでした。《肉儀場の叫び》は今のメタゲームで非常に強く、黒をベースとするコントロールならメインデッキに入れることをおすすめします。
《謎めいた指導者、カズミナ》もゲームへの影響力がより強い《聖堂の鐘憑き》に取って代わられました。ただ、彼女が強力であることに変わりはないので、再び復活させるかもしれません。
サイドボードガイド
赤単
対 赤単
赤単に対するゲームプランは非常にわかりやすいものです。エスパープレインズウォーカーは序盤の脅威を完璧に対処できますし、《実験の狂乱》や《炎の職工、チャンドラ》への解答も十分に揃っています。サイドボード後は赤単にとって非常に厳しい戦いを強いられるでしょう。
エスパーミッドレンジ
対 エスパーミッドレンジ
エスパーミッドレンジの構成次第では、サイドボードの入れ替えに影響が出ます。たとえば、マーティン・ミュラー/Martin Mullerが使用している構成に対しては《ベナリア史》をサイドインすべきでしょう。
ゲームプランは、相手の脅威にことごとく対応し、リソースを枯渇させることです。相性の改善を図りたいのなら、75枚の内に《薬術師の眼識》を何枚か入れると良いでしょう。このような準ミラーマッチにおいてプレッシャーをかけられる呪文です。
ジェスカイプレインズウォーカー
対 ジェスカイプレインズウォーカー
このマッチアップは盤面がすべてを決するため、《ベナリア史》が最重要カードとなります。初手の7枚が平凡で、なおかつ《ベナリア史》がないのなら、マリガンも視野に入れましょう。
もうひとつのプランは、《古呪》による《ドミナリアの英雄、テフェリー》の奥義です。《ドミナリアの英雄、テフェリー》の[+1]能力を使い、相手の《主無き者、サルカン》に備えて《ドビンの拒否権》を構え、返しのターンで《古呪》からの奥義で勝利を目指すのです。
グルールミッドレンジ
対 グルールミッドレンジ
相手の脅威をすべて対処しましょう。《イクサランの束縛》は《再燃するフェニックス》か《成長室の守護者》に使うのが理想です。
シミック《集団強制》
対 シミック《集団強制》
油断大敵の相手。相手は様々な角度から攻撃をしかけてきます。何よりも重要なのは、軽量除去・全体除去でマナクリーチャーを除去し、相手をスローダウンさせることです。この作戦が成功した場合は、《世界を揺るがす者、ニッサ》を着地させないようにし、着地してしまったら《イクサランの束縛》で対応することが肝要となります。2ゲーム目は相手のデッキに《イクサランの束縛》を破壊する手段は入っていないはずです。同様のやり方で《ハイドロイド混成体》の後続も断ち切れます。
以降のゲームはとても簡単です。《ドビンの拒否権》を構えられるようになるまで、《集団強制》に注意します。《エリマキ神秘家》への警戒も必要であり、相手が《エリマキ神秘家》を構えてくるようなら、喜んで土地を置いてターンを返しましょう。終盤戦はこちらに分があります。
白単 / アゾリウスアグロ
対 白単 / アゾリウスアグロ
白ウィニーに負けるとすれば、筋肉隆々の《黒き剣のギデオン》に殴られる展開だけです。この展開を防ぐため、《古呪》を2枚とも残すようにしています。その他のアドバイスとしては、相手のクリーチャーを全滅させること、そして序盤に《軍団の上陸》を変身させないようにすることです。
イゼットフェニックス
対 イゼットフェニックス
ゆったりとした展開を目指しましょう。《覆いを割く者、ナーセット》は忠誠度5のままにした方が良い状況もあります。《時を解す者、テフェリー》は6、7マナに伸びるまで温存し、[+1]能力で相手のターンに《ケイヤの怒り》や《肉儀場の叫び》を唱えられるようにすることが重要です。
《聖堂の鐘憑き》を2枚ともサイドアウトしないのは、《ボーラスの占い師》、《軍勢の戦親分》、《崇高な工匠、サヒーリ》のトークンからプレインズウォーカーを守るためです。手札を捨てさせる効果も《急進思想》を弱体化させるため大きな意味を持ちます。
4色《戦慄衆の指揮》
対 4色《戦慄衆の指揮》
序盤のクリーチャーを対処できるかどうかにかかっています。《ケイヤの怒り》で序盤を凌ぐことができれば、そこからあっさりと勝てるでしょう。プレインズウォーカーや《戦慄衆の指揮》への解答は豊富にあります。相手に思う存分プレインズウォーカーを展開させ、《古呪》をお見舞いしてやりましょう。
8マナ使える状況で手札に《戦慄衆の将軍、リリアナ》と《古呪》があれば、《戦慄衆の指揮》を打ち消せなかったとしても奥義で勝てます。
グリクシスコントロール
対 グリクシスコントロール
バントミッドレンジ
対 バントミッドレンジ
おわりに
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アーネ (Twitter)