八十岡翔太のGPリミニ2016☆トップ8☆レポート

八十岡 翔太



【プロツアー『異界月』】が終わり長いようで短かった1年が終わったわけですが、束の間の休息もなく始まる新シーズン。そしてその幕開けとなるグランプリ。

フォーマットはスタンダードで、プロツアーに出たアドバンテージがあるこの瞬間、スタートダッシュを決めるには最適なこの大会に出ない手はない!

というわけではなく、ただの夏休みのバカンスついでに行ってきました【グランプリ・リミニ2016】。今回はそのレポートになります。



■ 前日まで

プロツアーから帰ってきたのが月曜の夕方で、火曜にはもうイタリアに飛ぶというハードスケジュールでした。

この時点でデッキはまだ決まってなかったので、月曜にふと思いついた青黒エムラクールのパーツと、もしものとき用にプロツアーのときに調整していたバントカンパニーを持って出発。

水曜、木曜はヴェネチアを観光し、金曜の夕方に電車でリミニへ移動。




ホテルに着いてデッキでも作るかと思ったところでアクシデントが発生!

連日の観光で疲れてたのか睡魔が襲ってきました。


睡魔


この状態でデッキを考えるのは無理でしたので、持ってきていたバントカンパニーをちょいちょいっといじって使うことに。

リストはこちら。



八十岡 翔太「バントカンパニー」
グランプリ・リミニ2016

4 《森》
3 《島》
3 《平地》
3 《梢の眺望》
3 《大草原の川》
4 《進化する未開地》
4 《ヤヴィマヤの沿岸》
2 《伐採地の滝》

-土地 (26)-

4 《森の代言者》
4 《薄暮見の徴募兵》
3 《ヴリンの神童、ジェイス》
1 《無私の霊魂》
4 《不屈の追跡者》
4 《呪文捕らえ》
4 《反射魔道士》
1 《巨森の予見者、ニッサ》
1 《老いたる深海鬼》

-クリーチャー (26)-
4 《ドロモカの命令》
4 《集合した中隊》

-呪文 (8)-
3 《石の宣告》
2 《無私の霊魂》
2 《否認》
2 《即時却下》
2 《実地研究者、タミヨウ》
1 《ヴリンの神童、ジェイス》
1 《巨森の予見者、ニッサ》
1 《老いたる深海鬼》
1 《垂直落下》

-サイドボード (15)-
hareruya



石の宣告即時却下実地研究者、タミヨウ


プロツアーの結果を踏まえて同型や「現出」デッキ、黒系コントロールを意識したサイドになっています。

おしゃれ枠 (※) には《老いたる深海鬼》を1枚いれました。


老いたる深海鬼


※おしゃれ枠: バントカンパニーは「土地26、3マナ以下クリーチャー24、スペル8+何か2枚」という構成になることが多く、その2枚で個性を出すことが多い。一般的には《大天使アヴァシン》《オジュタイの命令》が入っている枠の部分。



■ グランプリ当日


・初日


一緒に来ていた友達がノーバイだったため、久しぶりに朝から会場へ。




そして結果のほうは白赤人間と赤単に負けて7-2。メタをコントロールに寄せた分、早いビートにいわされました><


ドラゴンを狩る者サリアの副官焼夷流


2日目4-2してプロポイント2点ぐらいは持って帰りたいところです。


・2日目


海外のグランプリはサイドイベントに人が全然集まらないので、2日目になると会場ががらがらです。サイドイベントに人が押しかける日本はすごいですね。

2日目は同型やランプ、緑黒としかあたらず5-0からのIDで久しぶりのトップ8。今年1回も入れてなかったので結構嬉しかったです。


※画像は【Magic: the Gathering 英語公式ウェブサイト】より引用させていただきました。


が、準々決勝は青赤バーン相手に1本目勝ちからのマナフラッド、マナスクリューにより一瞬で1没。準優勝ぐらいして旅費をペイできないかなという淡い期待も一瞬で終わりました。これで個人戦11回目 (チーム戦いれると12回) の1没です><

60%以上の確率で一没してるのはなかなかやばいですね。とはいえプロポイント4点ゲットできたので、やる気なかったGPとしては十分な結果です。




明日 (日本時間で木曜深夜) からは【マジック:ザ・ギャザリング世界選手権2016】です。このシステムになってから2回目の出場となります。【前回】は決勝でなべに負けてしまったので、今回はトロフィーを持って帰ってきたいと思います。








ではでは


ヤソ



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