齋藤友晴のGPメルボルン2016レポート

齋藤 友晴


(スマートフォンの方は【こちら】)


こんにちは!

モダンGP世界3ヶ所同時開催はオーストラリアの【グランプリ・メルボルン2016】に行ってきました☆

オーストラリアと言えばトモハル!トモハルと言えばオーストラリア!な場所です^^


~過去実績~ (たぶん参戦7回中)



海外GP初トップ8もオーストラリア♪


【前週】の、

ヒュー

ストン

と違って調子良い場所なので勝ちたいところです^^


さて、今回のデッキ選択を左右したのはとある1通のメールマガジンにあった内容でした。

そう、そのメルマガの名は「晴れる屋News」!!(笑)


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モダンには先ほど紹介させていただいた「青白エルドラージ」で、チーム戦には僕と同じく「Hareruya Pros」所属の井川 良彦さんと、「BIGMAGIC」所属プロの瀧村 和幸さんと参戦予定です!
(本文より引用)


【グランプリ・メルボルン2016】から遡ること10日前にこんなこと言ってるやつがいてインパクトが凄かったです。プロが実際に自分が使用する予定のデッキをマジ予告するのも凄いですが、まあつむけんはそういうカッコイイやつで、それでも10日前に決めるほどのデッキってことは青白エルドラージやばいんじゃないかと。

青エルドラージのメインがパワフルかつ同型戦で強いのは【プロツアー『ゲートウォッチの誓い』】優勝の【青赤エルドラージ】で実証済みですが、赤から白に変えてメインはさらに同型戦に強くなってるし、《安らかなる眠り》《石のような静寂》など、サイドボードも強くなっているのは見た目から明らかでした。

それまでの【プロツアー『ゲートウォッチの誓い』】以降のエルドラージ爆勝ち&進化の結果としてこの色のこういうリストが世に出ている、という事実も後押しして、今回はまず青白エルドラージを回してみるところから準備を始めることに決めました。


空中生成エルドラージアダーカー荒原石のような静寂


で、実際につむけんにプレイ面のアドバイスなんかももらいつつ回してみて、強いことはすぐに分かりました。

と同時に、以下のようなエルドラージを目の敵にしたようなデッキにも複数当たり、思うように勝てませんでした。


◆ エルドラージを目の敵にしている方々

《均衡の復元》+境界石
・赤白ランデス+《幕屋の大魔術師》
《死せる生》 (対エルドラージチューン)
・青白コントロール etc.


しかしこれらのデッキも所詮、モダンという名の大海原ではエルドラージ以外の色んなデッキに当たると勝てないデッキなのも事実。

エルドラージに強いのは、元々メタ上でそこまでポジションが良くないデッキや、存在しなかったに等しいレベルのデッキがほとんどなのです。


均衡の復元死せる生至高の評決


もちろん自分でも、エルドラージに強くてしかも他のデッキにも結構いけそうなデッキを考えて調整しました。

結果、《血染めの月》《神の怒り》系全体除去を使ったコントロール」ということになり、《血染めの月》が真価を発揮できる2色デッキでそれを実現できる実用的な色の組み合わせは黒赤だけだったため、こんなデッキができました。



齋藤 友晴「ブラックムーン」

8 《沼》
2 《山》
2 《血の墓所》
4 《血染めのぬかるみ》
2 《新緑の地下墓地》
2 《湿地の干潟》
2 《汚染された三角州》
3 《黒割れの崖》

-土地(25)-


-クリーチャー(0)-
4 《稲妻》
4 《コジレックの審問》
4 《終止》
1 《四肢切断》
4 《滅び》
4 《血染めの月》
2 《大祖始の遺産》
2 《耽溺のタリスマン》
2 《殴打頭蓋》
4 《ヴェールのリリアナ》
2 《紅蓮の達人チャンドラ》
2 《灯の再覚醒、オブ・ニクシリス》

-呪文(35)-
4 《強迫》
3 《紅蓮地獄》
2 《汚損破》
2 《コラガンの命令》
1 《殺戮遊戯》
1 《魂の裏切りの夜》
1 《大祖始の遺産》
1 《殴打頭蓋》

-サイドボード(15)-
hareruya



滅び血染めの月ヴェールのリリアナ


しかしそれなりに手応えは感じたものの、最終的にエルドラージ相手の見込み勝率はマッチで6割しかなく、モダン大海原には色々勝てないデッキがあるということで、まだ調整途中ではありましたが、出国前に諦めました。

いかにモダンがエルドラージ祭りとはいえ、グランプリの特性上、ほかにも色んなデッキがいると思ったからです。

最悪エルドラージを使おうとは思いましたが、一応デッキが決まっていなかったので、これまでモダンで使った/使われたことがあるようなカードを全部持って旅立ちました。


ところがGP前日の金曜日。現地について会場で直前GPTを観察すると、思った以上にエルドラージがたくさんいました。

大体20%くらいは何らかのエルドラージというフィールド。

不戦勝2か3を持っているプレーヤーの心理を考えると本番はもっと増えそうなことが予想でき、少しでもエルドラージに強いデッキを選びたい、と考えて今一度ブラックムーンに手が伸びかけましたが、必要パーツだと考えている《耽溺のタリスマン》を持ってきておらず、会場でも集まらなかったので諦めました。


耽溺のタリスマン


で、結局出場デッキは青白エルドラージにしました。

選択理由としてはこんなところです。


◆ 青白エルドラージを選んだ理由

・単純に強いデッキなこと
・簡単でミスりにくいデッキなこと
・エルドラージに強いデッキではグランプリには出にくいことから、天敵は少ないと考えたこと
・特に意識したい同型戦はリミテッド的なゲームになることが多く、プレイヤーの腕も絡むこと
・結局なんだかんだで練習で一番回したデッキで経験値があったこと


リストはこんな感じ。



齋藤 友晴「青白エルドラージ」
グランプリ・メルボルン2016

1 《島》
1 《平地》
1 《荒地》
2 《神聖なる泉》
4 《溢れかえる岸辺》
4 《アダーカー荒原》
1 《地底の大河》
1 《コイロスの洞窟》
2 《魂の洞窟》
4 《エルドラージの寺院》
4 《ウギンの目》

-土地(25)-

4 《果てしなきもの》
4 《エルドラージのミミック》
4 《変位エルドラージ》
4 《空中生成エルドラージ》
4 《難題の予見者》
4 《現実を砕くもの》
4 《希望を溺れさせるもの》

-クリーチャー(28)-
4 《流刑への道》
3 《四肢切断》

-呪文(7)-
3 《頑固な否認》
3 《石のような静寂》
2 《造物の学者、ヴェンセール》
2 《はらわた撃ち》
2 《安らかなる眠り》
1 《絶え間ない飢餓、ウラモグ》
1 《ハーキルの召還術》
1 《ヴェズーヴァ》

-サイドボード(15)-
hareruya






このリストの特色はサイドの《造物の学者、ヴェンセール》で、先手で押す際に同型戦の《崇拝》をナチュラルにケアでき、苦手な《至高の評決》《死せる生》《均衡の復元》などに対するアプローチとしても有効な万能入れ替え枠として入れました。

また、運良く《変位エルドラージ》と組み合わされば何回でもそれらの脅威に対処できますし、バウンスしまくれます。あとはそれに合わせて《地底の大河》を1枚入れて青マナを増やしたぐらいです。


造物の学者、ヴェンセール変位エルドラージ地底の大河


結果はというと、トップ8をかけたマッチで負けて最後勝って、12勝3敗の12位。1000ドルとプロポイント3点 (※GPキャップ満タンでシーズンポイントには不算入)ゲットと、まあまあ止まりでした。

エルドラージに12戦中8戦 (青白7、赤緑1)も当たって7-1だったのは良い思い出です(笑)

負けたマッチと負け方は、ジェスカイコントロールに事故事故、アブザンカンパニー(はまちゃん=金川 俊哉)に相性悪め&展開負け、青白エルドラージに展開負けでした。


エルドラージの寺院ウギンの目現実を砕くもの


ちなみに実際にエルドラージを使ってみて、強いけど不安定さもそこそこ高いし、天敵は確かにいるし禁止にするほどじゃない&しばらくは禁止にしないほうがモダン面白いなあと個人的には考えています。

エルドラージのおかげで長年のマンネリメタゲームが崩壊し、今までチャンスがなかったデッキを目にすることが増えました。

確かにエルドラージのせいで縛られるデッキも増えたけど、たとえばそのぶんバーンに縛られていたデッキは解放されましたよね。

今のモダン環境はまだまだ研究過程だと思うし、グチャグチャ大混戦レースより「本命、対抗、大穴」とあったほうが各大会の結果とか面白いし分かりやすいってのもある。

まあでもこの週末、GP世界3ヶ所のトップ8合計24人中、14人がエルドラージはひどい結果ですね(笑)

どうなるエルドラージ?どうなるモダン?


トモハル



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