8thドラフト ~八十岡翔太のピックを追う!~

晴れる屋

By Atsushi Ito




 ここまで2-1、1-2、2-1、2-1、2-1、3-0、0-3とまずまずの調子で来ているのは、【前回の勝ち頭】である八十岡。

 ここではそんな八十岡の8thドラフトのピックを追ってみよう。






・1パック目





1-1 《薄暮見の徴募兵》
1-2 《グリフの加護》 (《エルドワルの照光》《縫合の刻み獣》)
1-3 《剛胆な補給兵》
1-4 《信条の香炉》 (《スレイベンの検査官》)
1-5 《倒し霊》
1-6 《冷静な建築家》
1-7 《物騒な群衆》
1-8 《冷静な建築家》
1-9 《刺し込む光》
1-10 《狙いは高く》
1-11 《ガラスの破片》
1-12~14 省略 (含《ガラスの破片》1枚)


 2つ上家の井川が開封した《内陸の木こり》を自らピックする立ち上がり。しかし八十岡も1つ空きで《薄暮見の徴募兵》ならリターンは十分と判断したのだろう、緑を追いかけにいく。

 分岐点は1-2。《グリフの加護》《エルドワルの照光》《縫合の刻み獣》の3択で八十岡は《グリフの加護》をピックし、完成難易度が高そうな青緑ではなく、コモンだけで組めそうな緑白人間を目指す。

 だが上家の齋藤が赤軸のピックから2色目を白に振ったことで、ポジションが厳しくなってしまう。不安を抱えたまま2パック目へ。



・2パック目


プレイヤー 開封パックの両面カード
齋藤 友晴《ガツタフの放火魔》
八十岡 翔太《首折れ路の乗り手》
原根 健太《収穫の手》
金川 俊哉《ガイアー岬の山賊》《敬虔な福音者》
中村 修平《孤独な狩人》
大礒 正嗣《既決殺人犯》
高橋 優太《内陸の木こり》
井川 良彦《ガツタフの放火魔》


2-1 《狂気の一咬み》
2-2 《眠れぬ者の使者》
2-3 《敬虔な福音者》
2-4 《裏道の急使》
2-5 《戦闘的な審問官》
2-6 《内陸の木こり》
2-7 《邪悪の暴露》
2-8 《剛胆な補給兵》
2-9~14 省略


 2パック目は逆順だけあって緑の流れは良いが、下家の原根が白を始めてしまい、白の強力なカードが流れてこなくなってしまう。

 そんな中で青白などでは使いづらい《剛胆な補給兵》が遅くまで流れてきたのは僥倖だった。1パック目で確保しておいた《ガラスの破片》《信条の香炉》がここに来て輝きを放ち始める。



・3パック目


プレイヤー 開封パックの両面カード
齋藤 友晴《忘れられていた家宝》
八十岡 翔太《ファルケンラスの後継者》
原根 健太《果敢な捜索者》
金川 俊哉《秋の憂鬱》
中村 修平《大天使アヴァシン》《スレイベンのガーゴイル》
大礒 正嗣《孤独な狩人》
高橋 優太《既決殺人犯》
井川 良彦《皮膚への侵入》


3-1 《茨橋の巡回兵》
3-2 《裏道の急使》
3-3 《ウルヴェンワルドの謎》
3-4 《無謀な識者》
3-5 《戦闘的な審問官》
3-6 《戦闘的な審問官》
3-7~14 省略


 上上家の井川が緑、上家の齋藤が白をやっているので2マナ域の補充は望めず、パワーカードなどもってのほかである。

 しかし緑白がコモンだけで成立するアーキタイプであるという点を生かし、《戦闘的な審問官》を2枚ゲットし、どうにかコンセプトを固めることができたと言えよう。

 とはいえ、ポジション悪による若干のマナカーブの歪さとカードパワー不足は懸念材料となってしまった。

 はたしてこのデッキで八十岡はどのような成績を収めるのか。8thドラフトの結果に注目だ。




八十岡 翔太「緑白」
8thドラフト

9 《森》
8 《平地》

-土地 (17)-

1 《倒し霊》
1 《内陸の木こり》
1 《薄暮見の徴募兵》
1 《物騒な群衆》
3 《戦闘的な審問官》
2 《裏道の急使》
1 《敬虔な福音者》
2 《剛胆な補給兵》
1 《茨橋の巡回兵》
1 《眠れぬ者の使者》

-クリーチャー (15)-
1 《狙いは高く》
1 《邪悪の暴露》
1 《忘られじ》(※画像には写っていません)
1 《狂気の一咬み》
1 《グリフの加護》
1 《ウルヴェンワルドの謎》
2 《ガラスの破片》
1 《信条の香炉》

-呪文 (8)-
hareruya