統率者をはじめよう
こんにちは!トロピ大塚です。
普段はYoutubeチャンネルを中心に活動していますが、今回から定期的に紙面で統率者を紹介していきます。数あるフォーマットのなかでは特に統率者戦がお気に入りで、過去にも記事を書いているほどです。
- 2020/11/19
- 『統率者レジェンズ』の新カードでデッキが組みたい!
- トロピ大塚
昨今、世界的に統率者戦が流行っており、日本でも大人気のフォーマットです。社会情勢によりテーブルトップでは遊びにくくなっていますが、通話アプリとwebカメラを使用したオンライン対戦が浸透してきています。
この記事では、「知り合いの多くが遊んでいる統率者を遊んでみたい!けど、どんな統率者を選べばいいかわからない…」といった方のために、よく使われる統率者とその特徴について解説していきます。すでに統率者戦を遊んでいるけど新たにデッキを組みたい人にも参考になるかなと思います。
名付けて「統率者列伝」!
第1回は緑単の統率者、《迷える探求者、梓》です。
《迷える探求者、梓》の特徴
《迷える探求者、梓》は過去に動画でも初心者にオススメの統率者1位に選んだカードでもあります。能力はいたってシンプルであり、「1ターンに3枚の土地をプレイできる!」っというもの。
シンプルですが、能力は非常に強力です。土地がたくさんを置けるということはほかのプレイヤーよりも早いターンに重く強力な呪文が唱えられるのですから。その気になればエルドラージ軍団も早いターンからバンバン唱えられます。
統率者戦の特徴として、アーティファクトやマナクリーチャーをメタるカードは多いのですが、土地をメタるカードは少ない傾向にあるので、土地を伸ばしていくことで安定したマナ基盤を作ることができます。また、《迷える探求者、梓》自体は土地をプレイするまでが仕事なので、その後は除去されてしまっても大きな痛手にはなりません。
相性のいいカード
土地を伸ばす
脅威的なマナ加速能力を有しながら、手札にたくさん土地を持っていないと《迷える探求者、梓》を効率よく使うことができません。このサンプルリストには採用されていませんが、《地平の探求》や《ニッサの巡礼》といったカードでたくさんの土地を用意しましょう。
手札に土地がなくても《世界のるつぼ》や《ラムナプの採掘者》がいれば墓地から土地をプレイできますし、《迷える探求者、梓》と揃えば3回までプレイ可能です。フェッチランドがあれば毎ターン墓地から安定してセットランドができるので、できるだけ多くのフェッチランドを採用したいところですね。
ボードコントロール
序盤は土地以外のパーマネントをあまり置かないため、緑でありながら実は全体除去呪文とは相性のいい組み合わせです。良く採用されているのは《全ては塵》や《精霊龍、ウギン》などですが、《危険な櫃》や《忘却石》を採用する場合もあります。
土地を伸ばしていき序盤から攻めていくのもありですが、あまり立ち上がりが良くないときにはボードコントロールに徹しましょう。状況に応じて可変的な戦略がとれる器用さが、ほかの緑単デッキにはない《迷える探求者、梓》の強みです。
トロピのイチオシ!
個人的に《迷える探求者、梓》と相性が良く、欠かせないカードだと思っているのが《不屈の追跡者》です。土地を置くたび手掛かり・トークンを生み出せるため、ランプ戦略にありがちな「土地だけ引いて身がない」という状況を解消してくれます。
おわりに
もちろん、このデッキにはインスタントタイミングの妨害が少ないため、高速コンボには対応できないという弱点があります。ですが、通常の構築戦ではなかなかお目にかかれないド派手な呪文を思う存分使うことができるのが魅力なのです。
初めて統率者戦を遊ぶ方にはぴったりなのが、この《迷える探求者、梓》というジェネラルです。興味があったら、ぜひ、デッキを組んでみてください!
今回は以上です!ぜひ楽しい統率者ライフを!