主催者インタビュー: ホビーステーション 小櫃 王彦

晴れる屋

By Atsushi Ito





 19年ぶりのグランプリ東京

 そんな歴史的なイベントの主催という栄誉に浴したのは、【グランプリ・名古屋2014】【グランプリ・京都2015】に続いて3度目で既にベテラン主催と言えるホビーステーションだ。



 はたしてこの一大イベントに際し、主催者側はどのようなコンセプトを持って臨んでいるのか?

 【前回】【前々回】とインタビューさせていただいたが、今回もホビーステーションを代表して小櫃 王彦(おびつ きみひこ)さんにお話を伺ってみた。



■ グランプリ会場に気軽に足を運んでもらいたい

--「【前回】のテーマは『1つ1つのクオリティを上げていく』ということで、新しいことにチャレンジしつつも参加した人の満足度をあげていく堅実な姿勢が今回のグランプリで意識した点はどのような部分でしょうか?」

小櫃 「とにかくグランプリ会場に気軽に足を運んでもらいたいということですね。なんといっても東京というアクセスが最もしやすい場所での開催になるので、これまでなんとなく参加を見送ったり、遠征が億劫だったりしていた人たちにも、3日間のうちの1日だけでもいいので、会場に来てイベントの雰囲気を味わってみて欲しい、という思いから、様々な企画やサービスをご用意させていただきました」

--「なるほど、確かにグランプリといえばマジックが誇る一大イベントですから、一人でも多くの方にご来場いただけた方がいいのは間違いないですね。具体的には、どういった試みがあるんでしょうか?」

小櫃 「漫画家・イラストレーターの山鳥おふう先生にお願いして、【グランプリ紹介・体験マンガ】を描いていただいたり、他にも【VIPサービス】を1日ごとに購入できるようにしてより手軽に体験できるようにしたりしました」

くつろぎの空間、VIPエリア


小櫃 「他にも長丁場のプレイで疲れた体を癒すためのマッサージや、頭の体操になりつつイベント感を味わえる謎解き企画など、今回初の試みが目白押しです。もちろんお馴染みのショップブース8人構築は健在ですし、恒例の飲食ブースもありますよ」

今やグランプリには欠かせない存在、飲食ブース


小櫃 「また、仕事などで金曜日に会場に来れない人にも生放送などで楽しさを伝えられるように、金曜日のイベントとして【企業対抗戦】を実施します」

--「グランプリ本戦だけでなく、サイドイベントも大会以外にもバリエーションが豊富で、非常に楽しそうです。確かにこれなら一度足を運んでみたくなりますね」



■ グランプリに関してのご意見・ご感想もまだまだ募集中です!

--「19年ぶりの東京でのグランプリということですが、この点についてはいかがでしょうか?」

小櫃 「すごいですよね、やはりマジックというゲームが持つ歴史の重みを実感します。『19年前に何をしてたか?』と聞かれたら、多くのプレイヤーが小学生~中学生くらいだったと思うんですよね。でもそれだけ長く皆さんに支えていただいたからこそ戻ってきたグランプリなので、この機会にぜひとも楽しんでいっていただきたいです」

--「今年はこの後9月にグランプリ・京都2016も控えていますが、そちらに向けて何かありますか?」

小櫃 「今回のグランプリ・東京2016でもまだまだ至らない部分はあると思うので、できれば実際に足を運んでいただいた皆さんからフィードバックをいただければありがたいです。【前回】ご意見ご感想を募集したんですが、全然来なかったので、改めて、グランプリに関してのご意見・ご感想もまだまだ募集中です!

グランプリ・東京2016についてのご意見ご感想は、【 obitsu@hbst.net 】までよろしくお願いします!


--「お忙しいところ、どうもありがとうございました」

小櫃 「ありがとうございました。みなさまのご来場、お待ちしております!」



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