熊猫杯スタンダードもここでようやく折り返し。
5回戦目のフィーチャーマッチは4-0、すなわち全勝ラインから、八朔と伊藤の対決だ。
前日には仕事があってグランプリ本戦には出ていないという地元勢の伊藤。「今日はたまたま休みになったので、車で1時間ほどかけて来ました」とのこと。
対するは「ドラコ爆発」(参考:「Kai Buddeもドラコだと思ってた」前編 後編)などで有名な古豪、八朔。
八朔 人平
ブログやかなりクオリティの高い対戦動画などを精力的に更新しており、京都近辺のコミュニティリーダー的な存在だ。
八朔がエスパーミッドレンジ、伊藤がナヤミッドレンジというマッチアップである。
Game 1
《森の女人像》スタートの伊藤に対し八朔が《群れネズミ》を送り出すと、伊藤、これが処理できない。「占術」土地を挟んで4ターン目に《世界を喰らう者、ポルクラノス》を出すが、即座に《拘留の宝球》され、増殖したネズミによる4点クロックを作られてしまう。
伊藤 雅大
なお悪いことに、4マナで止まってしまった伊藤。今度こそとばかりに2体目の《世界を喰らう者、ポルクラノス》を出すが、これも《究極の価格》されてしまい、残りライフは8。
ようやく引き込んだ5マナ目、《聖なる鋳造所》をアンタップインして《テューンの大天使》をプレイするが。
2枚目の《究極の価格》を合わせられて勝負あり。
八朔 1-0 伊藤
Game 2
伊藤の《復活の声》に対して八朔がまたしても《群れネズミ》スタート。そして伊藤、これを駆除することができず、1ゲーム目の悪夢が再来してしまう。
これを見て早速ネズミ工場の増産体制に入った八朔。伊藤も《クルフィックスの狩猟者》、2体目の《復活の声》と出して守りを固めるが、八朔の《群れネズミ》がどこまでも止まらない。もはや《嵐の息吹のドラゴン》までもブロッカーとして召喚せざるをえない事態だというのに、これは一瞬で《破滅の刃》されてしまう。
ブロックしてもブロックしても減らないネズミを前に、ジリ貧となった伊藤。
やがて《群れネズミ》の齧り残しを、八朔の《幽霊議員オブゼダート》が過不足なく吸い取った。
八朔 2-0 伊藤