熊猫杯レガシーRound 6: 角谷 隆幸(愛知) vs. 宗石 英明(東京)

晴れる屋

By Kazuya Hirabayashi


宗石 「かつてのレガシー選手権で当たったような気がする・・・」

角谷 「そういわれればそうだった気も」

広いようで狭いレガシー業界、当たったことがあっても不思議ではないか。


宗石 「いやこういう会話もたぶん拾われちゃうんですよ(笑)」

こっちにまで飛び火キター。


あがり症だから勝っても負けても2-0で終わりたいとぼやく角谷、はたしてその望みは叶うのだろうか?

 
Game 1

ゲームは後手の宗石がダブルマリガン。

角谷が《樹木茂る山麓》フェッチ、《Volcanic Island》から《渋面の溶岩使い》を呼び出すキックオフ。
フェッチを並べ動かない宗石に早くも《稲妻》

バーン系アグロを彷彿とさせるゲームスタートだ。
これを宗石は《呪文貫き》

角谷は構わず《溶岩の撃ち込み》
これにはさすがに宗石の顔色が変わる。




宗石 英明



やはりバーンデッキ。
ダブルマリガンからリカバリーする時間はあるのか、無いのか。


とてもライフを払うわけにはいかない《ギタクシア派の調査》が角谷の手札を暴く。

《渦まく知識》
《瞬唱の魔道士》
《火炎破》
《焼尽の猛火》

しかしこの手札を見ても宗石は《思案》で手札を整えることしか出来ない。


《瞬唱の魔道士》から導かれる《稲妻》《目くらまし》するものの、《瞬唱の魔道士》の攻撃が通り、《稲妻》《渋面の溶岩使い》能力起動で完全に射程圏内。


もはや宗石に出来たことは《真の名の宿敵》を出すことだけ。


何とか《発展の代価》《Force of Will》するのみで、予定されていた《火炎破》に焼き尽くされた。


角谷 1-0 宗石



Game 2

今度は無事ゲームを始めることが出来た宗石。

お互い土地を並べるゆっくりしたゲームから立ち上がり、先取された宗石がターン終了時に《渦まく知識》、第3ターンに《石鍛冶の神秘家》《殴打頭蓋》サーチ)をプレイするところからゲームが始まる。


まずは、といった感じで角谷がフェッチ経由の《焼尽の猛火》を使うと、ここに宗石が《目くらまし》

メインに入り《Chain Lightning》《石鍛冶の神秘家》に撃てば、続くは《狼狽の嵐》
角谷は《石鍛冶の神秘家》を処理することが出来ない。


《石鍛冶の神秘家》を処理できないなら《殴打頭蓋》に対応するまでだ。

と思ったかどうかは定かでないが、角谷はさらなる一手として《罠の橋》を。

だがここには宗石が《呪文貫き》
角谷が《渦まく知識》を使っても対応策は無し。


ついに《殴打頭蓋》が現れる。

殴打頭蓋



さらには《火と氷の剣》もプレイされ・・・・


苦しい角谷、3枚目の《渦まく知識》を。

《殴打頭蓋》の細菌トークンへ《火炎破》、そして《発展の代価》2枚を叩き付けて一度に16点の大打撃!


が、宗石の残りライフ6点。
近くて遠い残り6点。


手札に《Chain Lightning》はあったものの肝心のマナが無い。
だからやむなく《殴打頭蓋》を無力化してみた、のだが。


宗石は《殴打頭蓋》を装備するための5マナ目を持っていた。

《火と氷の剣》《殴打頭蓋》を背負った怪物、7/8、絆魂、警戒《石鍛冶の神秘家》が角谷の希望を奪っていった。


角谷 1-1 宗石


Game3

ここに来て流れが変わったか?
先手の角谷がマリガン。

そして二本目同様、動けない角谷と攻める宗石というゲームが展開されることになった。


まずは2ターン目、宗石が《秘密を掘り下げる者》

これを角谷が《Chain Lightning》で弾き、宗石は《石鍛冶の神秘家》を続ける。
そして角谷の対応が・・・無い。





角谷 隆幸



かろうじて角谷は《石鍛冶の神秘家》から《殴打頭蓋》がプレイされるのに《粉々》を合わせようとするのだが、ここには宗石《Force of Will》《狼狽の嵐》をコスト)。

宗石はもはや《稲妻》《石鍛冶の神秘家》に放つことしか出来ず・・・・


角谷 1-2 宗石