さあいよいよの正念場。
勝てば確定でベスト8、だが負ければそこで終わり。
6-1ラインでもまだ確定していない。
人が集まればそれだけ過酷になる、それが予選最終ラウンドだ。
Game 1
早速第1ターンからゲームが大きく動く。
佐藤が《Tundra》から《秘密を掘り下げる者》をプレイすると。盛下は早くも《Force of Will》(《目くらまし》をコストに)。
盛下 瑞樹 |
ここから佐藤は第2ターン《石鍛冶の神秘家》。
だがここに盛下は動かない。
もちろん《石鍛冶の神秘家》が持ってくるのは「定番」《殴打頭蓋》。
まあそれはいい。《石鍛冶の神秘家》が《殴打頭蓋》を持ってくる。
そんなことはこの場に居ない誰にだって分かることで、それは内容として大事なことじゃあない。
では《秘密を掘り下げる者》を《Force of Will》した盛下のデッキは一体何だ・・・・?
それは次なる盛下のランドセットで明かされる。
《魂の洞窟》、指定はマーフォーク。
そう、マーフォークだ。
《Force of Will》は地上戦なら負けないという気概か。
《銀エラの達人》が盛下の戦場に現れる。
(《真珠三叉矛の達人》を公開)
公開したままの《真珠三叉矛の達人》を合わせ、暴力兵器である《殴打頭蓋》と真っ向勝負の構えだ。
佐藤 秋彦 |
《梅澤の十手》。
この危険すぎるカードの前に《真珠三叉矛の達人》がその身を散らす。
明らかにゲームの終焉は近い。
そう思えたものの、盛下は《真の名の宿敵》を呼び出す。
そう、マーフォークといえば《真の名の宿敵》。
これにより実質的に《殴打頭蓋》を無効化し、《幻影の像》により攻撃態勢をも整える。
そう、地上戦線をシャットアウト出来たかのように見えたのだが。
航空戦力になり得る《秘密を掘り下げる者》を、必死の《Force of Will》した盛下の眼前に現れたのはやはり白い悪魔だった。
佐藤が《真の名の宿敵》殺しの《火と氷の剣》を持ち出すと、さすがの盛下も一本目を諦めざるを得なくなってしまう。
盛下 0-1 佐藤
ゲームを取った佐藤はここで盛下にIDを提案。
元々佐藤は無敗一分け。
ID出来ればベスト8入りが確定するわけで、勝とうが分けようが全く変わらない。
盛下としてもオポ次第ではあるものの可能性は残るため、悩みつつも・・・・IDを選択。
どうせ一本落としているなら運に賭けてみよう、盛下がそんな心持ちだったかどうかは定かではないが、いずれにせよこのマッチングはIDという結末を迎えることとなった。
盛下 ID 佐藤
なお、IDを選んだ盛下だったが、わずか数%差のオポネント・マッチ・ウィンパーセンテージに泣かされて9位。
残念ながら決勝ラウンドに進むことは叶わなかった。