序盤

タップ状態で戦場に出る《行き届いた書庫》や《不穏な投錨地》を早めに置き、2ターン目から円滑に動けるマナベースの構築を目指しましょう。

相手のクリーチャーは《全損事故》や《失せろ》でテンポ良く対処し、ライフを高水準でキープします。《失せろ》はエンチャントとプレインズウォーカーも対象にとれるため、相手のデッキに合わせて選択しましょう。

《喝破》や《方程式の改変》はさきほどの除去呪文とは対照的に、クリーチャー以外のカードを狙い撃ちたいスペルです。特に《亭主の才能》や《ウラブラスクの溶鉱炉》、各種プレインズウォーカーはその最たる例といえるでしょう。

中盤

クリーチャーが並んだところへ全体除去をプレイし、ゲームの掌握にかかります。《一時的封鎖》と《審判の日》を使い分けていきましょう。《心火の英雄》のような死亡時の誘発型能力を対処するには追放する《一時的封鎖》が適切です。

ゲーム展開がスローダウンしてきたら攻勢へ転じる準備時間です。《跳ねる春、ベーザ》で強引に主導権を握るも良し、《食糧補充》でカードを引き増し、ゲームを決定づけるカードをそろえましょう。

終盤

相手の脅威が途切れてきたら、いよいよ攻守の入れ替わる時間です。クリーチャー化した《ミストムーアの大主》でライフを一気につめていきましょう。攻撃時にトークンを生成してくれるため、攻防一体の存在として活躍します。

相手のデッキにクリーチャー除去が多く採用されていたり、中～長期戦の場合は《完成化した精神、ジェイス》の[-X]でライブラリーアウトを狙いましょう。複数枚の《完成化した精神、ジェイス》を連打し、相手のデッキを枯渇させます。

もしフィニッシャーが引き込めない場合は、戦場へ出ている土地カードへと目を移してみましょう。《不穏な投錨地》はライフを攻めながら地図・トークンを生成するため、ドローの質の向上が図れます。着実にライフを詰めつつ、上記のフィニッシャーなど引き込むのに役立ちます。

ほかの起動型能力付きの土地カードを含めて、無駄のない構築こそがアゾリウスコントロールの強みなのです。