宗石 「かつてのレガシー選手権で当たったような気がする・・・」
角谷 「そういわれればそうだった気も」
広いようで狭いレガシー業界、当たったことがあっても不思議ではないか。
宗石 「いやこういう会話もたぶん拾われちゃうんですよ(笑)」
こっちにまで飛び火キター。
あがり症だから勝っても負けても2-0で終わりたいとぼやく角谷、はたしてその望みは叶うのだろうか?
Game 1
ゲームは後手の宗石がダブルマリガン。
角谷が《樹木茂る山麓》フェッチ、《Volcanic Island》から《渋面の溶岩使い》を呼び出すキックオフ。
フェッチを並べ動かない宗石に早くも《稲妻》。
バーン系アグロを彷彿とさせるゲームスタートだ。
これを宗石は《呪文貫き》。
角谷は構わず《溶岩の撃ち込み》。
これにはさすがに宗石の顔色が変わる。
宗石 英明
やはりバーンデッキ。
ダブルマリガンからリカバリーする時間はあるのか、無いのか。
とてもライフを払うわけにはいかない《ギタクシア派の調査》が角谷の手札を暴く。
《渦まく知識》
《瞬唱の魔道士》
《火炎破》
《焼尽の猛火》
しかしこの手札を見ても宗石は《思案》で手札を整えることしか出来ない。
《瞬唱の魔道士》から導かれる《稲妻》は《目くらまし》するものの、《瞬唱の魔道士》の攻撃が通り、《稲妻》《渋面の溶岩使い》能力起動で完全に射程圏内。
もはや宗石に出来たことは《真の名の宿敵》を出すことだけ。
何とか《発展の代価》を《Force of Will》するのみで、予定されていた《火炎破》に焼き尽くされた。
角谷 1-0 宗石
Game 2
今度は無事ゲームを始めることが出来た宗石。
お互い土地を並べるゆっくりしたゲームから立ち上がり、先取された宗石がターン終了時に《渦まく知識》、第3ターンに《石鍛冶の神秘家》(《殴打頭蓋》サーチ)をプレイするところからゲームが始まる。
まずは、といった感じで角谷がフェッチ経由の《焼尽の猛火》を使うと、ここに宗石が《目くらまし》。
メインに入り《Chain Lightning》を《石鍛冶の神秘家》に撃てば、続くは《狼狽の嵐》。
角谷は《石鍛冶の神秘家》を処理することが出来ない。
《石鍛冶の神秘家》を処理できないなら《殴打頭蓋》に対応するまでだ。
と思ったかどうかは定かでないが、角谷はさらなる一手として《罠の橋》を。
だがここには宗石が《呪文貫き》。
角谷が《渦まく知識》を使っても対応策は無し。
ついに《殴打頭蓋》が現れる。
さらには《火と氷の剣》もプレイされ・・・・
苦しい角谷、3枚目の《渦まく知識》を。
《殴打頭蓋》の細菌トークンへ《火炎破》、そして《発展の代価》2枚を叩き付けて一度に16点の大打撃!
が、宗石の残りライフ6点。
近くて遠い残り6点。
手札に《Chain Lightning》はあったものの肝心のマナが無い。
だからやむなく《殴打頭蓋》を無力化してみた、のだが。
宗石は《殴打頭蓋》を装備するための5マナ目を持っていた。
《火と氷の剣》《殴打頭蓋》を背負った怪物、7/8、絆魂、警戒の《石鍛冶の神秘家》が角谷の希望を奪っていった。
角谷 1-1 宗石
Game3
ここに来て流れが変わったか?
先手の角谷がマリガン。
そして二本目同様、動けない角谷と攻める宗石というゲームが展開されることになった。
まずは2ターン目、宗石が《秘密を掘り下げる者》。
これを角谷が《Chain Lightning》で弾き、宗石は《石鍛冶の神秘家》を続ける。
そして角谷の対応が・・・無い。
角谷 隆幸
かろうじて角谷は《石鍛冶の神秘家》から《殴打頭蓋》がプレイされるのに《粉々》を合わせようとするのだが、ここには宗石《Force of Will》(《狼狽の嵐》をコスト)。
宗石はもはや《稲妻》を《石鍛冶の神秘家》に放つことしか出来ず・・・・
角谷 1-2 宗石