『マジック・オリジン』晴れる屋先行プレビューカード<進化の飛躍>公開!

晴れる屋メディアチーム


By Atsushi Ito


 緑の2マナエンチャントというと、強力なカードばかりが思い浮かぶ。


適者生存ドルイドの誓い森の知恵


 また、クリーチャーを生け贄に捧げて別のクリーチャーに変換するカードはオーバーパワーと相場が決まっている。


 
出産の殻自然の秩序



 つまり、これらの特徴を両方持っているカードがあったならば。

 それすなわち最強ということだ。






 というわけで早速だが、2015年7月17日(金)発売の新製品『マジック・オリジン』より、晴れる屋が独占先行プレビューでお届けするプレビューカードはこちらだ。








進化の飛躍/Evolutionary Leap

(1)(緑) エンチャント

(緑)、クリーチャーを1体生け贄に捧げる:あなたのライブラリーの一番上から、クリーチャー・カードが公開されるまでカードを公開する。そのカードをあなたの手札に加え、残りをあなたのライブラリーの一番下に無作為の順番で置く。


{1}{G} Enchantment

{G}, Sacrifice a creature: Reveal cards from the top of your library until you reveal a creature card. Put that card into your hand and the rest on the bottom of your library in a random order.



 うおおおおおおおお!!!



 ……お?




 「……カードを公開する。そのカードをあなたの手札に加え、残りをあなたのライブラリーの一番下に……」




 「そのカードをあなたの手札に加え」




 「手札に」













 ……だが、諦めるにはまだ早い。

 ウィザーズが満を持して送り出した緑2マナエンチャントなのだから、きっと悪用する方法があるはずだ。

 というわけで、せっかくなのでこのカードの利用法を考えてみよう。





■ サーチカード・アプローチ


 まず単純に考えて、デッキにクリーチャーカードを1枚だけにして、コンボパーツのクリーチャーをサーチする手段として活用するという使い道が考えられる。


カルニの庭野生呼び


 《カルニの庭》《野生呼び》のような、非クリーチャーでありながらクリーチャーを呼び出すカードと組み合わせれば、《変身》さながらに好きなクリーチャーを「手札に」加えることが可能となるのだ。

 ただし、手札に加えてそこから何をどうするのかは不明だ。




■ アドバンテージ・アプローチ


 また、トークンを生み出すカードや《台所の嫌がらせ屋》といったカードと組み合わせて、普通にアドバンテージ製造機として運用するというのも捨てがたい。


巣の侵略者復活の声台所の嫌がらせ屋


 そういったカードをナチュラルに数多く搭載している、モダンの【アナフェンザカンパニー】に入れてみても面白いかもしれない。



墓所這い恐血鬼


 あるいは、《墓所這い》《恐血鬼》と組み合わせれば、ものすごいアドバンテージが得られそうだ。

 ただ、《出産の殻》を思い出すと悲しくなってくる。




■ コンボ・アプローチ


 
炎樹族の使者クウィリーオンの歩哨



 一体何が起こるというのか……?(答:何も起こらない)




 私程度の構築力ではなかなかうまい使い方が思いつかなかったが、軽く考えてみただけでもこのように様々なアプローチが考えられる<進化の飛躍/Evolutionary Leap>。

 しかも、今後発表される『マジック・オリジン』のカード、さらには『戦乱のゼンディカー』のカードにより新たな組み合わせが生まれるかもしれない。どんなデッキが組まれるのか、今から楽しみだ。





 さて、いかがだっただろうか。

 『マジック・オリジン』は2015年7月17日(金)発売だ。

 7月11-12日()には晴れる屋トーナメントセンターでプレリリースも開催される。

 『マジック・オリジン』で、あなたも飛躍したデッキを組んでみませんか?



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