どもども。
【はま屋】のはまさんこと金川です。
いよいよ今週に迫った【GP神戸】ですが、土曜日に外せない予定があり、不参加の予定です。
国内GPに参加できないなんて……っ!
まぁ出れないものは出れないので、それなら出れるGPに出よう!ってことでアメリカはアトランタで開催された【GPアトランタ】に参加してきました。
結果から言うと6-2-1で初日落ち!
ざんねん!
会場の様子等は【トモハルさんの記事】を見てもらうとして、今回はシールドデッキの構築の様子を中心にお話していきます。(シールドしかやってないんでね!)
来年にはリミテッドのGPとしてGP名古屋も開催されます。
『戦乱のゼンディカー』に加え『ゲートウォッチの誓い』が加わりまた違った環境になるかとは思いますが、何かしらの役に立てればと思います。
今回のGPでもらったプールはこちら。
僕のこの環境のシールドのポイントは3つ。
・飛行への対処が出来るか
・相手のレア・ボムへの対処が出来るか
・勝ち筋があるか
・相手のレア・ボムへの対処が出来るか
・勝ち筋があるか
個々の説明は省きますが、一部の例外(上陸・同盟者)を除き、基本的に遅い環境であり、後手を選択するプレイヤーも結構います。(実際今回半分ぐらい後手を選択されました。)
遅い環境になるとどうなるかというと、
・地上は膠着しやすく、回避能力もちが強くなりやすい
・ボムを引く確率が高くなり、対処されなかったボムでの決着が多い
・フラッド受けのカード(発動者なりエルドラージ)が強くなる
・ボムを引く確率が高くなり、対処されなかったボムでの決着が多い
・フラッド受けのカード(発動者なりエルドラージ)が強くなる
で、これらから逆算的に上のポイントを構築時に考えて構築しています。
実際のデッキ構築ですが、まずレアを見て、《オラン=リーフのハイドラ》《息詰まる忌まわしきもの》《苦い真理》があったので、黒緑ベースのデッキ構築を目指しました。
が、駄目……っ!
プールを見ていただけるとわかりますが、マナ域が3と4に固まっている上に強い呪文が少なく、そもそも緑のカードが少なすぎっ!
△ 飛行への対処
× ボムへの対処
△ 勝ち筋
トータル:40点
× ボムへの対処
△ 勝ち筋
トータル:40点
さっきのポイントでいうとこんな感じでしょうか。
デッキになる気配を見せなかったので早々に別の道を模索します。
次に目をつけたのはコモン飛行生物が各2枚ずついる白でした。
除去も《ギデオンの叱責》、《停滞の罠》、《乱動の報復》と粒ぞろい。
古くからの王道である、地上を止めて空から殴るをコンセプトに青白デッキを組んでみることに。
青も白もカード枚数はそこそこあり、少なくとも最初の黒緑よりは全然デッキになりそうということで、このデッキを中心に考えることに。
レア土地である《乱脈な気孔》もあったため、《完全無視》を入れ、ついでに《ぬかるみの敵意》を入れてデッキ完成。
出来たデッキがこちら。
GP初日終わってすぐの解説動画がこちら。
○ 飛行への対処
△ ボムへの対処
△ 勝ち筋
トータル:60点
△ ボムへの対処
△ 勝ち筋
トータル:60点
結局のところ、こっちにボムと言えるカードがなく飛行およびコモンエルドラージに頼っているデッキであるため、相手にとっても対処しやすいデッキとなってしまいました。
実際そこまで強くないのは構築時にもわかっていたので、空き時間にせっせとサイドプランを考えていました。
よくサイド後に変更していたのが下記の2タイプ。
(1).白緑タッチ黒
メインデッキとして選択した青白より、《オラン=リーフのハイドラ》の分勝ち筋が増え、緑ベースとすることで多色化の事故リスクが減りより強いデッキである感触があったため、ほとんどの場合このデッキに変更していました。
デッキ構築時には黒緑を諦めた時点で緑はカードが少ないからという理由であまり他の選択肢を考えておらず、このデッキにたどり着けませんでした。
そこまで強いデッキではありませんが、青白を60点とするなら65点か70点ぐらいはあるかなと言った感じでしょうか。実際結構強かったです。
(2).赤黒欠食
相手が後手を選んでくるデッキの場合、大体この形にしてました。
《タイタンの存在》を一番うまく使え、膠着したとしても《棘撃ちドローン》などで直接ライフを狙え、長期戦を狙ってくるデッキに強く使うことが出来ました。
こんな感じでカードプールの使えるカードを使えるだけ使ってラウンドの合間は、サイドボードのカードを色毎に分けなおし、基本地形をそれぞれ整理し、相手によって最適なデッキを作れるようにしたりと総力戦で挑んでいました。
で、前述の通り初日最終戦負けての6-2-1で初日落ち!
ざんねん!
BYE明けの緒戦で、赤黒欠色ビートWith《とどろく雷鳴》に一瞬で負け。
R6で引き分け。
そしてバブルのR9でレア満載のナヤ同盟者に《待ち伏せ隊長、ムンダ》→《古参の戦導者》→《毅然たる刃の達人》と動かれ圧敗。
R6で延長ターンに受けの選択肢を選んでしまって引き分けてしまったのが若干悔やまれます。
初日に限って言えば引き分けも負けとほぼ同意義なので、勝つための選択肢だけを考えるべきだったかなーと。
あと最終戦は相手のデッキが良く出来た同盟者デッキだったので、1-1で迎えた最終戦・後手で通常であれば白緑タッチ黒に変更するところですが除去が1枚でも多いカラーということで赤黒を選択しました。
結論から言うと、上記のブン周りでどうしようもなかった気もしますが、白緑タッチ黒のほうが「受け」という点で勝っており、若干ミスったなーと。
そんなこんなでミスもありつつの妥当な成績でした。
冒頭にも書きましたが【GP神戸】は不参加のため、この悔しさと経験は次回のGP名古屋で生かしたいと思います。
【GP神戸】の本戦は不参加ですが、日曜日には顔を出す予定なので、会場で見かけたら冷やかしてください。
ではでは~
はまさん
この記事内で掲載されたカード
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