準決勝: 佐藤 慎也(東京) vs. 大久保 雄輝(神奈川)

晴れる屋

晴れる屋

By Daisuke Kawasaki


 8回戦のスイスラウンドという長丁場を戦い抜き、準決勝を戦うことが許されるプレイヤーは245人中たったの4名。

 そのうちの二人がここで対戦することとなった。

 一人は、黒青緑のグッドスタッフ「チームアメリカ」を使用する佐藤。

 対するは、最近のレガシー回のコンボデッキのトレンドである《実物提示教育》《引き裂かれし永劫、エムラクール》を戦場に出すデッキを使用する大久保だ。

 16枚のデュアルランドと、第1回Eternal Festival Tokyo優勝という栄冠を得るために、決勝戦への権利を獲得できるのはどちらのプレイヤーか。



Game 1

 1ターン目の《思案》で、《実物提示教育》をキャストするのに必要なもう1枚の土地を求める大久保。対して、佐藤は《Underground Sea》から《思考囲い》を使用する。
 
 この《思考囲い》《Force of Will》した大久保の次のトップデックが、《Volcanic Island》
 

 《水蓮の花びら》とあわせて3マナ確保しキャストした《実物提示教育》がカウンターされず、《引き裂かれし永劫、エムラクール》が戦場に登場してしまう。
 
 対して佐藤が《実物提示教育》で戦場にだしたカードは《墓忍び》。ここで《引き裂かれし永劫、エムラクール》に対応できるカードがない佐藤は、自身の3ターン目を迎えることなく土地を片付けた。
 
 
大久保 1-0 佐藤



Game 2

 先手1ターン目の《思考囲い》《Force of Will》するか考えた後に、通す。
 
 ここで《渦まく知識》《Force of Will》《翻弄する魔道士》《目くらまし》《Volcanic Island》2枚と《沸騰する小湖》という手札から、《Force of Will》をディスカードさせた佐藤。
 
 大久保は《沸騰する小湖》《島》をフェッチしてターンを返す。対する佐藤も、《Underground Sea》をセットしてターン終了と、静かなゲーム展開となる。
 
 大久保のターンエンドに《渦まく知識》で手札を調整した佐藤は、続いて《不毛の大地》をセットし、1マナ余らせた状態で《Hymn to Tourach》を使用。これに対応して《渦まく知識》を使用した佐藤だったが、有効カードはなく、《実物提示教育》《直観》を山札に戻して手札破壊から守る。
 
 ランダムにディスカードさせられたカードは《翻弄する魔道士》《古えの墳墓》。さらに《不毛の大地》《Volcanic Island》を破壊され大久保はかなり厳しい状態へと追い込まれる。
 
 2枚目の《Hymn to Tourach》が決定打として大久保のリソースを削り、ランダムに《翻弄する魔道士》の2枚目と《Volcanic Island》がディスカードさせられてしまう。
 
 これで3枚目の土地が無い大久保。その上で佐藤は《不毛の大地》をコントロールしているわけで、トップデックにかけるのだが、ひいてくるカードは3マナ以上のカードばかりだ。
 
 とはいえ、《引き裂かれし永劫、エムラクール》を引き当てたことで、コンボのパーツはそろった大久保。逆に、3枚目の土地だけを待つ状態となった。
 
 だが、その《引き裂かれし永劫、エムラクール》《ヴェンディリオン三人衆》によって山札の一番下に送り込まれてしまう。代わりに引き当てたのは《騙し討ち》
 
 さらに《タルモゴイフ》が並び、終息に向けて時間が急速に集束してしまい、3枚目の土地をひくことが出来ないまま大久保は投了した。
 
 
大久保 1-1 佐藤



Game 3

 マリガン後に、マナソースに不安の残る初手をキープした大久保。
 
 佐藤の1ターン目の《思考囲い》《呪文貫き》でカウンターし、さらに、2ターン目に2枚目の土地を引き当てることに成功、さらに《Hymn to Tourach》《目くらまし》する。
 
 だが、この《目くらまし》には《Force of Will》《騙し討ち》《島》がランダムディスカードされる。

> ここで土地を引けなかった大久保だが、代わりにひいた《Force of Will》《タルモゴイフ》をカウンターすることに成功する。続いて《島》をひいた大久保ではあったが、《Hymn to Tourach》ですべての手札を失ってしまう。

 《裏切り者の都》を置き、4マナを確保したが、ついに《タルモゴイフ》が登場。これで残り時間が制限されてしまう。
 
 ここでのトップデックが《騙し討ち》。これをキャストした大久保だったが、返しで佐藤も3枚目の土地を引き、《破滅的な行為》をキャストする。
 
大久保 「厳しいなぁ」

 4枚目の土地を引けなかった佐藤だが、《思案》をキャストした上で、《破滅的な行為》をX=0でプレイし、《タルモゴイフ》のパワーを5に。この攻撃で大久保のライフを4にする。
 
大久保 「ここでひけないと負けか……」

 大久保は、ドローしたカードをみると、静かに投了した。
 
 そして、次のドローは《引き裂かれし永劫、エムラクール》


大久保 1-2 佐藤