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ども、久々登場なトモハルです!
グランプリ、プロツアーの海外連戦から帰ってきて子守り留守番しながらこれを書いてます。
僕も大好きな成田市のキャラクター【うなりくん】ですが、DVDで曲のMVエンドレスリピートされるとさすがにキツイw
こんなときは集中力を鍛えるトレーニングだと思うしかないですねw
では、【グランプリ・メキシコシティ2016】のレポートです。
メキシコという国でのGP参戦はこれで2回目。1回目はユクヒロ (行弘 賢) がトップ4になったスタンダードの【グランプリ・グアダラハラ】で、3人とも同じデッキだったのにナカシュー (中村 修平) と僕は仲良く初日落ちだった苦い思い出があります。
そして今回はリミテッド。
現地の傾向が分からないのは怖いですが、単純に定員800人で小規模確定だったし、準備が難しい『ゲートウォッチの誓い』発売一週間後なら相対的に有利だろうってことで【グランプリ・名古屋2016】より優先しました。
ちなみにウィザーズ社支給のプロツアー旅券に15,000円プラスするだけで旅程に加えることができたので、名古屋への新幹線往復より安かったです♪
そのままプロツアーに行くアジア、オセアニアの仲間と一緒にデカい部屋借りたので滞在費も経済的♪
木曜に現地入りし、金曜夜までで4回ドラフトして、試し足りないものを試すこと優先でドラフトしたものの2-1、3-0、2-1、2-1で良い感じ☆
プロツアー参加者相手にこれならいけそうだと感じました^^
猛者が集った【Hareruya Prosの合宿】が効いてます!
ドラフトの合間や寝る前なんかにシールドも3回やり、基本的には除去とパワーカード振り絞って後手を取るが、組めるならきれいなビートで先手もありな比較的テンプレ環境だということを再確認しつつ本番へ。
■ 初日シールド
9 《平地》 6 《山》 1 《荒地》 1 《進化する未開地》 -土地(17)- 1 《絶壁の見張り》 2 《コーの懲罰者》 2 《マキンディの飛空士》 1 《ザダの猛士》 1 《オンドゥの戦僧侶》 2 《コーの空登り》 1 《変位エルドラージ》 1 《アクームの炎探し》 2 《ゴブリンの自在駆け》 1 《怒りの具象化》 1 《探検の猛禽》 1 《ヴァラクートの暴君》 -クリーチャー(16)- |
1 《鑽火の輝き》 1 《戮力協心》 2 《抑圧的支配》 1 《巨岩投下》 1 《天使の贈り物》 1 《骨の鋸》 -呪文(7)- |
メインは他に選択肢がなく赤白ビート。
殴られてなんぼな《鑽火の輝き》は攻めるデッキだと微妙なので、たぶん《幽霊の歩哨》のほうが良かった。1枚組み間違い。
8 《平地》 7 《沼》 1 《荒地》 1 《進化する未開地》 1 《抵抗者の居住地》 -土地(18)- 2 《マキンディの飛空士》 1 《オンドゥの戦僧侶》 1 《永代巡礼者、アイリ》 1 《殺戮ドローン》 2 《コーの空登り》 1 《変位エルドラージ》 1 《コジレックの叫び手》 1 《ドラーナの使者》 1 《虚身呼び》 1 《岸壁安息所の吸血鬼》 1 《幽霊の歩哨》 1 《探検の猛禽》 1 《荒廃の双子》 -クリーチャー(15)- |
1 《鑽火の輝き》 1 《戮力協心》 2 《湧き上がる瘴気》 1 《忘却の一撃》 1 《ぬかるみの敵意》 1 《予見者のランタン》 -呪文(7)- |
サイドプランで《湧き上がる瘴気》が有効な相手にのみ使用可能な白黒コントロールも使いました。
(もう1色入れてこじらせちゃった感じのやつも序盤に使いましたが、マナこじらせて負けたあと冷静な検討の結果封印^^;)
そんな感じで初日の結果はトータル6-2-1。
《オンドゥの戦僧侶》で回復されまくっている長い1ゲーム目で細い勝ち筋を狙ってしまって早めに投了しなかったのが響き、3ゲーム目勝ってるマッチがギリギリ引き分けになってしまったのが痛かった。
GPルール変更前なら初日落ちのスコアだからラッキー気分な2日目進出。
人数的にトップ8ラインは2敗1分だと予想されていたので、ドラフト6-0なら残る!=充分楽しめるしプロツアーの練習になるからハッピー☆
ちなみにこのシチュエーションでは、現場での心持ちとしては6-0が必要と考えるのではなく、ドラフト3-0を2回すればいいと考えるようにしています。
1回目のドラフトと2回目のドラフトに関連性はあまりないので気を重くせず、身近な成功体験と重なるものを意識し集中するためです。
1回目は2回目やトップ8のためのメタ読みと練習を重視する……なんて余裕はありませんw
■ 2日目第1ドラフト
8 《森》 7 《島》 1 《抵抗者の居住地》 1 《崩壊する痕跡》 -土地(17)- 3 《忍び寄りドローン》 2 《空乗りのエルフ》 1 《オラン=リーフの発動者》 1 《次元潜入者》 1 《珊瑚兜の案内人》 2 《末裔招き》 2 《耕作ドローン》 2 《虚空を継ぐもの》 1 《網投げ蜘蛛》 1 《鞍背ラガーク》 1 《重力に逆らうもの》 1 《領地のベイロス》 1 《深水潜み》 -クリーチャー(19)- |
1 《氷の猛進》 1 《イトグモの蔦》 1 《模範提示》 1 《甲殻の外套》 -呪文(4)- |
3マナ以下15枚の滅多にお目にかかれなそうな青緑で3-0!
現環境ドラフトのステップ1である「テンポ」を最大現意識しつつ、素直な受けドラフトをした結果カードの出も噛み合い、すごいデッキができました。
■ 2日目第2ドラフト
9 《山》 7 《森》 1 《肥沃な茂み》 -土地(17)- 3 《ザダの猛士》 1 《マキンディの滑り駆け》 1 《命知らずの群勢》 1 《アクームの石覚まし》 1 《執拗な狩人》 1 《巡礼者の目》 1 《ヴァラクートの捕食者》 1 《タジュールの重鎮》 1 《攻性エルドラージ》 1 《無謀な奇襲隊》 3 《鞍背ラガーク》 1 《ムラーサのレインジャー》 1 《林の喧騒者》 1 《タジュールの獣使い》 -クリーチャー(18)- |
1 《イトグモの蔦》 2 《模範提示》 1 《確実な一撃》 1 《巨岩投下》 -呪文(5)- |
第1ドラフトのデッキには劣るものの、これまた強い軽量ビートで3-0!
トップ8をかけたスイス最終戦3ゲーム目、相手も強い赤白ビートで、守りを諦めて切り合いを選択。
最終的に《力強い跳躍》使用でのフィニッシュブローを、《イトグモの蔦》で到達+アンタップで絡め取っての勝利は劇的で嬉しかったです☆
ってことで、ドラフト6-0できてトップ8進出!
■ トップ8ドラフト
6 《山》 5 《沼》 2 《森》 1 《燻る湿地》 1 《肥沃な茂み》 1 《燃え殻の痩せ地》 1 《崩壊する痕跡》 1 《オラン=リーフの廃墟》 -土地(18)- 2 《コジレックの歩哨》 1 《淘汰ドローン》 4 《ヴァラクートの発動者》 2 《鞭打ちドローン》 1 《本質を蝕むもの》 2 《コジレックの大口》 1 《コジレックの組み換え》 1 《コジレックの先駆者》 -クリーチャー(14)- |
1 《異常な忍耐》 1 《ヴァラクートの涙》 1 《コジレックの帰還》 1 《忘却の一撃》 1 《終末の目撃》 2 《ニッサの裁き》 1 《荒廃の一掴み》 -呪文(8)- |
高得点カードが多い赤黒タッチ緑コントロール。
スイス7位だったので後手番+強豪揃いのトップ8だったので環境のステップ2、「テンポ意識がぶつかり合って固まったあとの勝ち筋」を強く意識した受けドラフト。
初手でベストアンコモンの《ニッサの裁き》から、赤黒のカードが回ってきた形。
《ヴァラクートの発動者》4枚は出過ぎにしても、正直良いデッキができたと感じてた。
そして……
決勝戦まで行ったものの、【グランプリマスターレース】を競っているFabrizio Anteriに惜しくも負けて2位!
振り返っての検討も、ベストでやれた結果で、単に優勝はまたの機会にキープとなりました^^
というわけで、最近増えたばかりの賞金5,000ドルとプロポイント6点ゲット☆
「初日通過ライン」と「賞金」、グランプリのルール変更の恩恵をダブルで得たグランプリでした。
実際この変更により、今までよりさらに海外グランプリに出やすくなったと感じています。プロポイントやタイトルが欲しい人はもちろん、強い相手との戦いをより多く求める人なんかも今が飛び出し時なんじゃないかなって思います。
中南米まで行くのがオススメかは怪しいですが、今年は北京、台湾、広州と、アジアGPでも比較的近いのが多いのでオススメです☆
参考: 【2016年GPスケジュール】
さて、今回の結果により【プロツアー『ゲートウォッチの誓い』】後のゴールドレベルが確定!
次のGPからは不戦勝3で参加出来ますし、【グランプリマスターレース】も再び首位☆
まだ先は長いですが、【シーズン当初の目標】通りグランプリ全部出ます!そして獲ります!
トモハル
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