■ プレイングの極み
※詳細は、【前回の記事】をご覧ください。
あなた (バントカンパニー) ライフ:14 戦場: (セットランド済み) 《ヤヴィマヤの沿岸》 (タップ) 《荒地》 (タップ) 《平地》 《森》 《梢の眺望》 《伐採地の滝》 《ヴリンの神童、ジェイス》 《森の代言者》 《不屈の追跡者》 (4/3) 《手掛かり・トークン》×2 手札:4枚 《ヤヴィマヤの沿岸》 《ヴリンの神童、ジェイス》 《森の代言者》 《巨森の予見者、ニッサ》 墓地: 《進化する未開地》 《ドロモカの命令》 《森の代言者》 |
対戦相手 (白緑トークン) ライフ:20 戦場: 《平地》 (タップ) 《平地》 (タップ) 《森》 (タップ) 《森》 (タップ) 《梢の眺望》 (タップ) 《大天使アヴァシン》 《ゼンディカーの同盟者、ギデオン》 《騎士・同盟者トークン》 《ニッサの誓い》 |
さて、答え合わせだ。
◆ 答え合わせ
1. 《ヴリンの神童、ジェイス》2枚目をプレイ
→既に場に出ている方を残し、レジェンドルールで2体目を墓地へ。
2. 《ヴリンの神童、ジェイス》起動(この際のドローは不要カードとする)
→《ヤヴィマヤの沿岸》を捨て、墓地が5枚なので変身。
3. 《束縛なきテレパス、ジェイス》の[-3]能力で
墓地の《ドロモカの命令》をプレイ。
→モードは《不屈の追跡者》に「+1/+1」カウンターを置き、
《森の代言者》と《大天使アヴァシン》が格闘。
4. 2体で《ゼンディカーの同盟者、ギデオン》に攻撃。
→格闘で4点ダメージを受けている《森の代言者》が相打ちになるが、
《ゼンディカーの同盟者、ギデオン》は破壊。
→既に場に出ている方を残し、レジェンドルールで2体目を墓地へ。
2. 《ヴリンの神童、ジェイス》起動(この際のドローは不要カードとする)
→《ヤヴィマヤの沿岸》を捨て、墓地が5枚なので変身。
3. 《束縛なきテレパス、ジェイス》の[-3]能力で
墓地の《ドロモカの命令》をプレイ。
→モードは《不屈の追跡者》に「+1/+1」カウンターを置き、
《森の代言者》と《大天使アヴァシン》が格闘。
4. 2体で《ゼンディカーの同盟者、ギデオン》に攻撃。
→格闘で4点ダメージを受けている《森の代言者》が相打ちになるが、
《ゼンディカーの同盟者、ギデオン》は破壊。
結果:自分の手札は《巨森の予見者、ニッサ》《森の代言者》とあり、
手がかりも残っているため十分立て直しが可能。
正しいプレイをしていたら、かなり有利な場だ。
だが私が実際に行ったプレイは以下。
次のアップキープに《浄化の天使、アヴァシン》が誘発し、《ヴリンの神童、ジェイス》を対処され、そのまま《大天使アヴァシン》を出されあっさり負け。
マジックはゲーム中に複数の選択肢があるからこそミスをする。今回のケースのように、手がかりや《森の代言者》など出来る行動があったからこそミスをした。
慣れ親しんだバントカンパニーでも、「ジェイスがいる場で2体目のジェイスを出す」というのは珍しいシチュエーションで、普段から「ジェイスを起動したら2枚目のジェイスを捨てる」という思い込みがあったためミスをした。
教訓:たとえ慣れたデッキであろうとミスはする!常にベストな選択肢を考えろ!
■ WMCQに向けて
さて、今週末はWMCQ(モダン)だ。先週の【モダン神挑戦者決定戦】で「発掘」が勝ったこともあり、なるべくメインから墓地対策を取れたうえで通常性能も高いカードを使いたい。
《先頭に立つもの、アナフェンザ》《聖遺の騎士》のクリーチャータイプは……人間!
他に強い人間を探していると《闇の腹心》も人間。サイドカードの《アラシンの僧侶》《オルゾフの司教》も人間。モダン神挑戦者決定戦でTOP8に残っていた「人間カンパニー」を黒バージョンにしてはどうだろうかと考えたデッキがこちら。
2 《平地》 2 《森》 4 《吹きさらしの荒野》 2 《新緑の地下墓地》 2 《湿地の干潟》 2 《寺院の庭》 4 《魂の洞窟》 1 《草むした墓》 1 《神無き祭殿》 1 《先祖の院、翁神社》 1 《永岩城》 1 《ボジューカの沼》 1 《ガヴォニーの居住区》 -土地 (24)- 4 《貴族の教主》 4 《教区の勇者》 4 《サリアの副官》 4 《闇の腹心》 4 《スレイベンの守護者、サリア》 4 《先頭に立つもの、アナフェンザ》 4 《聖遺の騎士》 -クリーチャー (28)- |
4 《流刑への道》 4 《集合した中隊》 -呪文 (8)- |
4 《虚空の力線》 3 《戦争の報い、禍汰奇》 3 《オルゾフの司教》 4 《潮の虚ろの漕ぎ手》 1 《幽霊街》 -サイドボード (15)- |
各色の強いカード、いわゆるグッドスタッフでデッキの形は成している。しかし何に有利かはっきりしない。
先日、「週刊デッキウォッチング」で紹介されていた「人間ラリー」にときめいたので、マナベースを考えてみる。
2 《平地》 1 《沼》 1 《森》 1 《湿った墓》 1 《草むした墓》 4 《吹きさらしの荒野》 4 《湿地の干潟》 1 《寺院の庭》 4 《魂の洞窟》 4 《剃刀境の茂み》 1 《神聖なる泉》 -土地 (24)- 4 《貴族の教主》 4 《教区の勇者》 4 《カルテルの貴種》 4 《サリアの副官》 4 《ヴリンの神童、ジェイス》 4 《ズーラポートの殺し屋》 4 《反射魔道士》 -クリーチャー (28)- |
4 《集合した中隊》 4 《先祖の結集》 -呪文 (8)- |
■ カード分布&マナベース
色 | カード分布 | マナベース |
白 | 20 | 16 |
青 | 8 | 10 |
黒 | 8 | 10 |
緑 | 8 | 15 |
1. 《魂の洞窟》を引いたら回るので、マナベースの計算からは抜いてある。
2. 白のカードが最も多いのでフェッチは平地関連に集中。
3. 《集合した中隊》《先祖の結集》は《魂の洞窟》マナが使えず、序盤で必要なマナも白緑。白緑で痛くない土地の《剃刀境の茂み》を追加。
ではまた
高橋優太
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