【第7期モダン神挑戦者決定戦】に参加してきました。
今回の開催で第7期を数える本大会ですが、個人としては初参加となります。前々から興味を示していたのですが、愛知からの遠征となる関係でなかなか都合がつかず、東京進出を機にようやく参加が叶いました。
■ デッキ選択
その記念すべき1発目のフォーマットはモダン。翌週の【WMCQ2016 東京予選】もモダンフォーマットなので、これを見据えた練習の一環でもあります。
モダンフォーマットに触れるのは約1年ぶり。ただ当時の総プレイ日数も1週間弱と経験が浅く、どのデッキを使っても付け焼刃になることは間違いない状態でした。
愛着のあるデッキも特にないので、直近のMOリーグで好成績を収めていた「Super Crazy Zoo」 (以下SCZ) で前日の【The Last Sun 2016予選】に試しに出場してみたところ、1-4ドロップの惨敗。「トリコロールコントロール」に3回マッチングしたのですが、絶望的なマッチアップだと感じました。
会場をうろついていると、それなりの数「トリコ」の使用者が見られたので、「SCZ」は選択肢から切ることに。勝手なイメージですが、日本人は「トリコ」好きな人多そうですね。
家に帰ってからデッキを考え直しましたが、「親和」や「エルフ」のように独特の手順を踏むデッキは今更回せる気がしませんし、「トロン」や「バーン」のように相手側のメタ意識・理解が必要な要経験デッキも厳しそうです。
今からでも間に合いそうなデッキということで、「ジャンド」にしました。
1:1交換を基調としたデザインかつ、ハンデスのおかげでそれほどわからん殺しに合うこともない親切設計。サイドボーディングはフィーリング、プランも特になし。弱いと感じたものを抜き、強そうと感じたものを入れます。
■ 当日
本戦の対戦結果は以下の通り。
ラウンド | 対戦デッキ | 勝敗 |
Round 1 | バーン | 〇×〇 |
Round 2 | グリクシスコントロール | 〇〇 |
Round 3 | マーフォーク | 〇〇 |
Round 4 | アイアンワークス (石井 泰介さん) | 〇×× |
Round 5 | 白単人間 | 〇〇 |
Round 6 | アドグレイス | 〇〇 |
Round 7 | アブザンカンパニー (行弘 賢さん) | ×〇〇 |
Round 8 | 白黒トークン | ×× |
Round 9 | Super Crazy Zoo | 〇×〇 |
7-2。
オポネントが高く、ここを勝てばIDで予選通過が見えるR8で2敗目。最終戦は勝利しますが、ボーダーは7-1-1で予選落ちの10位となりました。
R2の「アイアンワークス」戦は1ゲーム目を相手の事故で勝利するも、2ゲーム目3ゲーム目は綺麗に回られてあっという間に敗北。墓地対策はロクに取っていなかったので妥当な結果です。
R8の「白黒トークン」は「ジャンド」において非常に厳しいマッチアップで、手を尽くし接戦となりながらも、最後はハンデスカードのムダヅモが続いて敗北。
ハンデスがないと《幽体の行列》や《無形の美徳》に一瞬で押し切られてしまったりするのですが、長期戦化した結果、そのハンデス自身が腐ってしまう負け筋もあります。
あまりいい入れ替えができなかったと思うので、もうちょっと色んなサイドボーディングを試してみたいところですね。対戦機会が少ないデッキなので難しそうですが……。
■ 反省
この大会の【優勝デッキは「ドレッジ」】でした。自分含め墓地対策をきちんと取れているデッキが少なく、ベストなタイミングでの使用だと感じました。
「ジャンド」は自身もそれなりに墓地を使うデッキですが、自身に影響のない《虚無の呪文爆弾》《虚空の力線》あたりが必要だと感じています。
恐らく次に「ジャンド」をプレイする際は、《強情なベイロス》《最後のトロール、スラーン》《滅び》《塵への崩壊》を抜いて《虚無の呪文爆弾》と《神々の憤怒》を採用すると思います。
そのまま「ジャンド」を使うかはかなり怪しいところで、そこそこ勝ちはするものの優勝となるとあまりそのイメージが持てません。1週間みっちり勉強して、デッキ選択含め納得のいく答えを出せればと思います。
【WMCQ2016 東京予選】編に続く。
原根
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