やはり前評判通り白黒が最強なのか。
1stドラフトで3-0したのは渡辺のアブザン。
そしてこの2ndドラフトでも、3-0争いに食い込んだのは高橋のアブザンと中村のマルドゥ。どちらも白黒をベースとしたデッキだ。
はたして3-0するのはどちらの白黒か。
Game 1
初動は中村の《鱗の隊長》に対し高橋の《刃の隊長》という巡りあわせ。
これを《はじける破滅》してから《縁切られた先祖》を展開していく。
これに対して高橋は《刃の隊長》2体目を用意して防御の姿勢を見せるが、中村はさらに《雪花石の麒麟》を追加する。
しかし、そんな中村の優勢は長くは続かなかった。
《アブザンの戦旗》設置の1ターンを挟んで高橋がプレイしたのは、この環境でも屈指のボムの1枚である《砂塵破》!
高橋の《刃の隊長》を残して、中村の生物たちは綺麗に葬り去られてしまう。
それでも《まばゆい塁壁》を展開してリソースを取り戻す時間を稼ぎにいく中村だったが、高橋は攻撃して「強襲」の条件を満たすと、《機を見た軍族朋》で墓地にあった2体目の《刃の隊長》を場に戻し、さらに《マルドゥの軍族長》で戦士2体を用意するビッグイニング!
《血蠅の大群》にも構わずフルアタックし、一挙12点を入れた高橋がさらに《まばゆい塁壁》を追加すると、中村は獰猛すぎる戦士の群れにたまらず投了。
高橋 1-0 中村
Game 2
マリガンの中村に対し、高橋が《刃の隊長》から《マルドゥの軍族長》を「強襲」で出すと、中村は続くターンにたまらず《刃の隊長》を《必殺の一射》するが、さらに高橋は《機を見た軍族朋》の「強襲」で《刃の隊長》を即座に呼び戻す噛み合いを見せる。
さらに中村が《略奪者の戦利品》を設置することしかできずにターンを返すや否や、一挙12点アタックで中村のライフを一桁まで落とし込む。
中村も《マルドゥの魔除け》を「1/1先制攻撃トークン×2」のモードでプレイし、《刃の隊長》と《機を見た軍族朋》を一方的に討ち取ることに成功するのだが。
高橋が《大蛇の儀式》でブロッカーを排除し、中村のわずかなライフを刈り取ったのだった。
高橋 2-0 中村