《身代わり合成機》は今が旬!「アゾリウスアーティファクト」最強か!? -Just Nowスタンダード!vol.102-

晴れる屋メディアチーム

はじめに

環境の動きが激しすぎる!

毎週毎週、何かが変動しているスタンダード、みなさん追いついていますか?

追えていなくても大丈夫!今週も直近の変化をおさらいして、サクッと状況を把握していきましょう!

先週までのメタゲーム

喝破審判の日司書、ワン・シー・トン

先週は、「アゾリウスコントロール」の急増についてお伝えしました。

やや遅めになりつつあった環境で、ミッドレンジを全体除去で刈り取る動きが強く、その数が以前の倍以上に増えました。

驕慢な戦闘魔道士精鋭射手団の目立ちたがり渦泥の蟹

また、あの「イゼット果敢」も再びメタゲームに復帰しています。

速度に特化したこのデッキに追いつけるデッキはそうそうなく、今後のメタゲームの変化が気になる、そんな一週間の結果でした。

さて、こういった状況を踏まえ、今週は大型大会の結果を見ていきましょう!

大会結果

遠眼鏡のセイレーン永劫の好奇心悪夢滅ぼし、魁渡

参加者129名を制して優勝したのは、「ディミーアミッドレンジ」!

先週増えた「アゾリウスコントロール」にとても強いデッキで、それ以外にも数名が入賞しています。

ポジションの良さが結果に出た、といえるかもしれませんね。

空飛ぶ友だち、モモ身代わり合成機

それ以外には、久しぶりに名前を見かけたデッキが2つ。

2位の「アゾリウスモモ」は、「イゼット果敢」を追って再び登場したように見えます。

「アゾリウスアーティファクト」はトップ8に3名に入賞、さらに別の大会でも一気に数を増やしており、その激しい変化に注目したいところです。

悪夢滅ぼし、魁渡空飛ぶ友だち、モモ身代わり合成機

今週は、この3つのデッキを見ていきましょう。

「ディミーアミッドレンジ」についていくどか話題に出しているためデッキ概要は割愛して、主にメタゲームのポジションについてを見ていきます。

注目デッキ

ディミーアミッドレンジ

遠眼鏡のセイレーン悪夢のビーバー悪夢滅ぼし、魁渡

「ディミーアミッドレンジ」といえば飛行クロックからの「忍術」です。

しかし《遠眼鏡のセイレーン》は3枚に減っており、別の部分に比重が置かれ始めました。

分派の説教者フラッドピットの溺れさせワンダラス・ワスプ

今のトレンドは瞬速です。

《分派の説教者》のように盤面を重視したころもありましたが、今はコントロールやミッドレンジから飛んでくる、全体除去を意識した構成になっています。

ピナクルの星檻死人に口無し溶かし歩きの消散縫い目破り

コントロールが増えたことで、環境でのソーサリータイミングの動きが咎められやすくなっているのです。

全体除去以外でもソーサリータイミングの除去を環境で見かけるので、瞬速に寄せた副次効果として単体除去にも強くなりますね。

龍へと昇る者、サルカンアマリア・べナヴィデス・アギーレ

そうして動きをテンポ重視へと戻した「ディミーアミッドレンジ」は、現在かなり万能感あるポジションといえます。

晴れる屋のデータ上で使用率3%以上の苦手なデッキは、「ボロスドラゴン」「オルゾフライフゲイン」くらいです。

刻み群れ生体工学の専門家サッズのヒナチョコボ

逆に得意なデッキは環境でメジャーなデッキばかり。

「イゼットスペレメンタル」こそ互角ですが、「ジャンドサクリファイス」に「緑単上陸」という上位3つのデッキのうち2つを得意とします。

最近増えたコントロールを加えれば、有利な相手は全体の約25%!

悪夢滅ぼし、魁渡

「25%が得意で、苦手なデッキは8%」というデータを見ると、今のポジションの良さが浮き彫りになりますね。

全国のディミーア使いは、今こそ活躍のチャンスですよ!

おまけ:盤面重視型

デッキリストページ

スーペリア・スパイダーマン欺瞞ウルダロス・セオリクス

今大会12位の「ディミーアミッドレンジ」は、同じアーキタイプでもまったく異なるデッキです。

《欺瞞》や《ウルダロス・セオリクス》として《スーペリア・スパイダーマン》を唱え、コストパフォーマンスで有利に試合を進める盤面重視のミッドレンジでした。

理論家、ジェイス・ベレレン死人に口無し

世間の注目も高まってきているプレインズウォーカー《理論家、ジェイス・ベレレン》と全体除去というコントロールの動きも内包しており、ミッドレンジキラーなミッドレンジ、という印象です。

アゾリウスモモ

デッキリストページ

空飛ぶ友だち、モモ星原の番人養育するピクシー

《空飛ぶ友だち、モモ》から飛行クリーチャーを唱え続けることで、継続的なプレッシャーを与えるデッキです。

《星原の番人》から《養育するピクシー》を出すことで、手札を消費せずに2/2飛行を出せる動きが単体除去に強いという特徴があります。

空飛ぶ友だち、モモ大空の賢人精鋭射手団の目立ちたがり

前環境では《大空の賢人》を最速2ターン目にコピー込みで唱えることで、「イゼット果敢」を圧迫していました。

「イゼット果敢」が復活したことで、この強みが再び価値を持ち始めたようです。

噴出の稲妻輝晶の機械巨人

まだ使用率が低く情報が出そろっていないものの、前環境では「20点のライフを狙うデッキ」と「地上のミッドレンジ」に強いデッキとして活躍していました。

今回2位という結果を残したことで、使用率は上がってくるのではないでしょうか。今後の活躍にも期待できそうですね!

アゾリウスアーティファクト

デッキリストページ

構築物トークン構築物トークン構築物トークン

その日、スタンダード民は思い出した。

巨大構築物に盤面が埋め尽くされる恐怖を……

身代わり合成機再利用隔室団結の最前線

《身代わり合成機》で大量に巨大トークンを生成し、盤面を支配するデッキです。

キーカードに依存しているうえに2枚出すことでさらに出力が伸びるため、《再利用隔室》や《団結の最前線》を用いて、なんとしても《身代わり合成機》を探します。

刻み群れ悪夢滅ぼし、魁渡生体工学の専門家

このデッキで驚くべきは相性の良い相手の多さです。

5体を越える10/10トークン、なんてことも日常茶飯事なデッキであり、ミッドレンジとしてはたまったものではありません。

環境上位のデッキで、苦手なデッキはなし。もしや最強デッキか?

削剥解呪アンの氷山

思い返せば、最近のスタンダードで《身代わり合成機》に触れるカードを見た記憶がありません!

これなら《身代わり合成機》でやりたい放題!!

身代わり合成機

数が増えてしまうと対策されてしまうデッキでもあります。

しかし、現環境は使用率トップですら約10%、これだけデッキがばらけていれば、ピンポイントなメタカードは採用しづらいでしょう。

このデッキほど戦場を支配できるデッキはありません。今が旬の圧倒的なデッキです。

注目カード

《ピナクルの星檻》

ピナクルの星檻

「アゾリウスアーティファクト」「アゾリウスコントロール」が用いることで、環境に増えつつある全体除去です。

生体工学の専門家サックビル=バギンズ一家手掛かりトークン

特に「ジャンドサクリファイス」に対して効果的で、コンボパーツを巻き込んだうえでアーティファクト・トークンもまとめて対処できます。

削剥大渦の脈動

この現状が続けば、「ジャンドサクリファイス」側も黙ってはいないでしょう。

《削剥》《大渦の脈動》のような、置物対策がメイン採用されるようになるかもしれません。

《ピナクルの星檻》をめぐる戦いは、今後も注目していく必要がありそうです。

おわりに

悪夢滅ぼし、魁渡空飛ぶ友だち、モモ身代わり合成機

以上、今週の動きを詳しく見てみました。

生物主体のミッドレンジ時代から、徐々にアドバンテージ・置物主体の戦い方へと主要戦略が動き始めており、様々なデッキが対応と選択を迫られています。

一週間でがらりと雰囲気が変わるスタンダードはめまぐるしい!来週も楽しみですね!

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