統率者戦 の 装備品 【カードアーカイブ】

いってつ

(最終更新日:2021/10/28)

統率者戦の装備品

統率者戦カードアーカイブへようこそ。

このアーカイブではテーマに沿って統率者戦でのオススメカードを紹介します。

随時更新していきますので、新しく統率者戦デッキを作るとき、改良したいときにぜひ見返してみてください。

今回は装備品を広くご紹介します。

破壊耐性など

統率者や自分に有利な能力を持つクリーチャーを対戦相手に破壊されないように守る手段の一つに「破壊耐性」を与えるというものがあります。そもそも対象を取られないようにしたり、破壊不能を与えたり、様々な装備品があります。

稲妻のすね当て速足のブーツ

《稲妻のすね当て》は統率者戦で最も多く使われる装備品の一つでしょう。装備したクリーチャーに「速攻」「被覆」を与えます。自身が2マナ、装備にはマナがかからないという軽さがうれしいですね。

召喚酔いを無視することですぐに統率者の能力が活かせるのも魅力です。被覆を持つクリーチャーはどのプレイヤーも呪文や能力の対象に取ることができないため、単体除去では除去できません。自分も対象に取れなくなるため、装備品デッキの場合は「装備したいのに被覆をつけてしまったから装備できない!」なんてことが起きるかもしれません。他のクリーチャーに一旦《稲妻のすね当て》を移し替えれば問題ないのですが、そのすきに除去を当てられないように注意。

《速足のブーツ》は装備に1マナかかるものの、「被覆」ではなく「呪禁」を与えるため、装備品戦略とは相性良好です。

ナザーンの槌

《ナザーンの槌》は装備したクリーチャーに「破壊不能」を与えます。4マナと重めですが、《ナザーンの槌》が戦場に出ると自動的にクリーチャーに装備されます。さらに、他の装備品が戦場に出たときにも自動で張り付くので、装備品戦略にベストマッチの一枚と言えるでしょう。とはいえ、統率者戦には追放除去《剣を鍬に》、マイナス修正除去《毒の濁流》があるため油断できません。

ダークスティールの板金鎧

《ダークスティールの板金鎧》は装備したクリーチャーに「破壊不能」を与えます。《ダークスティールの板金鎧》自身も破壊不能を持っているのが強みで、「すね当ては僕が壊すから、あのクリーチャーは君が除去してよ」というあるあるな展開を避けることができます。

統率者の板金鎧

《統率者の板金鎧》は自分の統率者の固有色以外の色からのプロテクションを得ます。白赤デッキなら、黒・青・緑からのプロテクションになります。プロテクションは被覆などと異なり、ブロックされることも無くなるので戦闘面でも非常に有利になります。

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二色剣サイクル

2色からのプロテクションと、+2/+2修正、戦闘ダメージを与えたときに誘発する能力を持つ装備品サイクル。誘発する能力はそれぞれの色を意識したデザインになっています。デッキの戦略に合うものをどうぞ。

火と氷の剣

《火と氷の剣》は赤と青からのプロテクションを与える剣。誘発型能力が素晴らしく、対象1つに2点のダメージを与え、1枚のドローができます。小粒なシステムクリーチャーやマナクリーチャーを焼いたり、厄介なプレインズウォーカーを詰めておくなど、2点ダメージはかなり便利。

光と影の剣

《光と影の剣》は白と黒からのプロテクションを与える剣。誘発型能力はそこそこですが、強力な単体除去を擁する白と黒からのプロテクションを持つことで圧倒的に除去されにくくなります。

肉体と精神の剣

《肉体と精神の剣》は緑と青からのプロテクションを与える剣。誘発型能力で大量の切削とトークン生成をします。大量の切削は墓地利用のなさそうな色の対戦相手を狙うことでコンボパーツを失わせることができるかもしれません。

饗宴と飢餓の剣

《饗宴と飢餓の剣》は黒と緑からのプロテクションを与える剣。1枚の手札破壊に加え、自分の土地を全てアンタップ。直接アドバンテージを得ることはできないものの、起き上がった土地からさらなる行動につなげられます。統率者《刃を咲かせる者、ナジーラ》《連続突撃》などのコストが捻出できる状態になれば無限戦闘コンボも夢ではありません。

戦争と平和の剣

《戦争と平和の剣》は白と赤からのプロテクションを与える剣。白は強力な単体除去を擁し、赤は全体除去として《冒涜の行動》など全体にダメージを与えるものが採用されていますが、この剣の前には無力です。戦闘ダメージを与えると手札の枚数を参照して対戦相手にダメージ、自分は回復。

筋腱と鋼鉄の剣

《筋腱と鋼鉄の剣》は黒と赤からのプロテクションを与える剣。戦闘ダメージを与えるとプレインズウォーカーとアーティファクトを破壊します。プレインズウォーカーを統率者に指定しているデッキには天敵ですね。アーティファクト破壊の能力は統率者戦では腐ることが無いでしょう。

真理と正義の剣

《真理と正義の剣》は白と青からのプロテクションを与える剣。戦闘ダメージを与える度にクリーチャー1体に+1/+1カウンターを置き、その後「増殖」します。横並びデッキで打点の底上げや、増殖コンボデッキなど様々な利用方法があります。

家庭と故郷の剣

《家庭と故郷の剣》は緑と白からのプロテクションを与える剣。戦闘ダメージを与える度にクリーチャーのブリンクと基本土地サーチができます。強力な戦場に出たとき誘発がある統率者を徹底的に活用しましょう。

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生体兵器

殴打頭蓋

装備品は次々付け替えていくことでクリーチャーを除去されても継続して能力を使い続けられるというのが利点です。その辺面、単体では意味をなさないという弱点を抱えています。この弱点を克服したのが《殴打頭蓋》などに代表される「生体兵器」である装備品です。

装備品が戦場に出た時点で0/0のトークンを生み出し、装備品が自動的に装備されるため、クリーチャーがいなくとも能力を発揮できます。

カルドラの完成体

競技フォーマットでは《石鍛冶の神秘家》との組合せで猛威を振るっている《カルドラの完成体》ですが、統率者戦でも戦場に出れば圧倒的な存在になります。《カルドラの完成体》自身と装備先が破壊不能を持つため、追放除去で無くては対応が困難です。

迫撃鞘

《迫撃鞘》は装備しているクリーチャーに《モグの狂信者》のような能力を与えるカード。装備コストを踏み倒したり、無限にトークンを生み出したりして無限ダメージを生み出すコンボパーツとして使われることが多い印象です。

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スタッツ向上・能力付与

統率者のパワー/タフネスを大きく向上させれば統率者ダメージでの勝利が見込めるようになります。パワー7をこえればパンチ3発で、11をこえれば2発で1人を沈められます。

飛行や二段攻撃といった戦闘で有利な能力を与えることも重要です。

再鍛の黒き剣

《再鍛の黒き剣》を装備すると、自分がコントロールする土地の数だけパワー/タフネスをプラス修正。+5/+5程度の修正は当たり前。統率者を巨大化させます。伝説のクリーチャーに装備する場合は装備コストが割り引かれるのも魅力です。

巨像の鎚

《巨像の鎚》は装備したクリーチャーを+10/+10修正。これを統率者に装備すると2パンマンに変身。ネックとなるのは装備コストですが、《シガルダの助け》《純鋼の聖騎士》などで踏み倒しましょう。

アージェンタムの鎧

《アージェンタムの鎧》は唱えるのに6マナ、装備も6マナかかる重量級装備品ではあるものの、装備したクリーチャーが攻撃するたびにパーマネントひとつを破壊できてしまいます。「毎ターンパーマネント破壊」は政治材料としても抜群の性能です。上手く踏み倒して利用したい一枚。

影槍

《影槍》を装備すると+1/+1修正を受けトランプルと絆魂を得ます。統率者戦においては1マナで対戦相手のパーマネントから呪禁と破壊不能を失わせることができるのが強みです。

バジリスクの首輪

《バジリスクの首輪》を装備したクリーチャーは接死と絆魂を得ます。《歩行バリスタ》《放蕩紅蓮術士》のようなクリーチャーにダメージが飛ばせるクリーチャーに装備することで、どんなクリーチャーも一撃で倒すことが可能になります。

生体融合外骨格

《生体融合外骨格》は装備先を+2/+2修正するとともに「感染」を持たせます。パワー3以上のクリーチャーに装備することで感染2パンチで1人を敗北へ追い込めるほか、《自由なる者ルーリク・サー》《精神破壊者、ネクサル》のように能力で継続的にダメージを与える統率者にもおすすめです。

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アドバンテージ装置

《火と氷の剣》が代表的ですが、単純にダメージを与えるだけでなくパーマネントを破壊したり、自分がドローをしてゲームを有利に運ぶ装備品はたくさんあります。

梅澤の十手

《梅澤の十手》は戦闘ダメージを与える度に2つのカウンターを得て、コストとしてカウンターを外すことで能力を発揮する装備品。特に「クリーチャー1体を-1/-1修正する」能力が強力で、マナクリーチャーを展開するデッキや、タフネスが2以下の統率者は完封されてしまいます。

記憶の仮面

《記憶の仮面》はパワー/タフネスを強化することはありませんが、戦闘ダメージを与えると2枚ドロー、1枚を捨てます。「手札を1枚捨てる」をプラスに利用できるデッキなら《火と氷の剣》よりも強力に働くかもしれません。

ならず者の手袋

《ならず者の手袋》《記憶の仮面》と同じ誘発条件で1枚ドロー。装備コスト面でも《記憶の仮面》より1重くなっていますが、数増しに。

先祖伝来の宝刀

《先祖伝来の宝刀》は装備クリーチャーを+3/+1修正。装備クリーチャーが死亡すると、装備されていたクリーチャーと同じクリーチャー・タイプのクリーチャー・カードが現れるまでライブラリーをめくっていき、そのカードを手札に加えます。部族デッキでは子孫が絶えず登場することになります。あえて共通のクリーチャー・タイプを絞って採用してサーチカードのように使うことも可能です。パワーが3も上昇すること、装備コストが1マナと軽量であることも魅力的です。

頭蓋骨絞め

言わずと知れた凶悪装備品《頭蓋骨絞め》。装備先を+1/-1修正し、そのクリーチャーが死亡すると2枚ドローできます。1/1トークンを継続的に生み出すデッキでは簡単に1マナ2ドローのドローエンジンとなってしまいます。

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コンボ装備品

征服者のフレイル

《征服者のフレイル》はパワー/タフネスの修正よりも付随した能力が注目されています。《征服者のフレイル》が装備されている状態になると、対戦相手はこちらのターン中に呪文が唱えられなくなります。《孤独の都》《堂々たる撤廃者》に似た働きを持ちながら色を問わず採用できるのが魅力です。

暗黒のマントル

《暗黒のマントル》は「アンタップ・シンボル」という珍しい記号をもつカード。これを装備したクリーチャーは3マナと自身のアンタップというコストを支払うと、+2/+2修正を受けます。タップして4マナ以上出るクリーチャーに装備することができれば無限マナ無限パワーに達します。

屍賊の死のマント

《屍賊の死のマント》を装備したクリーチャーは+2/+2修正と「威嚇」を得て黒のゾンビになります。重要なのは「自分のクリーチャーが死亡するたびに4マナ支払うと戦場に戻せるという能力。そのまま《屍賊の死のマント》が張り付いてしまいます。自身を生け贄に捧げて5マナを出す《合成ゴーレム》と組み合わせると有色無限マナに達します。

多勢の兜

戦闘の開始時に《多勢の兜》を装備したクリーチャーの速攻を持ったコピートークンを生み出します。装備先が伝説のクリーチャーでも、伝説でないコピーが出るので統率者でも利用できます。強力な戦闘関連の能力を持った統率者《悟った達人、ナーセット》《山賊の頭、伍堂》のデッキなどで活躍しています。

世界薙ぎの剣

《世界薙ぎの剣》を装備したクリーチャーが戦闘ダメージを与えると、《世界薙ぎの剣》以外のパーマネントを破壊します。考えなしに使ってはただゲームを冗長にするだけですが、自分のパーマネントを破壊不能にする《希望の天使アヴァシン》《完璧な策略》とは相性抜群です。

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いってつ 晴れる屋メディアライターです。最近の悩みは記事執筆と動画出演で忙しくて統率者戦が1日2回くらいしか遊べないこと。 いってつの記事はこちら