リー・シー・ティエンのHareruya Wayfinder『団結のドミナリア』編

Lee Shi Tian

Translated by Nobukazu Kato

原文はこちら
(掲載日 2022/9/7)

『団結のドミナリア』のスタンダードで遊ぼう!

みなさんこんにちは!Hereruya Prosのリー・シー・ティエン/Lee Shi Tianです。

『団結のドミナリア』がリリースされ、みなさんドラフトやさまざまなデッキを構築して楽しんでいることでしょう。今回は、新セットのメカニズムをベースにいくつかデッキを作ってみたので紹介します。どんなデッキを組むか迷っている人はぜひ参考にしてみてください!

ゴルガリ切削

アーボーグのルアゴイフのたうつ分解者

ゴルガリカラーで自分のライブラリーを切削できるようにすれば、《アーボーグのルアゴイフ》《のたうつ分解者》優秀な脅威となりそうです。

切削するカードには《シボウタケの若芽》《アンデッドの執事》《年経た枝指》を採用してみました。《教団の徴集兵》《しつこい負け犬》は墓地に落ちたら嬉しいカード枠として追加しています。

ディミーアスペル

傲慢なジントレイリアの恐怖

《傲慢なジン》《トレイリアの恐怖》スペル軸デッキのフィニッシャーになりえます。インスタント・ソーサリーといえば新セットに《切り崩し》《ローナの渦》という軽い除去も収録されていますね。

《考慮》《衝動》《染みついた耽溺》を入れてデッキが円滑に回るようにしましょう。

赤単

フェニックスの雛怪しげな統治者、スクイーラーダの扇動者

《フェニックスの雛》《怪しげな統治者、スクイー》を新戦力として迎え入れ、赤単は終盤でも戦える持久力を手に入れました。《ラーダの扇動者》は相手の一番手のブロッカーを無視させてくれるでしょう。

版図

芽吹くゴブリンニショーバの喧嘩屋ラノワールの緑後家蜘蛛

3色土地を2つ揃えさせすれば、完全な「版図」を達成できます。基本土地タイプが足りなければ《芽吹くゴブリン》で探し出しましょう。《ニショーバの喧嘩屋》《ラーダの扇動者》《ラノワールの緑後家蜘蛛》は序盤から攻めていけるアタッカー。《メリアの先導》は頼りになるフィニッシャーになるでしょう。

緑白トークン

国王ダリアン四十八世ルアダッハの女王オーリナル

《国王ダリアン四十八世》《ルアダッハの女王オーリナル》の登場により、緑白トークンを組む動機が増えました。《剛胆な敵対者》《ドーンハルトの主導者、カティルダ》《婚礼の発表》を採用し、全体強化できるカードをたっぷり用意しておきましょう。

おわりに

Hareruya Wayfinder『団結のドミナリア』編は以上です。

新環境ということで、デッキを構築するのがとても楽しいですね。気に入ったデッキがあれば幸いですし、さらにデッキのアイデアが浮かんできたらまたTwitterなどで紹介しま す!新しいスタンダードでお会いしましょう!

リー・シー・ティエン (Twitter / Twitch)

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Lee Shi Tian リー・シー・ティエンは香港出身のスーパースター。プロツアートップ8が5回、グランプリトップ8が10回 (内優勝1回) と凄まじい戦績を誇り、特にモダンフォーマットを得意とするプレイヤー。 リーは偉大なプレイヤーとしてのみならず、アジア圏のコミュニティの育成に尽力した人物としても広く知られており、彼とそのチームメイトである "チームミントカード" の面々はプロシーンで次々と好成績を残し続けた。 プレイヤーとして、そしてコミュニティリーダーとしての功績が世界中で高く評価され、2018年にマジック・プロツアー殿堂入りを果たす。 Lee Shi Tianの記事はこちら