はじめに
みなさんこんにちは。晴れる屋メディアチームの富澤です。
先週末は東日本で最後となるエリア予選が開催されました。グリクシスミッドレンジに迫るデッキは現れたのでしょうか、早速みていきましょう。
本稿は、毎週末に各地で開催されているエリア予選へと可能な限り帯同し、デッキ分布(メタゲーム)の分析と権利獲得デッキを紹介していく企画となります。執筆にあたり、各店舗様にご協力をいただき公開へといたっています。改めて感謝申し上げます。
今回はエリア予選(TC バトロコ柏駅前)の結果を振り返っていきます。
先週末のメタゲームは?
メタゲームとして取り上げるのはエリア予選(TC バトロコ柏駅前)です。
デッキタイプ | 使用者数 | 占有率 |
---|---|---|
グリクシスミッドレンジ | 25 | (33.3%) |
エスパーレジェンズ | 16 | (21.3%) |
マルドゥミッドレンジ | 6 | (8.0%) |
白単ミッドレンジ | 5 | (6.7%) |
青単テンポ | 3 | (4.0%) |
アゾリウス兵士 | 3 | (4.0%) |
ラクドスアグロ | 3 | (4.0%) |
ボロスミッドレンジ | 2 | (2.7%) |
エスパーミッドレンジ | 2 | (2.7%) |
その他 | 10 | (13.3%) |
合計 | 75 |
平常運転のグリクシスミッドレンジを猛追していたのはエスパーレジェンズ。ローテーション後からエスパーミッドレンジの亜種として登場したアーキタイプでしたが、エリア予選を重ねるごとに数が増していき、ついに本家を抜いて単独2位まで浮上しました。
3色デッキながら環境屈指の安定したマナベースと軽快なマナカーブを持ち、そこから繰り出される数多のレジェンドたち。特に先手2ターン目の《スレイベンの守護者、サリア》は呪文過多のグリクシスへのキラーカードです。
実際、メタゲーム上は各種ミッドレンジや青単テンポといった非クリーチャー呪文を主体とするデッキが多く、エスパーレジェンズの目論み通りとなりました。
ほかにも《死体鑑定士》から墓地を守る《敬虔な新米、デニック》や、死亡時の誘発型能力を持つ《夜明けの空、猗旺》などグリクシス側のカードに強い選択肢ばかりが採用されています。
3番手にはマルドゥミッドレンジが続きます。白単ミッドレンジの特色である横並び戦略はそのままに、デッキの潤滑油であった《神憑く相棒》、《野心的な農場労働者》を黒と赤の優良カードへと変更したグッドスタッフです。捌きに重きを置いたグリクシスやマナカーブに沿った攻撃が魅力のエスパーと違い、個々のカードパワーを極限まで高めることで対処を迫っていきます。
打ち消し呪文こそないものの、《第三の道のロラン》のおかげで環境定義と言われるエンチャントやアーティファクトへの対応も完璧。そのうえで自身は《鏡割りの寓話》と《婚礼の発表》の両方を使ってボードを構築し、プレッシャーをかけていきます。
エスパーレジェンズやアゾリウス兵士などのクリーチャーをベースしたデッキが増えたことで、《怒りの大天使》は活躍の時を迎えています。「キッカー」コストを支払えばクリーチャーを除去しつつ、貴重なライフももたらしてくれます。《怒りの大天使》は短期的なダメージレースを目指すデッキに対する解答なのです。
それでは大会結果をみていきましょう。
チャンピオンズカップエリア予選 in トーナメントセンター バトロコ柏駅前
順位 | プレイヤー名 | デッキタイプ |
---|---|---|
権利獲得 | ハラ コウキ | 4色ローム |
権利獲得 | テヅカ タカトモ | マルドゥミッドレンジ |
権利獲得 | Hitachi kyle | エスパーレジェンズ |
権利獲得 | タカハシ リョウ | 青単テンポ |
権利獲得 | ナカジマ シュンイチ | エスパーミッドレンジ |
権利獲得 | フクシマ ユウヘイ | 白単ミッドレンジ |
権利獲得 | サヤマ タツノスケ | グリクシスミッドレンジ |
権利獲得 | キハラ アツキ | ジャンドアグロ |
権利獲得 | ヨシザワ カオル | グリクシスミッドレンジ |
権利獲得 | タンジ ケンスケ | エスパーレジェンズ |
(※デッキタイプをクリックするとリストが閲覧できます。)
メタゲームおよびデッキリストにつきましてはトーナメントセンター バトロコ柏駅前様にご協力いただき、掲載しております。
参加者75名で開催されたエリア予選(TC バトロコ柏駅前)では4色ロームやジャンドアグロといった珍しいデッキが権利を獲得しています。
今大会でも2名のプレイヤーがグリクシスミッドレンジで権利を獲得していました。両グリクシスミッドレンジの特徴ともいえるのがメインボードに2枚入っている《切り崩し》。ミッドレンジ環境では無駄になることが多くサイドボードの定番でしたが、エスパーレジェンズの隆盛を読んでの選択です。戦場に出てしまった《スレイベンの守護者、サリア》と《策謀の予見者、ラフィーン》の両方を最小限のコストで対処できるカードであり、特にグリクシス側が後手番のときは重宝します。
メタゲーム
デッキタイプ | 使用者数 | 占有率 |
---|---|---|
グリクシスミッドレンジ | 25 | (33.3%) |
エスパーレジェンズ | 16 | (21.3%) |
マルドゥミッドレンジ | 6 | (8.0%) |
白単ミッドレンジ | 5 | (6.7%) |
青単テンポ | 3 | (4.0%) |
アゾリウス兵士 | 3 | (4.0%) |
ラクドスアグロ | 3 | (4.0%) |
ボロスミッドレンジ | 2 | (2.7%) |
エスパーミッドレンジ | 2 | (2.7%) |
その他 | 10 | (13.3%) |
合計 | 75 |
権利獲得デッキリストはこちら。
エスパーレジェンズ
エスパーミッドレンジの中でも非クリーチャー呪文を減らし、デッキの半数近くを伝説のクリーチャーで埋めている構築がエスパーレジェンズです。《スレイベンの守護者、サリア》、《敬虔な新米、デニック》といった戦闘に特化したメタクリーチャーを《策謀の予見者、ラフィーン》でバックアップしていきます。《英雄の公有地》のおかげで色マナに困ることがなく、強力なマナベースを武器にレジェンドを展開していきます。
デッキの大半がクリーチャーと聞くと対応力に乏しいように感じるかもしれませんが、ご安心を。近年のクリーチャーは優秀なものが多く、除去や打ち消し、カードアドバンテージなどさまざまな能力を有しています。
ボードを強化し、手札の質を向上してくれる《策謀の予見者、ラフィーン》ですが、攻撃を起点としているため劣勢時はなかなか真価を発揮できません。死中に活を求め攻撃しても「謀議」はあくまでも手札の入れ替えであり、カードの枚数自体が増えるわけではないのです。
《賢明な車掌、トルーズ》はエスパーレジェンズの弱点であるカードアドバンテージ面を補う存在です。頭でっかちのサイズは相打つのに最適で、相打つにしろ除去されるにしろ死亡する限りは捨てたカードが手札へと戻る仕様。捨てたカードが多ければ多いほど死亡したときのリターンが大きくなるため、《策謀の予見者、ラフィーン》や「魂力」とも相性が良いクリーチャーです。ミッドレンジ相手には率先してプレイしていきましょう。
クリーチャーベースのデッキの悩みはクリーチャーと呪文の比率です。展開を優先するあまり除去呪文を減らせば、相手の《黙示録、シェオルドレッド》前に沈黙せざるを得ません。安定性を損なわずに対応力を手にすることは可能でしょうか。
目をつけたのは《復活したアーテイ》と「魂力」土地。前者はこのデッキに最適なレジェンドであり、クリーチャーでありながら打ち消し兼除去といつ引いても無駄になりません。《絶望招来》にも《黙示録、シェオルドレッド》にも、果ては起動型能力と誘発型能力にまで対応してくれます。
戦場に出た瞬間に仕事をしてくれるため、《夜明けの空、猗旺》の誘発型能力で出す選択肢としても優秀です。
伝説のクリーチャーを多用するデッキでは「魂力」土地はコストパフォーマンスに優れた疑似呪文といえます。ターン経過とともに戦場へ伝説のクリーチャーが増えていくため、《天上都市、大田原》や《皇国の地、永岩城》の「魂力」コストは1~2マナ程度で済みます。序盤はマナベースを助ける土地として、中盤以降はボードに干渉する手段として使い分けられるのです。まるで『ゼンディカーの夜明け』の呪文/土地の両面カードを彷彿とさせる仕様ですね。
メインボードの大半をクリーチャーが占めていますが、サイドボードにはさまざまな呪文が並びます。後手番では頼みの《スレイベンの守護者、サリア》も《かき消し》や《切り崩し》の的になってしまい、3ターン目に《鏡割りの寓話》をプレイされかねません。相手が何かしらの呪文を構えている場合には、こちらもクリーチャー以外の選択肢が欲しいところです。
《かき消し》は後手番で有効な干渉手段であり、序盤の《鏡割りの寓話》を牽制し、中~高コストを対処してくれます。マナコストが軽いため展開を阻害せずに併用して構え続けることができます。《かき消し》を絡めながらクリーチャーを並べてプレッシャーをかけ、相手が対応に追われタップアウトした隙を狙って《スレイベンの守護者、サリア》や《策謀の予見者、ラフィーン》を定着させましょう。
マルドゥミッドレンジ
マルドゥミッドレンジは白単ミッドレンジをベースに、黒と赤の優良除去を加えたボードの押し引きに重きを置いたアーキタイプ。序盤から攻勢をかけたり、捌きばかりに重きをおかず、3マナのエンチャントを軸にじっくりとボードを作り、対処を迫っていきます。速度はないものの1枚1枚のカードパワーが高く、捌かれなければそれだけで主導権を握れる脅威が揃っています。
根幹にあるのは角度の異なる攻め手です。戦線を横へと広げる《婚礼の発表》と《放浪皇》、単体でダメージレースをリードする《黙示録、シェオルドレッド》、死してなお戦場の優位を離さない《夜明けの空、猗旺》と、どれも一筋縄ではいかないカードばかり。これらすべてを適切に対処できるのは打ち消し呪文しかなく、それも限りがあります。
まさに脅威の総合商社と呼ぶに相応しいデッキなのです。
《怒りの大天使》はダメージレースに強い性能であり、ボードコントロール手段も兼ねています。アグロ~中速のクリーチャーデッキまで幅広く対応し、ときには直接火力として使えます。グリクシスミッドレンジのメインボードに《切り崩し》や《削剥》が増えていることを考えると、以前よりも戦場へ残りやすくなっていることも追い風です。
《怒りの大天使》と同じスタッツながら、こちらは消耗戦で活躍するクリーチャーです。デッキ内には《キキジキの鏡像》や《婚礼の発表》、《勢団の銀行破り》と1枚で戦況を大きく変える軽量パーマネントが多く、できるだけ余剰マナがあるときにプレイしたいところ。ほかの脅威から展開していき、干渉手段を使わせた後、安全に着地させましょう。
《鋼の熾天使》は「試作」であれば、《セラの模範》の能力で墓地からプレイ可能です。
《第三の道のロラン》はミッドレンジの確定枠となっている《鏡割りの寓話》や《婚礼の発表》、《勢団の銀行破り》への対策カード。これ1枚で本体を対処し、そのうえで生成されたクリーチャートークンとも相打てるため、交換枚数で損をしない数少ないカードです。採用枚数は2枚と控えめですが、《セラの模範》で使いまわせます。
《忘却の儀式》は万能除去であり、クリーチャーをはじめとしたあらゆるパーマネント対策となります。追放付きのため《夜明けの空、猗旺》や《街並みの地ならし屋》、《剃刀鞭の人体改造機》を処理するのに適役です。
気になる追加コストですが、3マナエンチャント2種類に《税血の収穫者》と、トークン生成手段の多いため、問題ありません。
4色ローム
4色ロームは伝説のクリーチャーと土地をテーマにしたコンボデッキ。伝説クリーチャーを並べて《天上都市、大田原》などの「魂力」コストを引き下げつつ、「切削」や「サイクリング」付きの土地を用いて《大スライム、スローグルク》を育てていきます。
能動的に《大スライム、スローグルク》上へ+1/+1カウンターを3個配置できるようになれば準備完了です。《天上都市、大田原》を「魂力」しては回収を繰り返し、ボード上のクリーチャーを一掃してしまいましょう。一度この循環が始まってしまえば、火力のようなの直接ダメージ以外ではライフを削ることは不可能となります。
以前は非クリーチャー呪文をほとんど採用しない構築でしたが、クリーチャーベースのデッキが増えたことでメインボードから《切り崩し》や《喉首狙い》が採用されています。
序盤はひたすら伝説のクリーチャーを並べる必要があるため、ほかのレジェンドデッキに負けず劣らず多くの伝説のクリーチャーが採用されています。《肉体装置技師、アシュノッド》は最軽量の伝説のクリーチャーであり、タップインランドの処理の多いこのデッキのマナカーブを埋めてくれます。ブロッカーとしても優秀で起動型能力もありますが、どちらかといえば「魂力」コストの引き下げを目的に採用されています。
《忠実な護衛、ハジャール》は《切り崩し》されないボディが魅力の伝説のクリーチャー。序盤に出しておくことで後続を守る避雷針にもなるため、除去の多いグリクシスミッドレンジに対しては真っ先に定着させたいクリーチャーです。中盤以降は《大スライム、スローグルク》+《見捨てられたぬかるみ、竹沼》とセットで使いまわし、破壊不可能なボードを構築を目指しましょう。
《大スライム、スローグルク》エンジンが回りだせば《天上都市、大田原》や《見捨てられたぬかるみ、竹沼》を繰り返し「魂力」して圧倒的な手札と戦場を築くことができますが、その下準備には少々時間がかかります。ミッドレンジから適正なターンにプレイされる《鏡割りの寓話》や《婚礼の発表》はターン経過とともに自然とマナを増やし、戦線を強化する頭痛の種です。《耐え抜くもの、母聖樹》がありますが、やもすると相手の展開を助けることになりかねません。
《豪火を放て》はクリーチャーと置物の両方を1枚で対応し、テンポとカードの両アドバンテージを獲得できます。ミッドレンジデッキにおける攻防の起点は先に紹介した2種類のエンチャントにあるため、不利なボードを一手でまくるメタゲームに合致したカードなのです。
その他の大会結果
1/21(土):Standard Challenge
順位 | プレイヤー名 | デッキタイプ |
---|---|---|
優勝 | TabaDonk | 赤単アグロ |
準優勝 | Jaberwocki | グリクシスミッドレンジ |
トップ4 | Cabezadebolo | グリクシスミッドレンジ |
トップ4 | Sapoa | マルドゥミッドレンジ |
トップ8 | MJ_23 | 赤単アグロ |
トップ8 | _Marian_ | 赤単アグロ |
トップ8 | O_danielakos | グリクシスミッドレンジ |
トップ8 | Arianne | エスパーミッドレンジ |
(※デッキタイプをクリックするとリストが閲覧できます。)
1/21(土)に開催されたStandard Challengeは赤単アグロがトップ8に3名、うち1名が優勝しています。
エリア予選では《鏡割りの寓話》や《焦熱の交渉人、ヤヤ》を採用した、やや重めの赤単が主流でしたが、今大会を制したのは軽量クリーチャーをたっぷりと詰め込んだ伝統的な構築でした。メインボードのクリーチャーすべてが速攻を持っており、初速を大事に火力と《轟く雷獣》でバックアップして押し切りを目指します。
メタゲーム
デッキタイプ | 使用者数 | トップ16 |
---|---|---|
赤単アグロ | 8 | 5 |
グリクシスミッドレンジ | 6 | 3 |
エスパーミッドレンジ | 5 | 2 |
マルドゥミッドレンジ | 4 | 2 |
アゾリウス兵士 | 3 | 1 |
その他 | 6 | 3 |
合計 | 32 | 16 |
トップ8デッキリストはこちら。
1/22(日):Standard Challenge
順位 | プレイヤー名 | デッキタイプ |
---|---|---|
優勝 | Mogged | ラクドスミッドレンジ |
準優勝 | ScreenwriterNY | ボロスリアニメイト |
トップ4 | canepis16 | マルドゥミッドレンジ |
トップ4 | otakkun | エスパーレジェンズ |
トップ8 | alemilan19 | 白単ミッドレンジ |
トップ8 | ThaisM | アゾリウス兵士 |
トップ8 | Hamuda | エスパーミッドレンジ |
トップ8 | moon11 | マルドゥミッドレンジ |
(※デッキタイプをクリックするとリストが閲覧できます。)
1/22(日)に開催されたStandard Challengeはラクドスミッドレンジが制しました。メインボードから《切り崩し》、《兄弟仲の終焉》と前日トップメタであった赤単アグロを強く意識した構築となっています。
マルドゥミッドレンジには序盤の要として《ファイレクシアの宣教師》が採用されています。元は中~長期戦でのアドバンテージ源として採用されていましたが、高タフネスと絆魂によりアグロに対する壁役としても適しています。
サイドボードには兵士に効果的な《寄生性掌握》まで取られており、アグロ全般を強く意識した構築となっています。
メタゲーム
デッキタイプ | 使用者数 | Top16 |
---|---|---|
エスパーミッドレンジ | 6 | 3 |
白単ミッドレンジ | 5 | 2 |
赤単アグロ | 4 | 3 |
グリクシスミッドレンジ | 4 | 0 |
ラクドスミッドレンジ | 3 | 1 |
アゾリウス兵士 | 3 | 3 |
マルドゥミッドレンジ | 3 | 3 |
その他 | 4 | 1 |
合計 | 32 | 16 |
トップ8デッキリストはこちら。
今週のまとめ
デッキタイプ | 使用者数 | |
---|---|---|
グリクシスミッドレンジ | 33 | +10 |
エスパーミッドレンジ | 15 | +4 |
エスパーレジェンズ | 10 | +7 |
青単テンポ | 6 | +3 |
白単ミッドレンジ | 6 | +2 |
赤単アグロ | 5 | +1 |
アゾリウス兵士 | 2 | +1 |
イゼットランプ | 2 | +0 |
ビッグレッド | 1 | +1 |
ジャンドアグロ | 1 | +1 |
ローム | 1 | +1 |
アゾリウスヒロイック | 1 | +0 |
ディミーアアグロ | 1 | +0 |
ラクドスアグロ | 1 | +0 |
グリクシスコントロール | 1 | +0 |
ジャンドミッドレンジ | 1 | +0 |
マルドゥミッドレンジ | 2 | +1 |
マルドゥ天使ミッドレンジ | 1 | +0 |
ジェスカイコントロール | 1 | +0 |
4色レジェンズ | 1 | +0 |
合計 | 92名 | 32 |
一部のデッキにつきましてはBIG MAGIC様から引用しています。
前回の集計結果に、同じく第2週目に開催されたカードボックス青馬堂矢向店様とファミコンランド小松店様、ドラゴンスター日本橋3号店様、今回のトーナメントセンター バトロコ柏駅前様の結果を足したものとなります。
エスパーレジェンズは大きく数を伸ばし、権利獲得者数で3番手に入ってきています。エスパーカラーのミッドレンジ一括りで見るならば、グリクシスミッドレンジと大差ありません。環境はグリクシスとエスパーの両ミッドレンジの攻略が最低条件となっています。
これまでのエリア予選を振り返ってもメタゲームにおけるグリクシスミッドレンジの割合は30%以上であり、今後も一定数見込まれます。まだまだエスパーレジェンズは安定した選択肢と言いたいところですが、《切り崩し》などの軽量除去が増加傾向にあることを忘れてはなりません。今やエスパーレジェンズはメタられる側へと立ち位置を変えているのです。来週はどのような結果になるのでしょうか。
今週末にはチャンピオンズカップエリア予選 in TC大阪が控えていますね。次回はそれらの情報をお届けしたいと思います。それではまた次回!