スタンダードで使えるおすすめ「除去」カード紹介
スタンダードカードアーカイブ、おすすめ「除去」カード紹介へようこそ!
ここでは現スタンダード環境で比較的よく使われているクリーチャー&プレインズウォーカーを除去できるカードを紹介します。
※ここでの「除去」とは破壊・追放・バウンス(手札やライブラリーに戻す)・タップ・フェイズアウトなど無効化できる効果のことを表します。
スタンダードで使用可能なセット(2024年2月7日時点) ◆『霊気走破』 ◆『ファウンデーションズ』 ◆『ダスクモーン:戦慄の館』 ◆『ブルームバロウ』 ◆『サンダー・ジャンクションの無法者』 ◆『カルロフ邸殺人事件』 ◆『イクサラン:失われし洞窟』 ◆『エルドレインの森』 ◆『機械兵団の進軍:決戦の後に』 ◆『機械兵団の進軍』 ◆『ファイレクシア:完全なる統一』 ◆『兄弟戦争』 ◆『団結のドミナリア』 |
白
白はあらゆるパーマネントに触れることができる除去に優れた色です。
インスタントやソーサリー以外にも、白が得意とする置き物系除去があり、《力線の束縛》のように「戦場に出てから、これが離れるまで対象のカードを追放する」という能力を持ったエンチャントやアーティファクトが多く存在します。
それでは、ここからはオススメの白のオススメ除去カードを紹介していきます。
1マナ
2マナ
3マナ以上
青
青はパーマネントを破壊・追放することができない色ですが、代わりに手札やライブラリーに戻す効果の「バウンス」能力に長けています。破壊や追放と比べると再び戦場に出されてしまうなどデメリットも大きく、打ち消しと合わせて対処することになるでしょう。
ちなみにバウンス以外にも、クリーチャーを「フェイズアウト」で戦場から一時的に離脱させる・タップさせる・「麻痺」状態にする・能力を失わせる、といった効果をもつカードが多数あり、これらは一時的な除去として有用です。
それでは、ここからはオススメの青のオススメ除去カードを紹介していきます。
1マナ
2マナ
3マナ以上
黒
黒はクリーチャーやプレインズウォーカーを除去することに長けた色です。
おもにクリーチャーやプレインズウォーカーを対象にとって破壊・追放をする呪文や、プレイヤーに対し「生け贄に捧げることを強要する」ことで除去として機能する呪文があります。
《シェオルドレッドの勅令》のような生け贄を強要する呪文のことを、この効果をもった初めてのカード《悪魔の布告》にちなんで「布告除去」と呼ぶことがあります。布告除去はプレイヤーが選んで生け贄に捧げる特性から、狙い通りのクリーチャーやプレインズウォーカーを落とせない可能性がある反面、「呪禁」「護法」「破壊不能」といった能力に邪魔されない除去として有用です。
それでは、ここからはオススメの黒のオススメ除去カードを紹介していきます。
1マナ
2マナ
3マナ以上
赤
赤にはクリーチャーやプレインズウォーカーに直接ダメージを与える能力をもった呪文が多く存在し、そのイメージから「火力」呪文と呼ばれることが多いです。
ただし、白や黒が得意とする破壊や追放の能力と違い、火力は除去したいクリーチャーのタフネス、あるいは除去したいプレインズウォーカーの忠誠度以上のダメージを与えられなかった場合、結果的に除去として機能しないことも考えられます。
その一方、火力呪文には《稲妻の一撃》のようにプレイヤーへ直接ダメージを与えることが可能な呪文もあり、単なる除去以外の使い方もできるのが強みです。
それでは、ここからはオススメの赤のオススメ除去カードを紹介していきます。
1マナ
2マナ
3マナ以上
緑
緑はエンチャントやアーティファクトなどの置き物を破壊することは得意な色ですが、クリーチャーやプレインズウォーカーを除去することは不得意です。
ただし、自身がコントロールしているクリーチャーのパワーを参照してダメージを与える呪文がいくつかあり、これらは除去として使える可能性があります。
代表的なものとしては《尾の強打》のような「格闘」呪文があります。自身がコントロールしているクリーチャーと、除去したいクリーチャーの両方を対象に取り、お互いがお互いのパワーに等しいダメージを与えあう能力です。
もう一つ、格闘に似ていますが《狩人の才能》のように対象クリーチャーのパワーを参照して、別の対象へ一方的にダメージを与える「噛みつき(一方的格闘)」呪文があります。格闘にしろ噛みつきにしろ、パワーを参照するために対象をとったクリーチャーがスタックで除去されてしまうと効果が発動せず、やや使いづらい面があります。
数は少ないですが、緑のオススメ除去カードを紹介していきます。
1マナ
2マナ
3マナ以上
多色
多色の除去カードはそれぞれの色の特色を活かし、破壊・追放・火力・バウンス・布告除去など、さまざまな効果をもった呪文が存在します。
多色ゆえの唱えづらさはありますが、カードパワーは総じて高く、1:2交換以上となるパフォーマンスを発揮するカードも少なくありません。
それでは、ここからはオススメの多色のオススメ除去カードを紹介していきます。
2マナ
3マナ以上
無色・アーティファクトによる除去
種類こそ多くはありませんが、無色の土地やアーティファクトにも除去として使えるカードがあります。
無色のカードはどんな色のデッキにも採用できて便利な反面、唱えるためのコストや能力を起動するためのマナコストが大きい傾向にあります。その分、かなり強力な除去効果を持つカードも多く存在します。
全体除去・全体火力
複数のクリーチャーやプレインズウォーカーをまとめて破壊・追放・ダメージを与える効果を持った呪文や能力を全体除去・全体火力と呼びます。
色別に紹介していきますが、全体除去においては緑の呪文に関して特筆すべきものがないため、ここでは割愛させていただきます。
白の全体除去
白は戦場のクリーチャーをすべて破壊するといった派手な効果を持つ全体除去カードが多くあります。また、《太陽降下》のように破壊ではなく追放するという、かなり強力な除去効果を有するのも白の特徴です。
青の全体除去
青はクリーチャーを破壊するといったことが苦手です。全体除去に関しても、クリーチャーをすべて手札に戻したり、スタッツを弱体化させたりする効果が中心となっております。
黒の全体除去
黒の全体除去はクリーチャーを破壊する以外に、-X/-X修正を与える効果を持つものが多いです。-X/-X修正に関しては、タフネスが高いクリーチャーを倒せないこともある反面、破壊不能を持つクリーチャーも対処できるため、場合によっては破壊より強いケースもあります。
赤の全体除去(全体火力)
赤の全体除去は「全体火力」と言い換えることができます。すべてのクリーチャーに一定のダメージを与えることで全体除去を行いますが、タフネスが高いクリーチャーを倒せない可能性もあるため、破壊や追放などに比べるとやや確実性に欠ける面があります。