(最終更新日:2024/11/18)
統率者戦のマナアーティファクト
統率者戦カードアーカイブへようこそ。
このアーカイブではテーマに沿って統率者戦でのオススメカードを紹介します。
随時更新していきますので、新しく統率者戦デッキを作るとき、改良したいときにぜひ見返してみてください。
- 目次
- 統率者戦 おすすめカードアーカイブ
今回は「マナ・アーティファクト」カードを広くご紹介します。
マナファクトとは
広義に「マナを出すアーティファクト」をマナアーティファクト(以下マナファクト)と呼びます。
マナ加速と言えば緑の領域で、一部黒と赤に瞬間的なマナ加速が認められる程度です。では緑に触れない色、特に白青のデッキはマナ加速が不可能なのでしょうか。
いいえ、私たちにはマナファクトがあります。残念ながらトーナメントシーンで禁止になってしまった強力すぎるマナアーティファクトも含めて、マジックの長い歴史の中で様々なマナファクトが作られてきました。
0マナのマナファクト
0マナのアーティファクトと言えば「MOX」たち。0マナからマナが出るということは、そのターンから行動回数が増えるということであり、非常に強力です。《Mox Pearl》のようなパワーナインはさすがに禁止されていますが、選択肢は豊富にあります。
モックス
《モックス・ダイアモンド》はかのパワーナインの《Mox Pearl》たちモックスの調整版。これ一枚で何色のマナでも出すことができます。戦場に出るときに手札から土地を捨てる必要があり、安易な考えで捨てる土地を選んでしまうとのちのち苦しむことにになります。慎重に。これを逆手にとって《レンと六番》でアドバンテージを補填したり、「脱出」や「探査」コストに当てるといった利用方法も。
さらなる調整版、《金属モックス》は戦場に出たときに手札からカードを1枚追放し、そのカードの色1点を出すことができます。《モックス・ダイアモンド》と異なり生み出すマナに制限がかかるようになりました。その一方で、土地が少なめのデッキでも採用しやすくなっています。
《オパールのモックス》は戦場にアーティファクトが3つ以上あればマナが出せるようになるマナファクト。アーティファクトがたくさん入ったデッキで使いたいですね。《ダークスティールの城塞》などアーティファクト・土地を利用する手も。
《モックス・アンバー》は戦場に伝説のクリーチャーやプレインズウォーカーがいればマナを出すことができます。統率者戦なら統率者を戦場に出してこの条件を達成できますが、統率者を素早く出すのには使えないという欠点があります。『統率者レジェンズ』で登場した0マナの統率者《ロフガフフの息子、ログラクフ》を利用することで《Mox Ruby》のように使うことができます。
使い捨て
マナを出すのが1度きりではあるものの、墓地からの再利用で悪さをすることも。
LED
初心者に強さが伝わらないカード第一位。《ライオンの瞳のダイアモンド》。 《Black Lotus》 と同じく0マナから3マナ出すことができるものの、手札をすべて捨てなければなりません。そのデメリットと大きさが目につきますが、《ヨーグモスの意志》や《死の国からの脱出》などで墓地が手札のような状態にすることでデメリットがほぼ消滅。
「ブリーチコンボ」と呼ばれる勝利コンボでの利用が有名です。《死の国からの脱出》(ブリーチ)で墓地の《ライオンの瞳のダイアモンド》を唱え、3マナを捻出。この3マナで墓地から《思考停止》を、自分を対象に唱えます。これを繰り返すことで自分のライブラリーのカードをすべて切削し、墓地から唱えることができるようになります。そのまま対戦相手を対象にとってライブラリーアウトに追い込んだり、《タッサの神託者》で勝利します。
《Black Lotus》の花びら
0マナから1マナ。使い切りではありますが、《猿人の指導霊》のような瞬間的なマナ加速に加え、《ウェザーライトの艦長、ジョイラ》や《祖神の使徒、テシャール》のようなアーティファクトが絡む誘発型能力のタネとしても優秀です。
そのほか
《Jeweled Amulet》は0マナのアーティファクトですが、マナを出すためには、いったんマナを支払っておく必要があります。使い切れなかったマナを次のターンに持ちこすような運用になりますが、1ターン目に出すことができれば、次のターンには有色3マナ出すことも可能に。
《極楽のマントル》も同様で、これ自体は0マナですが、マナを出すためにマナを使っての下準備が必要になります。1マナを支払ってクリーチャーに装備することでその名の通り《極楽鳥》に変身。タップで1マナを生み出せるようになります。
マナコスト以上のマナを出す
コストはかかるものの、そのコスト以上のマナを出すため、唱えたターンから行動数を増やしてくれる強力なマナ加速です。
《太陽の指輪》はほとんどすべてのデッキに搭載されます。構築済みデッキが発売されるたびに再録されていて、その圧倒的なパワーに反して非常に手に入りやすいマナファクトです。
《厳かなモノリス》は2マナから3マナ、《魔力の櫃》はなんと 1マナから3マナ!ただしどちらもアンタップステップにアンタップされず、4マナ支払わなければ再利用されません。2回目以降はマナを貯金するような動きになっていきます。そのまま寝たきりになることがほとんどです。
《玄武岩のモノリス》は3マナから3マナを生み出します。戦場に出したターンに使えるマナの量は増えませんが、次のターンからは一気に3マナも使えるマナが増えます。
手札のアーティファクトを公開することでその枚数1枚につき2マナ出ます。クリーチャーなので召喚酔いの影響を受けてしまいますが、アーティファクトもりだくさんデッキなら6マナ8マナも、10マナだって夢じゃない。
有色マナを出す
有色マナを生み出すことができるアーティファクト紹介。マナコストの軽いものから順にご紹介します。
《バネ葉の太鼓》
《バネ葉の太鼓》とクリーチャー1体をタップして好きな色のマナが出ます。タップするクリーチャーは召喚酔いでもok。これも 《ロフガフフの息子、ログラクフ》 のおもちゃ。
《秘儀の印鑑》
統率者の固有色と同じ色が出せるので、事実上好きな色が出せるアーティファクトです。2マナから1マナを生み出し効率が良く、生み出すマナも有色なので単色デッキでもしばしば採用されています。
《冷鉄の心臓》
タップインではありますが、指定した好きな色を生み出せます。これから出るマナは何気に「氷雪マナ」。
タップインですがエネルギーを消費して色マナが出せます。エネルギーシナジーがあるデッキで!
《友なる石》
対戦相手がコントロールしている土地が生み出せる色のマナを1点加えます。色の多いデッキで活躍。
印鑑サイクル
無色1マナから有色の組みあわせ2マナを出します。《太陽の指輪》から出た無色マナを変換しつつ増やすこともでき、多色デッキの序盤を支えてくれます。これ単体ではマナが出ないことに気を付けましょう。
青黒《ディミーアの印鑑》
黒赤《ラクドスの印鑑》
赤緑《グルールの印鑑》
緑白《セレズニアの印鑑》
白黒《オルゾフの印鑑》
黒緑《ゴルガリの印鑑》
緑青《シミックの印鑑》
青赤《イゼットの印鑑》
赤白《ボロスの印鑑》
タリスマンサイクル
「印鑑」と似た立ち位置ですが、これ単体でもマナが出せるのが強み。ただし色マナを出すとダメージを受けます。色マナは一つしか出ないことにも注意。
《衝動のタリスマン》の日本語版には「緑マナか白マナを生み出す」旨の記載がありますが誤植です。正しいテキストは「(T):あなたのマナ・プールに(赤)か(緑)を加える。衝動のタリスマンはあなたに1点のダメージを与える。」です。ご注意ください。
青黒《威圧のタリスマン》
黒赤《耽溺のタリスマン》
赤緑《衝動のタリスマン》
緑白《団結のタリスマン》
白黒《聖列のタリスマン》
黒緑《反発のタリスマン》
緑青《好奇のタリスマン》
青赤《独創のタリスマン》
赤白《確信のタリスマン》
マナクリーチャー
いずれもクリーチャーであるため召喚酔いの影響を受け、出してすぐに使うことはできませんが、《侵入警報》などクリーチャーであることを利用したコンボに使えます。
2マナから1マナを生み出すマイア。
白《金のマイア》
青《銀のマイア》
黒《鉛のマイア》
赤《鉄のマイア》
緑《銅のマイア》
3マナから好きな色1マナを生み出すクリーチャー。
《合金のマイア》
《小走り犬》
2マナから好きな色1マナを生み出すマナクリーチャー。
《極楽の羽ばたき飛行機械》
《マイアの改宗者》
《統率者の宝球》
3マナから1マナ。《秘儀の印鑑》と比べると効率が悪く見えますが、マナ基盤が整ったころにはこれを生贄に捧げてドローに変えることもできます。生贄に捧げるのはタップ状態でも可能。
《彩色の灯籠》
これ自体からも色マナが出るだけでなく、土地から好きな色マナが生み出せるように。《イス卿の迷路》などマナ能力を持たない土地からも色マナが出るのがうれしい。
《連合の秘宝》
3マナから好きな色1マナ。マナを使いきれなかった時には1マナを次のターンに繰り越せます。戦場に出したターンに我慢できれば、次のターンに好きな色2マナを生み出せます。
《金粉の水蓮》
5マナもかかりますが毎ターン使える《Black Lotus》です!5マナ出る状態でこれを出してもまだ3マナ分の行動ができ、次のターンには土地セット含め9マナも使えてしまいます。
《切望の宝石》
《切望の宝石》はヤバイ!3マナも有色マナが出るうえ、戦場に出たとき3枚もドローできちまうんだ!本当にヤバイのは、《切望の宝石》を持っているときに相手から攻撃されブロックできないと、《切望の宝石》のコントロールが移動してしまうということ。しかもその対戦相手は3枚もドローしてしまう。宝石の奪い合いが始まる……!
《彩色の宇宙儀》
7マナと激重です。このアーティファクトからは無色マナしか出ないのですが、マナを望む色のように払えるようになるため、有色マナが出ているようなもの。
《伝説の秘宝》
3マナから好きな色1マナを生み出すことができます。さらに、伝説のクリーチャー1体をタップすることでも1マナを生み出すことができます。サイズが貧弱でほとんど戦闘しない統率者が、召喚酔いしないマナクリーチャーのようにふるまうことができるのです。《久遠なる栄光の笏》
《久遠なる栄光の笏》は単色デッキで活躍できるマナ・アーティファクト。同じ名前の土地を3枚以上コントロールしていれば、色マナを出せる《スランの発電機》です。
《エルドレインの玉座》
単色の呪文にしか使えませんが、《金粉の水蓮》越えの5マナから4マナアーティファクト!マナが溢れすぎた時にはドローも可能です。《久遠なる栄光の笏》と違い、使用する土地が自由なのも魅力。
睡蓮
《ニクスの睡蓮》はある1色の信心のぶんマナを生み出すことができます。タップインかつパーマネントを並べておくことが必要、と手間がかかるアーティファクトですが、場合によっては《ニクスの祭殿、ニクソス》のように膨大なマナを生み出せます。
《永久の水蓮》は5色デッキだけに許された5マナから5マナアーティファクト。タップインのテンポの悪さはあるものの、次のターンには10マナ出せるようになるのです!
《完全化の杖》
起動にライフペイが必要ですがモードがたくさん!マナを出すだけでなく、コントロールを奪われた自分のパーマネントをサクる(厳密には破壊)、1枚ドローなどなかなかテクニカル。カウンターを扱うデッキでは増殖もうれしいですね!
無限マナが成立すると自身をアンタップしてライフの続く限りドローも可能です!
《ソニック・ドライバー》
これ単体でマナが出せるだけでなく、《多用途の鍵》に似たアンタップ能力も持っています。隣に3マナ以上出るアーティファクトがあれば2マナ出せます!
無色マナを出す
2マナから1マナ
高価な「モックス」や《太陽の指輪》にはかないませんが、序盤にマナを伸ばしていけるアーティファクト。
《精神石》は序盤に行動数を増やしてくれる頼もしいカード。終盤ドローに変えることができます。
《虹色のレンズ》 はマナ1つの色を変える「フィルター」としても使えるので、色の多いデッキや無色マナがたくさん出るデッキに。
《液鋼の首飾り》はマナ能力に加え、対象のパーマネントをアーティファクトにすることができます。
エンチャントをアーティファクトにして《削剥》を撃ったり、クリーチャーをアーティファクトにして《彫り込み鋼》でコピーしたりできます。
《思考の器》があれば手札が8枚以上あってもターンの終わりに手札を捨てる必要がなくなります。《一つの指輪》や《リスティックの研究》で大量の手札を抱えよう!
《アイレンクラッグ》は装備品にも変化できるマナ・アーティファクト。
《砕けたパワーストーン》は次元ダイスを用いる「プレインチェイス戦」ならではのカードですが、一般の統率者戦でも使用可能です。
《永遠溢れの杯》は序盤なら「多重キッカー」1回で2マナから1マナ出るアーティファクトに。終盤なら4マナから2マナ、6マナから3マナとしても使えます。
タップインだが能力付き
《エボニー・フライ》は2マナから1マナ。タップインですが、4マナでクリーチャー化し、一緒に攻撃したクリーチャーに飛行を与えることができます。統率者ダメージを狙いたいデッキなどで、序盤はマナアーティファクト、中盤以降は回避能力を与えるカードとして活躍できます!
《次元の大地図》は2マナから1マナ。タップインですが、戦場に出たときにライブラリー上4枚を見て土地カード1枚をトップに固定することができます。アーティファクトだけでなく土地でもマナを伸ばしたい!というデッキに最適。トップ4枚が気に入らなければ、すべて下の送ることもできます。
マナ・クリーチャー
クリーチャーなので出てすぐにマナを出すことはできませんが、マナが伸びた後はブロッカーに回したり、生け贄コストに充てたりすることができます。
《自動操縦の工匠》はアーティファクト専用マナしか出ませんが、1/3のスタッツがナイス。
3マナから2マナ
《摩滅したパワーストーン》は3マナで、しかもタップインの《太陽の指輪》。いかに《太陽の指輪》がぶっ壊れてるかがよくわかりますね。
《パラジウムのマイア》も3マナで、《太陽の指輪》を内蔵したクリーチャー。こちらも召喚酔いするため、出したターンには使えません。とはいえ3ターン目に出して次のターンに、6マナ使えるのは強力。
4マナ以上のアーティファクト
《スランの発電機》は4マナから3マナ!次のターンには8マナ使えちゃう。
《面晶体の記録庫》は4マナから2マナです。《精神石》同様、これを生け贄にささげてドローに変えられます。《夢石の面晶体》は6マナから3マナ。これもドローに変えることができます。
《ストーンスピーカー・クリスタル》は4マナから2マナ生み出すだけでなく、望む数のプレイヤーの墓地を追放することも可能です。マナが伸びた後も対戦相手の墓地を見張るという役目があります。自分の墓地のカードを追放して《大いなる創造者、カーン》で回収するというテクニックも。
こちらは純然とマナ加速だけを行うマナファクト。
5マナから2マナアーティファクト。やや効率が悪く、ここから出すマナでアーティファクト以外の呪文を唱えることはできません。その代わり、戦場に出たときに「2枚ドロー」するか「クリーチャー1体を-5/-5修正」できます。アーティファクト主体のデッキではドローと除去を兼ねる便利なカードです。
このカードは《護国卿、ウルザ》と合体すると白かつ青のパーマネントになりますが、このカードの固有色は「無色」です。
マナコストを持たないマナファクト
いずれもマナコストを持たず、「待機」を持つ呪文です。
すぐには使えないものの、 《睡蓮の花》 は《Black Lotus》、《モックス・タンタライト》は《モックス・ダイアモンド》、《太陽のタリスマン》は《太陽の指輪》相当の能力を持っています。
待機が明けるのを待たなくてはならないため、文字通りのタイムラグが発生します。一方、ライブラリーや墓地から直接場に出る場合は関係ありませんし、「続唱」など何らかの別の方法で唱えることもできます。
アーティファクトのマナ加速は「タップしてマナを出す」だけではありません。呪文のマナコストを軽くする、マナがたくさん出るようにするなど様々な形のマナ加速があります。
マナコストを軽く
《覚醒の兜》はあらゆる呪文のマナコストが(1)軽くなります。全員が影響を受けるためゲームスピードが一気に加速します。
《類似の金床》は戦場に出たときに「刻印」するため手札を大きく減らしてしまいますが、マナコストを(2)も減らしてくれます。破壊されるとキツイ!
《雲の鍵》は戦場に出たときにカードタイプを選び、その呪文を(1)軽減します。恩恵を受けるのは自分だけです!
《鋳造所の検査官》はアーティファクトのマナコストを(1)軽く。《ジョイラの使い魔》は歴史的な呪文のコストを軽くします。統率者やアーティファクト、英雄譚を唱えるコストが軽く!
《ウルザの保育器》は選ばれたクリーチャー・タイプの呪文コストが軽くなります。ドラゴンデッキやスリヴァーデッキなど部族デッキに!
大メダルサイクル
色限定になった代わりに、恩恵を受けるのが自分だけになった《覚醒の兜》。特定の色の呪文のコストを(1)減らします。各色に存在します。
神の碑サイクル
アモンケットの神々の碑を表現したサイクル。いずれも対応する色のクリーチャー呪文のマナコストを(1)軽くし、クリーチャー呪文を唱えるたびに能力が誘発します。クリーチャー主体の戦術なら注目です。
《オケチラの碑》なんとクリーチャー呪文に1/1の警戒持ちがついてくる!強い!白の全体強化戦略や装備品戦略と相性が良く、「統治者」の奪い合いでも有利。
青の《ケフネトの碑》は対戦相手のクリーチャーをタップして1回休み。
黒の《バントゥの碑》は対戦相手から1点ドレイン!《墓所這い》や統率者を無限に唱えるギミックで一気に勝利できます!
赤の《ハゾレトの碑》は先に手札を捨てるルーティング。赤単がコンボパーツを探しに行きやすく。
緑の《ロナスの碑》はクリーチャーを強化!微々たるものではありますが、緑単で実現する無限マナ状態で《巨大猿、コグラ》や《ティムールの剣歯虎》で無限キャストで勝ちに行けます。
マナ倍化装置
戦場に出たときに選んだ色のマナが基本土地から出るときに倍にしてくれます。単色デッキでもなければ統率者戦では基本土地は採用枚数が少ないため、自分だけ単色で基本土地だらけにしておくとメッチャお得できるかも。
《超次元レンズ》は戦場に出たときに自分の土地を「刻印」。刻印した土地と同名の土地からマナが出ると1点をおまけ。倍。
《かごの中の太陽》は戦場に出たときに選んだ色のマナが土地から出るたびにさらに1点を追加します。全体強化のおまけつき。
《見捨てられた碑》があるだけで無色のクリーチャーは+2/+2修正。これに加え、パーマネントから無色マナが出るときに(1)を追加!土地だけではなく、アーティファクトからもマナがモリモリ出るようになります。《玄武岩のモノリス》からは(4)が出るようになり、(3)で自身をアンタップすることができるので無限マナに突入!
サクり台
《アシュノッドの供犠台》はクリーチャーを生け贄に捧げて無色2マナを生み出します。
《ファイレクシアの供犠台》はクリーチャーを生け贄に捧げて好きな色1マナ。マナ加速というよりコンボパーツとしての人気が高いです。
《クラーク族の鉄工所》はアーティファクトを生け贄に捧げて2マナ。悪さをするようにしか見えない。
やはり実態としてはマナ加速というよりコンボパーツとしての採用が多いようです。《墓所這い》を墓地から唱えられる状態にして《ファイレクシアの供犠台》で生贄に捧げて黒マナを出し、その黒マナで墓地の《墓所這い》を唱え……の繰り返しで好きなだけ《墓所這い》が戦場と墓地を行き来できます。あとはこれに反応して対戦相手のライフを削る《バントゥの碑》などがあれば勝利できます。
そのほかのマナ加速
《まばゆい肉掻き》
無色の呪文を唱えるたびに「落とし子・トークン」の形でマナを貯金できます。《隆起する災い魔、アズラスク》などのエルドラージとシナジーはもちろん、《頭蓋骨絞め》を利用しての大量ドローも面白いです。
ダメージを与える能力も馬鹿にできず、《祖先の像》の無限出し入れや《マイアの回収者》系カードのループを落とし子で成立させやすくしながら、そのまま無限ダメージを狙えます。アーティファクトやエルドラージを大量に使用するデッキでは序盤に設置した《まばゆい肉掻き》からのダメージだけでゲームをすすめることさえ可能です。
《真面目な身代わり》
《真面目な身代わり》が戦場に出ると、ライブラリーから基本土地を探して戦場に出す、という形でマナ加速。それだけでなく、これが死亡するとドローもできてしまいます。
《つややかな雄鹿》
《つややかな雄鹿》も土地によるマナ加速。都合6マナかかってしまいますが、基本土地を2枚戦場に出してくれます。
《魅力的な契約》
アップキープ毎に対戦相手に宝物・トークンをプレザント。受け取ってくれたら自分のところにも宝物が!対戦相手が誰も受け取ってくれないと何もしない置物なのですが、うまく乗り切りたいところ。
装備しているクリーチャーが攻撃するたびにライブラリーから基本土地がタップイン。装備品ゆえのテンポの悪さがあるものの、土地によるマナ加速になっているのでより安定感があります。
《ニッサの欲動、苦茨》は自身のコストと装備コストが1重くなった代わりに「生体武器」になった《精霊信者の剣》。この装備品を出すだけで自動的に0/0の細菌・クリーチャー・トークンが生まれて《ニッサの欲動、苦茨》が装備されます。
《饗宴と飢餓の剣》を装備したクリーチャーが戦闘ダメージを与えると、自分の土地がすべてアンタップされます。戦闘前に土地のマナを使い切っても、戦闘後には土地がアンタップされ、実質倍に!
アーティファクトでない呪文を唱える際に、アーティファクト1つのタップが1マナの代わりになります。装備品デッキなど、マナが出ないアーティファクトがたくさん入っているデッキで。
小技
鍵でがちゃがちゃ
《通電式キー》《スランの発電機》が戦場にあります。まず《スランの発電機》を起動して(3)を生み出します。ここから(1)を使って《通電式キー》を起動。対象は《スランの発電機》。すると、(2)が浮いたまま、《スランの発電機》がアンタップされ、これをもう一度起動することで(5)を得ることができました。
このように、2マナ以上出るアーティファクトと《通電式キー》でさらにマナ加速が可能になります。
《多用途の鍵》は自軍クリーチャーをブロックされなくする能力もついた《通電式キー》。《前兆の時計》はアーティファクト2つをタップすることでアーティファクト1つをアンタップできます。装備品や《黒玉の大メダル》などの置物を有効活用できます。