こちらの手違いで、【スタンダードラウンド第2位の光安さんに最上位者としてインタビュー】を行なっておりましたため、改めて第1位の増門 健太さんにお話をうかがいました。
新潟からお越しの増門さんはスタンダード全7回戦をbyeなしで全勝し、そのままスイスラウンドを1位で突破してトップ8に進出しています。
先日の【グランプリ・神戸2015】では《白日の下に》デッキを使っていましたが、限界を感じてデッキを切り替えることにし、エスパーメンターをグランプリトライアルなどで練習してきました。選択の理由は「アブザンアグロとアタルカレッドに強いから」でしたが、なんと今回その2種類のデッキにはほとんど当たりませんでした(アブザンが1回だけ)。とはいえ、どんなデッキにも全体的に丸く戦えるデッキであるため、みごと全勝という結果になりました。
ほかに当たったデッキは上陸、白日、ダークジェスカイなどで、エスパーメンターのミラーマッチも1回ありましたが、先に《僧院の導師》を出された返しでこちらも《僧院の導師》をプレイし、《残忍な切断》で先手後手をひっくり返して勝つことができたのが特に印象的だったそうです。
また、デッキ調整のポイントとしては、2マナ域において一般的な《道の探求者》ではなく、「アブザン以外のデッキに対しては絶対に強いから」ということで《搭載歩行機械》を採用していることが挙げられます。特に、2回あったダークジェスカイ戦では相手が処理に大変苦労していたということなので、主な勝因の1つといえるでしょう。
MVPカードは? という質問に対し、挙げた1枚は《残忍な切断》。「ここぞというときに攻守逆転できるし、手数負けしないので」とのことでした。
残念ながら増門さんは【準々決勝で八十岡 翔太さんとの熱戦の末惜しくも敗れてしまいました】が、スイスラウンド12勝1敗1分けという見事な成績、おめでとうございました。
2 《平地》 2 《沼》 1 《島》 2 《大草原の川》 1 《窪み渓谷》 4 《溢れかえる岸辺》 4 《汚染された三角州》 1 《血染めのぬかるみ》 1 《吹きさらしの荒野》 4 《乱脈な気孔》 3 《コイロスの洞窟》 -土地(25)- 4 《搭載歩行機械》 4 《ヴリンの神童、ジェイス》 4 《僧院の導師》 2 《龍王オジュタイ》 -クリーチャー(14)- |
4 《強迫》 1 《究極の価格》 2 《破滅の道》 2 《残忍な切断》 1 《シルムガルの命令》 2 《時を越えた探索》 4 《絹包み》 4 《ゼンディカーの同盟者、ギデオン》 1 《灯の再覚醒、オブ・ニクシリス》 -呪文(21)- |
4 《アラシンの僧侶》 3 《軽蔑的な一撃》 3 《自傷疵》 2 《層雲の踊り手》 1 《精神背信》 1 《究極の価格》 1 《無限の抹消》 -サイドボード(15)- |