『マジック・オリジン』で「統率者戦」の注目カード5選!

トロピ大塚


 皆さんこんにちは!「統率者戦」大好き大塚です!

 前回の【幕末Commander】が終わって早数ヶ月。

 再び「統率者戦」の記事を執筆する機会を頂きました!



 さて今回は、発売して間もない『マジック・オリジン』の注目カードを「統率者戦」の視点から紹介していこうと思います。

 それでは早速行ってみましょう!


※「統率者戦」についてご存知ないという方は【こちらの記事】で熱情(パッション)を高めてみることをオススメします。



■ 1. 《飛行機械技師》

飛行機械技師


 アーティファクト・クリーチャーに「速攻」を付与し、飛行機械トークンを生成。

 これだけを見ると、パフォーマンスに欠けるし、《包囲攻撃の司令官》《ピア・ナラーとキラン・ナラー》の方が強いのではないか?という疑問が湧くかもしれません。

 しかし、このカードはある特定のジェネラル下でのみ、その性能を開花させるのです!!


鍛冶の神、パーフォロス


 トークンが出るからダメージが稼げる《鍛冶の神、パーフォロス》

 いえ、違います。












地下牢の管理人、グレンゾ


 《地下牢の管理人、グレンゾ》です。




《地下牢の管理人、グレンゾ》

1 《地下牢の管理人、グレンゾ》

-統率者(1)-

1 《山》
1 《沼》
1 《Badlands》
1 《血の墓所》
1 《血染めのぬかるみ》
1 《湿地の干潟》
1 《汚染された三角州》
1 《沸騰する小湖》
1 《新緑の地下墓地》
1 《樹木茂る山麓》
1 《真鍮の都》
1 《統率の塔》
1 《宝石の洞窟》
1 《偶像の石塚》
1 《マナの合流点》
1 《シャドーブラッドの尾根》
1 《硫黄泉》
1 《大焼炉》
1 《囁きの大霊堂》
1 《古えの墳墓》
1 《裏切り者の都》

-土地(21)-

1 《ブラッド・ペット》
1 《ゴブリンの溶接工》
1 《マイアの月帯び》
1 《スカークの探鉱者》
1 《臓物の予見者》
1 《Basal Thrull》
1 《血の芸術家》
1 《恐血鬼》
1 《鉄のマイア》
1 《鉛のマイア》
1 《稲妻のやっかいもの》
1 《マナキン人形》
1 《ミリキン人形》
1 《モグの戦争司令官》
1 《マイアの回収者》
1 《マイアの種父》
1 《冥界の裏切り者》
1 《疫病のマイア》
1 《Priest of Yawgmoth》
1 《Soldevi Adnate》
1 《スゥルタイの使者》
1 《合金のマイア》
1 《血の臣下》
1 《沼の妖術使い》
1 《あふれ出る火焚き》
1 《ギラプールの歯車造り》
1 《ゴブリンの名手》
1 《にやにや笑いのイグナス》
1 《はた迷惑なゴブリン》
1 《クラーク族の火焚き》
1 《異端の癒し手、リリアナ》
1 《金属細工師》
1 《モーギスの匪賊》
1 《ウラモグの手先》
1 《パラジウムのマイア》
1 《ギックスの僧侶》
1 《ウラブラスクの僧侶》
1 《小走り犬》
1 《猿人の指導霊》
1 《炎の修道女》
1 《飛行機械技師》
1 《夕闇のグール》
1 《覚醒舞い》
1 《ザスリッドの屍術師》
1 《憤怒》
1 《汚らわしき者バルソー》
1 《甲虫背の酋長》
1 《運河浚渫機》
1 《墓所の勇者》
1 《ディミーア家の護衛》
1 《ゴブリンの首謀者》
1 《ごみ引きずり》
1 《苛み続ける拷問者》
1 《湿地の飛び回り》
1 《ピア・ナラーとキラン・ナラー》
1 《センギアの従臣》
1 《真面目な身代わり》
1 《クローンの殻》
1 《鏡割りのキキジキ》
1 《背信のオーガ》
1 《包囲攻撃の司令官》
1 《飛行機械隊》
1 《役馬》
1 《ペンタバス》

-クリーチャー(64)-
1 《吸血の教示者》
1 《Demonic Tutor》
1 《汚れた契約》
1 《金属モックス》
1 《Mana Crypt》
1 《太陽の指輪》
1 《魔力の櫃》
1 《起源室》
1 《アシュノッドの供犠台》
1 《黄泉からの橋》
1 《ハートストーン》
1 《ファイレクシアの供犠台》
1 《クラーク族の鉄工所》
1 《マナの残響》

-呪文(14)-
hareruya



 まず《地下牢の管理人、グレンゾ》がどんな統率者であるか解説しましょう。

 能力は簡単に言うと、2マナで課金して1回ガチャを回せる統率者です。アタリが出ればクリーチャーを場に出せます。

アシュノッドの供犠台


 このデッキのキーパーツは《アシュノッドの供犠台》。「2マナ払ってガチャを回す→生贄に捧げて2マナ発生→ガチャ→生贄に捧げて2マナ→ガチャ→……」を繰り返し、《血の芸術家》《ゴブリンの名手》でダメージを稼いで勝利する、というのが主な勝ち筋になります。

 デッキに入るクリーチャーはパワーが《地下牢の管理人、グレンゾ》以下 (=パワー2以下) ならば何でもいいのですが、重要なのは戦場に出たときに生贄に捧げられるクリーチャーを何体出せるか、すなわちどれだけガチャが回せるかという点です。そのため、《アシュノッドの供犠台》さえあれば1回のガチャから4回も課金できる《包囲攻撃の司令官》などは《地下牢の管理人、グレンゾ》デッキでは重宝するパーツですね。


ゴブリンの首謀者


 また、このガチャはデッキの一番下から回さないといけないのですが、マジックには《吸血の教示者》など、カードをトップに置くサーチカードが多く存在するものの、ボトムに置くサーチカードはなかなかないため、このデッキでは《ゴブリンの首謀者》など、「残りのカードをライブラリーの下へ望む順番で置く。」という効果が大事だったりするのが面白いところです。

 コンボを開始するときに、デッキを持って底からカードをめくり続ける様は結構不気味です(笑)

 『マジック・オリジン』のカードだと他にも《ピア・ナラーとキラン・ナラー》もトークンを2体生成するのでこのデッキでは採用されますが、《飛行機械技師》の場合、「アーティファクト・クリーチャーに『速攻』を持たせる」という能力が意外と重要!

 《ミリキン人形》《パラジウムのマイア》が出てすぐマナが出せるようになるので、コンボの安定性がやや向上しました!

 「統率者戦」を嗜む人でもなかなか知らないであろう、珠玉のゴミカードが多数入っているので、初めて見る人は多少戸惑うかもしれません。しかし、オリジナリティ溢れるデッキになることは間違いないでしょう。

 興味があるプレイヤーは是非お試しあれ。



■ 2. 《名誉ある教主》


名誉ある教主


 「高名」……すなわち攻撃が通らないとマナも出せないようなクリーチャーが、「統率者戦」で活躍できるのか?

 そう思う方が多いかもしれません。






クローサの庇護者シートン


 活躍できます。《クローサの庇護者シートン》ならば。



《クローサの庇護者シートン》

1 《クローサの庇護者シートン》

-統率者(1)-

18 《森》
1 《ドライアドの東屋》
1 《霧深い雨林》
1 《新緑の地下墓地》
1 《吹きさらしの荒野》
1 《樹木茂る山麓》
1 《ガイアの揺籃の地》
1 《さびれた寺院》
1 《ニクスの祭殿、ニクソス》

-土地(26)-

1 《東屋のエルフ》
1 《ラノワールの助言者》
1 《土地守》
1 《ボリアルのドルイド》
1 《名誉ある教主》
1 《エルフの抒情詩人》
1 《エルフの開拓者》
1 《確約の神主》
1 《エルフの潰し屋》
1 《銅角笛の斥候》
1 《樺の知識のレインジャー》
1 《村の古老》
1 《ジョラーガの樹語り》
1 《クウィリーオン・レインジャー》
1 《ワイアウッドの共生虫》
1 《Fyndhorn Elves》
1 《イラクサの歩哨》
1 《精励する農場労働者》
1 《エルフの神秘家》
1 《ドルイドの抒情詩人》
1 《ツリーフォークの先触れ》
1 《ラノワールのエルフ》
1 《森林地帯のドルイド》
1 《クローサの旅人》
1 《極楽鳥》
1 《遺産のドルイド》
1 《燭台の大魔術師》
1 《スカイシュラウドのレインジャー》
1 《ドゥイネンの精鋭》
1 《エルフの幻想家》
1 《旅するサテュロス》
1 《心の管理人》
1 《ワイアウッドの養虫人》
1 《献身のドルイド》
1 《ティタニアの僧侶》
1 《クウィリーオンの歩哨》
1 《獣相のシャーマン》
1 《永遠の証人》
1 《Elvish Spirit Guide》
1 《再利用の賢者》
1 《激情の共感者》
1 《光り葉の大ドルイド》
1 《進歩の災い》
1 《収穫の魂》
1 《威厳の魔力》

-クリーチャー(45)-
1 《召喚士の契約》
1 《輪作》
1 《エメラルドの魔除け》
1 《みなぎる活力》
1 《緑の太陽の頂点》
1 《垣間見る自然》
1 《動員》
1 《森の占術》
1 《奇妙な収穫》
1 《起源の波》
1 《自然の秩序》
1 《巫師の天啓》
1 《集団潜在意識》
1 《調和の中心》
1 《楽園の拡散》
1 《繁茂》
1 《大地の知識》
1 《森の知恵》
1 《食物連鎖》
1 《野生のつがい》
1 《水蓮の花びら》
1 《Mana Crypt》
1 《探検の地図》
1 《Candelabra of Tawnos》
1 《頭蓋骨絞め》
1 《雲石の工芸品》
1 《系図の石版》
1 《記憶の壺》

-呪文(28)-
hareruya



 ドルイドをタップするだけでマナを生み出すことができる《クローサの庇護者シートン》を統率者にしたデッキでは、ありとあらゆる緑の1マナドルイドが搭載されます。


森林地帯のドルイド


 その数が足りず、1マナ1/2バニラがドルイドというだけで採用されるほど。全世界の《クローサの庇護者シートン》ファンは歓喜の涙を流したことでしょう。《エルフの神秘家》登場から実に2年ぶりの1マナドルイドです。

 《クローサの庇護者シートン》の特徴はその展開力の高さと速さ。能力にタップシンボルを用いないため、召喚酔いに影響されることなく即座に手札のドルイド達を戦場に出せます。

 つまり、普通にマナクリーチャーをプレイするよりも圧倒的に早く展開できるのです。

 勝ち手段としては、相手が除去を構えるよりも早く展開し、《リサイクル》《巫師の天啓》などでリソースを稼ぎ、最終的には《孔蹄のビヒモス》などで勝利することになります。

 自身がトリプルシンボルなので、《ニクスの祭殿、ニクソス》による「信心」メカニズムも使いやすいのもメリットになります。実質デッキに《ガイアの揺籃の地》が2枚!

 ドローソースが引けずに手札が切れてしまうこともありますが、速度だけを追求してみるのも面白いですよ。



■ 3. 《錬金術師の薬瓶》


錬金術師の薬瓶


 簡単に能力を説明すると、場に出たときにカードを1枚引く。以上。

 なぜこんな物を紹介するの?どうやって「統率者戦」で使うの?

 と、思うかもしれません。







永遠王、ブレイゴ


 ですが、使えます。《永遠王、ブレイゴ》ならば。




《永遠王、ブレイゴ》

1 《永遠王、ブレイゴ》

-統率者(1)-

4 《島》
1 《平地》
1 《Tundra》
1 《神聖なる泉》
1 《乾燥台地》
1 《溢れかえる岸辺》
1 《湿地の干潟》
1 《霧深い雨林》
1 《汚染された三角州》
1 《沸騰する小湖》
1 《吹きさらしの荒野》
1 《秘教の門》
1 《広漠なるスカイクラウド》
1 《古えの居住地》
1 《教議会の座席》
1 《永岩城》
1 《家路》
1 《山賊の頭の間》
1 《宝石の洞窟》
1 《水晶鉱脈》
1 《Mishra's Workshop》
1 《古えの墳墓》
1 《裏切り者の都》
1 《アカデミーの廃墟》

-土地(27)-

1 《前兆の壁》
1 《粗石の魔道士》
1 《賢いなりすまし》
1 《ファイレクシアの変形者》
1 《セファリッドの女帝ラワン》
1 《第10管区のラヴィニア》

-クリーチャー(6)-
1 《否定の契約》
1 《精神的つまづき》
1 《白鳥の歌》
1 《狼狽の嵐》
1 《サイクロンの裂け目》
1 《秘儀の否定》
1 《交錯の混乱》
1 《作り直し》
1 《Transmute Artifact》
1 《加工》
1 《意外な授かり物》
1 《Timetwister》
1 《一日のやり直し》
1 《瞬間の味わい》
1 《荊州占拠》
1 《Force of Will》
1 《時間のねじれ》
1 《呪文ねじり》
1 《時間の熟達》
1 《シッセイの創意》
1 《Mystic Remora》
1 《麻痺の感触》
1 《停滞》
1 《広がりゆく海》
1 《Copy Artifact》
1 《Tidal Control》
1 《権威の行動》
1 《リスティックの研究》
1 《パララクスの波》
1 《Jeweled Amulet》
1 《オパールのモックス》
1 《永遠溢れの杯》
1 《モックス・ダイアモンド》
1 《金属モックス》
1 《Mana Crypt》
1 《太陽の指輪》
1 《魔力の櫃》
1 《師範の占い独楽》
1 《稲妻のすね当て》
1 《速足のブーツ》
1 《迫撃鞘》
1 《呪われたトーテム像》
1 《砕けたパワーストーン》
1 《錬金術師の薬瓶》
1 《予言のプリズム》
1 《精神石》
1 《アゾリウスの印鑑》
1 《友なる石》
1 《発展のタリスマン》
1 《厳かなモノリス》
1 《ストリオン共鳴体》
1 《虹色のレンズ》
1 《サーボの網》
1 《胆液の水源》
1 《静態の宝珠》
1 《彩色の灯籠》
1 《からみつく鉄線》
1 《玄武岩のモノリス》
1 《彫り込み鋼》
1 《連合の秘宝》
1 《スランの発電機》
1 《隕石》
1 《金粉の水蓮》
1 《三つの願いの指輪》
1 《イシュ・サーの背骨》
1 《求道者テゼレット》

-呪文(66)-
hareruya



 《永遠王、ブレイゴ》は攻撃を通すと土地以外の自分のパーマネントを好きな数だけブリンク!そのためEtB (=戦場に出たとき) 能力との相性が◎!

 ただだからといって重いパーマネントだけに頼っては事故が起こりやすいし、隙も生まれやすいと言うもの。だからこそ、《永遠王、ブレイゴ》というデッキでは2マナのEtBでキャントリップできるカードが重宝されるのです。

 しかもこのカード、生け贄に捧げることでクリーチャー1体をブロックさせなくする能力を持っている。

 三方どこを攻撃してもダメージが通らないような状況の場合、この能力が役立ちます!


停滞ストリオン共鳴体


 基本的にはEtB能力でキャントリップできるカードでデッキを掘り進め、《停滞》ロック (※) 、または《ストリオン共鳴体》から無限ブリンクを決めるのが勝利の方程式です。

※青マナがでるアーティファクトがあれば、《永遠王、ブレイゴ》の能力でそれをブリンクすることで恒久的なロックになります。


 他にも、《Mystic Remora》《Tidal Control》のような「累加アップキープ」のコストもブリンクすることで最小限に抑えられます。

 EtB能力を使いまわしたい人にはオススメの統率者なので、興味があれば組んでみるのもアリです!



■ 4. 《結束した構築物》


結束した構築物


 単なるデメリット持ちの1マナのアーティファクト・クリーチャー。

 これが意味するものとは?本当に統率者戦で活躍できるの?……と、思うかもしれません。







アーカム・ダグソン


 もちろんできます。《アーカム・ダグソン》ならば。




《アーカム・ダグソン》

1 《アーカム・ダグソン》

-統率者(1)-

11 《冠雪の島》
1 《水辺の学舎、水面院》
1 《サプラーツォの岩礁》
1 《ちらつき蛾の生息地》
1 《埋没した廃墟》
1 《魂の洞窟》
1 《裏切り者の都》
1 《水晶鉱脈》
1 《ミシュラの工廠》
1 《Mishra's Workshop》
1 《家路》
1 《古えの墳墓》
1 《墨蛾の生息地》
1 《ロノムの口》
1 《宝石の洞窟》
1 《山賊の頭の間》
1 《アカデミーの廃墟》

-土地(27)-

1 《Shield Sphere》
1 《変容する壁》
1 《メムナイト》
1 《羽ばたき飛行機械》
1 《ファイレクシアの略奪機》
1 《ファイレクシアの歩行機械》
1 《水晶の番人》
1 《結束した構築物》
1 《マイアの精神使い》
1 《真鍮の虻》
1 《マイアの月帯び》
1 《真鍮人間》
1 《マイアの苦役者》
1 《時間人形》
1 《メタリック・スリヴァー》
1 《機械仕掛けのクワガタ》
1 《鋼の壁》
1 《屑山の人形》
1 《電結の働き手》
1 《エーテリウムの彫刻家》
1 《銀のマイア》
1 《マナキン人形》
1 《呪文滑り》
1 《ミリキン人形》
1 《疫病のマイア》
1 《パラジウムのマイア》
1 《ファイレクシアの変形者》

-クリーチャー(27)-
1 《トリトンの戦術》
1 《ぐるぐる》
1 《夢の掌握》
1 《残響する真実》
1 《潮津波》
1 《サイクロンの裂け目》
1 《飛行機械の諜報網》
1 《ライオンの瞳のダイアモンド》
1 《オパールのモックス》
1 《Mana Crypt》
1 《永遠溢れの杯》
1 《モックス・ダイアモンド》
1 《Jeweled Amulet》
1 《魔力の櫃》
1 《太陽の指輪》
1 《墓掘りの檻》
1 《バネ葉の太鼓》
1 《上天の呪文爆弾》
1 《虹色のレンズ》
1 《倦怠の宝珠》
1 《稲妻のすね当て》
1 《ヴァルカスの指輪》
1 《友なる石》
1 《砕けたパワーストーン》
1 《空色のダイアモンド》
1 《無のロッド》
1 《厳かなモノリス》
1 《守護像》
1 《冷鉄の心臓》
1 《精神石》
1 《速足のブーツ》
1 《玄武岩のモノリス》
1 《罠の橋》
1 《千年霊薬》
1 《巻き戻しの時計》
1 《無のブローチ》
1 《前兆の時計》
1 《マイアのタービン》
1 《金粉の水蓮》
1 《記憶の壺》
1 《マイコシンスの格子》
1 《マイアの保育器》
1 《イシュ・サーの背骨》
1 《取り憑かれた扉》
1 《ダークスティールの溶鉱炉》

-呪文(45)-
hareruya



 《アーカム・ダグソン》ユーザーは常に追い求めています。軽いアーティファクト・クリーチャーを。

 そして今回、1マナという軽さのパーツをゲット!!大きな一歩です。

 他にももちろん《飛行機械の諜報網》も、ドローできて恒久的にクリーチャーを用意できるので採用の余地がありますね。

 4マナでシングルシンボルの統率者ということもあり、もともとかなり安定したデッキでしたが、さらなるパーツを手に入れた《アーカム・ダグソン》の今後に注目です!






 ……さて、ここまで『マジック・オリジン』が「統率者戦」にもたらした新たなゴミカードたちを紹介しましたが、これらのカードには1つの共通点があります。

 それは「特定のデッキにしか入らない」ということです。

 しかし、もっと汎用性が高いカードはないのでしょうか?《グリセルブランド》級の必殺パーツ、もしくは《進歩の災い》級の盤面制圧カードは……




 ――そして追い求めた先に、一筋の光が。

 見つけました。統率者戦の歴史を変える、最強の汎用カード。

 それこそがこのクリーチャー、



■ 5.《苛性イモムシ》


苛性イモムシ


 1マナという軽さ。起動コストも《帰化》と同じ2マナ。

 それでいて好きなアーティファクト or エンチャントを破壊することが可能。

 しかも、イモムシくんにはパワーがあります。

 これには筆者も感極まって涙しました。

 「パワー、あっていいんですか?」

 なんと0/1ではなく、1/1。こんな高スペックのカードを印刷してもいいんですか?


トレストの密偵長、エドリック野生のつがい


 「統率者戦」をやっていない方にはわかりづらいかもしれませんが、「パワーが1以上ある」ということはとても重要です。何故なら、《トレストの密偵長、エドリック》でドローができるからです。

 そのほかに《野生のつがい》を使う場合にも、0/1より選択肢が広がるので1/1というサイズが嬉しい!

 また通常、緑の置物対策は《再利用の賢者》《進歩の災い》などクリーチャーのEtB能力であることが多く、ナチュラルなコンボ対策カードである《倦怠の宝珠》に対して無力になってしまう弊害があったのですが、その点《苛性イモムシ》は起動型能力なので問題ありません! (ただしそれはそれで《呪われたトーテム像》というキラーカードはありますが)

 《ゴミあさり》という似たカードも存在しますが、こちらはアーティファクトのみ。イモムシくんなら《リスティックの研究》《ネクロポーテンス》《上天の閃光》といった強力カードも破壊可能です!

 この小さな昆虫は、今後緑の「統率者戦」デッキの定番カードとして採用されることでしょう。


 今すぐに《苛性イモムシ》を1000枚買おう!





 『マジック・オリジン』で「統率者戦」の注目カード5選、いかがでしたか?

 もちろんこれはあくまで筆者の主観であり、人によってはもっと素晴らしいカードがある!という人もいるかと思います。

 しかし、「統率者戦」とは強さを追い求めるだけが全てではありません。

 独自の構築理論を展開し、自分だけのデッキを作るのが醍醐味の一つ。

 マジックプレイヤーは常々他人と違うことをしたいもの。

 「なんだこのカード?!」とか言われてテキスト確認されたいものなのです。

 読者の皆さんも自分だけの1枚を是非探してみてください!ではまた!


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