八十岡翔太のWMCQ2016大阪予選レポート

八十岡 翔太



WMCQ、それは日本代表を決める戦い。

現状では日本のプロポイント1位なのでこのままいけば代表になれるが、まだグランプリ2回にプロツアーを残している状態で「どうせ代表になれるから行かない」と言えるわけもなく、大阪まで行ってきました。

デッキは変わらずドロマーコントロール。リストはこちら。



八十岡 翔太「ドロマーコントロール」
ワールドマジックカップ2016大阪予選

5 《沼》
3 《島》
3 《平地》
4 《大草原の川》
4 《窪み渓谷》
4 《進化する未開地》
4 《乱脈な気孔》

-土地 (27)-

3 《ヴリンの神童、ジェイス》
2 《ゲトの裏切り者、カリタス》
3 《龍王オジュタイ》
1 《大天使アヴァシン》
2 《龍王シルムガル》

-クリーチャー (11)-
3 《強迫》
3 《究極の価格》
3 《闇の掌握》
2 《否認》
3 《苦い真理》
2 《破滅の道》
1 《忌呪の発動》
2 《衰滅》
1 《オジュタイの命令》
1 《悲劇的な傲慢》
1 《死の宿敵、ソリン》

-呪文 (22)-
2 《精神背信》
2 《無限の抹消》
2 《死の重み》
2 《ゼンディカーの同盟者、ギデオン》
1 《保護者、リンヴァーラ》
1 《否認》
1 《石の宣告》
1 《苦渋の破棄》
1 《苦い真理》
1 《衰滅》
1 《灯の再覚醒、オブ・ニクシリス》

-サイドボード (15)-
hareruya



【グランプリ・ミネアポリス2016】のレシピから、メインボードは《精神背信》を全部《強迫》に変更。そもそも《強迫》より《精神背信》が強いマッチアップは赤緑ランプとグリクシスコントロールぐらいで、緑白トークンとバント人間が流行っている今の環境ではその2つはあまりいないだろうということで《強迫》に。


強迫保護者、リンヴァーラ石の宣告


サイドボードは前回使って弱かったカードの解雇をして、代わりに《保護者、リンヴァーラ》《石の宣告》を追加

《石の宣告》はツイッターにて「WMCQでエスパードラゴン使うんだけどアドバイスしてくれ」って来た外人といろいろ話していたら、「《石の宣告》はオススメだよ。苦手な《搭載歩行機械》《現実を砕くもの》を対処できるし《龍王オジュタイ》まで間に合えばその1枚分は関係ないさ」って言われて、試しに使ってみるかということで1枚採用してみました。ちなみにその人はトップ8まで入ったが負けてしまったらしいです。残念。


当日、今回からはBIGMAGICさんの計らいでスリープインができるようになったので、朝7時に起きて大阪に向かうことに。個人的に前日入りは時間を無駄にしているようであんまり好きではないですね。

最寄り駅に着き会場に向かっていると前方にやまけん (山本 賢太郎) を発見。どうやら会場内は暑い上にまともな自販機もないということで飲み物を買いに降りてきたらしいです。それなら俺も買っていくかと飲み物を買って会場へ。

会場に着くとさすがに知った顔ばかり。とはいえ勝ち残れるのはたった一人のみと厳しい戦いです。

ということで3回戦が始まり、BYEが明けてここから出陣です。


ラウンド 対戦デッキ 勝敗
Round 1BYE
Round 2BYE
Round 3人間カンパニー
(ゆくひろ (行弘 賢))
 〇〇


いきなり知り合いとあたりました。まぁ人数も少ないですし仕方がないですね。試合の方は単純に相性がよいので2本とも特に何事もなく勝ち。


ラウンド 対戦デッキ 勝敗
Round 4ナヤプレインズウォーカー ×〇×


まず初手を4枚見たとき、《究極の価格》《大草原の川》《沼》《進化する未開地》でかなりいい初手と思ったのですが、残りも全部土地でマリガン。マリガン後も土地の山で、お願い《龍王シルムガル》をするも除去られて負け。

2本目は綺麗にまわって勝ち。

3本目はダブマリスタートながらも《苦い真理》で3ドローできリソースを回復するも、その隙に出てきた《ゼンディカーの同盟者、ギデオン》に殴られまくりライフ1に。しかし相手も除去ばかり引いていて後続がなく、《ゼンディカーの同盟者、ギデオン》を処理して《ゲトの裏切り者、カリタス》《保護者、リンヴァーラ》を着地させることに成功。さすがにまくったかと思ったが返しに《不屈の追跡者》を引かれ、こちらが除去を全く引かなかったので、そのままカードを引かれ続けて負け。早くも崖っぷちに。


ラウンド 対戦デッキ 勝敗
Round 5人間カンパニー 〇〇


適当に除去って《龍王オジュタイ》出して勝ち×2。このマッチアップは明確に相性がいいです。


ラウンド 対戦デッキ 勝敗
Round 6バントカンパニー
(あんちゃん (高橋 優太))
 ××


環境初期からあったバントカンパニー。あんちゃんはずーっとこのデッキを使い続けていますね。

1本目は相手が綺麗にまわって対処しきれず負け。

2本目はこちらが綺麗にまわり無事に《龍王オジュタイ》着地に成功するも、まさかの《龍王オジュタイ》の能力が2回スカにより一気にピンチにになり、お願い《龍王シルムガル》をする羽目に。何も引かれなければ勝ちでしたが、手がかり・トークンのドローで《反射魔道士》を引かれ負け。


龍王オジュタイ龍王シルムガル反射魔道士


2敗をしてしまったのでここでドロップし、同じタイミングで負けていた、【プラチナやまけん】【殿堂三原 (槙仁)】【神はのい (和田 寛也)】と一緒にささっと帰宅。さすがにこのトーナメントは厳しいですね。

次回は現環境最後のスタンGPである【グランプリ・台北2016】です。

GP終わったら軽くデッキの話でもしようかと思ったり、思わなかったり。

ではでは


ヤソ



この記事内で掲載されたカード


Twitterでつぶやく

Facebookでシェアする

関連記事