ヨーロッパ2週間
チェコへ出発
【晴れるーむ合宿】から一夜明けて、連日の夜更かしにより疲れた体を引きずりながら成田空港まで。空港にさえ着いてしまえばあとは機内で寝るだけなのでそれまでの我慢、今回も時間ギリギリでの荷造りだったので何か忘れ物がありそうですがまあやむなし。
チェックインを手早く済ませ、気がつけば、とはいかないものの12時間中6時間を泥のように眠り、残りは機内上映の映画で気を紛らわせて中継地のベルギー・ブリュッセルに。
入国審査とラウンジで一息ついてから、再び飛行機で2時間。
合計で16時間ほど。ようやく着きました、チェコの首都プラハ。
今回のチーム練習はここでとなるのですが、ここに至るまで本当に紆余曲折があってまずはそれからご説明……
の前に、預け入れた荷物がいつまでたっても来ませんね。これは体感20回に1回くらいは発生する空港名物「ばげーじろすと」なる代物ではありませんかね。
こんなときには慌てず騒がず備え付けのサービスカウンターに行って事情を説明、タグを確認してもらい、まだ届いていない鞄の外見、プラハでの滞在先を書き込んでとりあえずやれることは終了。
大体は乗り継ぎ先の空港で飛行機に積み込まれず放置状態になっているので、それを翌日到着の便で運んでもらうだけ的な手続き。荷物を運ぶ手間がなくなってむしろやや嬉しいまであります。
ただ今回に限っては、隣でぷりぷりしているおばちゃんがあっさり荷物の現在を教えてもらえているのに対して、私のものについては「全く解らない」という素敵な解答に終始しているあたりちょっと不安。主に着替えを詰め込んだサブの方なので最悪こちらで一式買い直せば問題ありませんが、これはもしかすればもしかしてで……
チーム事情
それはさておき、今回のプロツアーから新たな要素、【チームシリーズ】が開催されます。
こうやって立ち上がったものを見ていると、なんとか興行として成立しそうだなとも思いますが、ここ至るまで、いやもっと正直に言えば現状についてもそれはそれは酷いものでした。会議中の言葉をそっくりそのまま流用するなら、具体的に言うと個人への中傷になるのでやっぱり言えない……いや、名言ですね。今度から積極的に使っていこう。失礼、思い出してちょっとアレな気分になりました。今回の話題にのみ話を絞りましょう。
ちょっと巻き戻ってあれは11月の中ごろ。そういえばそろそろチームシリーズなるものの登録案内が来ないといけないころになってるけど音沙汰ないな、12月に登録とか言ってたけどどうするんだろ、ま、いつものことだけどなあ……
あ、来た。
文末を見ると、
・チームウェアはダブリンでは急すぎて間に合わないかもだから今回は特別に許してあげるよ (意訳)
……か、核弾頭や。本気で椅子から転げ落ちかけました。たぶん良かれと思って付け足した条項なんだろうなと理解もできますが、ところがどっこい現実はまるで逆。
日本のチーム事情を見ても解るとおり、チームシリーズのチーム=現実にある調整チームというふうに等号で重なるところなどほとんどありません。実際にはそれぞれ違うスポンサードを受けている、仲の良い個々人が集まるところが調整チームというもの。
当然各人、別々のスポンサー契約を結んでいるわけでありまして、その中でも「スポンサーのロゴが入っているシャツ」というのは契約のかなり重要な部分を占めます。将来的にはもちろん必要になっていくものでしょうが、決して簡単にいく話ではありえません。おまけに期限は今年中、つまり1ヶ月もなく、悪いことにアメリカにはクリスマス休暇なるものがあるので、実質もっと短いのです。
案の定我が調整チーム、フェイス・トゥー・フェイス/チャネル・ファイアーボール連合もてんやわんや。
何せ所属メンバーは両チームに加え、スティーブ・ルービンはTCGプレイヤー(【TCG Player.com】)、私と新規加入がほぼ内定していたペトル君は晴れる屋と四重苦。
しかもこれからの話として、私以外の面々の大半はスポンサー先からチームシリーズで、例えば○○すること、今回なら「看板を背負うこと」によっていくらスポンサーからお金を引き出せるかという話をしていたのに、たった一言の注釈でその前提が崩壊してしまったのです。
シャツを新たに着ることも、シャツを脱ぐこともかなわない。契約といういかんともしがたい箇所でそれぞれの利害がどうしようもなく対立してしまい、本当にどうもこうもできなくなってしまいました。
これに嫌気が差したのがチームの司令塔ジョン・スターンです。【前回のプロツアー記事】で「このチームはジョン・スターンで成り立っている」と言いましたが、そのジョンがチームを去るという決断を下したのです。
前に言いましたがマネージャーであるジョン・スターンが切り盛りしているから機能しているこのチームで、です。就職したために時間が取れず、以降のプロツアーを行かないと表明したジョシュ・マクレーンに続き2人目の、そして致命的とも言える中核メンバーの離脱。
かくして残されたのは左往右往する9人のマジックニートたち……
パウロ・ヴィター・ダ・モ・デロサ……ご存知、(身も心も) シュガーフェイス
マイク・シグリスト……双子の娘に目がない2児のパパ。通称「シギー」
サム・パーディー……今回はグランプリ後からの参加、ややもすれば暴走しがちなこのメンバーの中では穏健派
アレクサンダー・ヘイン……馬鹿もできて頭が良いタイプ。しかし怒らせると怖いらしい
ジェイコブ・ウィルソン……現在、シャーハラ・シャンハーとベガスでルームシェア中。近々就職するとかしないとか。ベジタリアン
スティーブ・ルービン……イケメン。高校の体育の臨時教員をしているらしい
イヴァン・フロック……たぶんこの中で一番常識人。でもときどきネジ飛んでるなーとも思います
オンドレイ・ストラスキー……「ケンタローってマジック上手いよね」って話してたから、ヤマケンが君のことめちゃ上手いって評価してたよって教えてあげたら頬を赤らめて喜んでいた。つまり相思相愛
それと私、&宙ぶらりんと化した新メンバー候補たち。
このときは、わりかし本気で「いっそ無所属の方が楽だからそうしよう」と思ってました。
そんなどうしようもない状態になったチームをパウロが音頭をとってなんとか修復し、喧々諤々しながらの協議を重ねた結果、本当に紙一重のところで各方面からの妥協が成立。これにてチャネル/フェイス・トゥー・フェイス/晴れる屋合同調整合宿がプラハにて開催されることになった……というのが大体あれやこれやを省いて簡略化した11月~12月の流れ。
なお新メンバーはこの4人。
ペトル・ソフーレク……期待の新人、実はかつてのグランプリ・プラハで面識があったらしいのですが、中学生くらいの風貌でプレイミスする度に皆からイジられていた「キキ」がまさかこんなになっているとは夢にも思わず。現在、大学で日本語学習中。
ベン・スターク……私をベガスに連れて行った張本人。右も左も勝手が解らない私をポーカーテーブルに放置して一晩ほったらかしにした。って今思えばかなり鬼畜の所業だな……
エリック・フローレッシュ……ポーカー界のプロツアー、ワールドシリーズオブポーカーで2回のブレスレット、優勝歴もあるガチのポーカーセレブ。最近、結婚しました。
ジョエル・ラーション……ナルシスト、アメリカ人からはスウェディッシュ・キブラーって呼ばれてるよ。
ベンスタとイーフロウは元チャネル合宿組との再合流。この13人でのおおよそ2週間の共同生活です。
到着時間が近いので空港で合流しようと連絡していたスティーブ・ルービン、ベン・スターク、パウロ・ヴィターとも合流し、タクシーで所定の住所まで。今回もエアB&Bで取ったと聞いていたのですが、着いたのはペンションらしき建物。念のためにタクシーには待機してもらって、開けてくれーと扉前でピョンピョン。
写真では解りづらいですが外はマイナス6度なのです。3分ほど経ったあたりでタクシーの運転手が「もう行っていいかな」って素振りを見せたときにはみんなで人間の盾を形成してました。命は大事です。大切にすれば一生使えます。こんなところで眠くなるのだけは勘弁してもらいたいところです。
5分目あたりで反応があり、先行してチェックインしていたシグリストが扉を開けてくれてようやく一息。ペンションらしきではなく、本当にペンションでした。どうやら今回はこの建物全体をまるごと貸し切るといった形で話をまとめたようです。2人で一部屋、マジックは食堂で、Wi-Fiは食堂にあるのを使うことなどの約束事を聞いたところで、限界を感じてベットに倒れ込み。
Wi-Fiを探せ
翌朝、というか午前6時に目が覚めると、そこには時差ボケしたジェイコブ・ウィルソンと、たしか君この国在住だよねのペトル君が。曰く夜眠れなかったらしいですが、そこはかとなく漂う濃厚なマジックニートの臭気。知ってますからね。
そんなことより彼らから緊急案件を聞かされてしまいました。
ペンション備え付けの食堂Wi-Fiが昨晩からうんともすんとも言わなくなってしまったとのこと、これは一大事です。エリートマジックニートたる我々チャネル/フェイス・トゥー・フェイス/晴れる屋連合軍にとって旅先でどうしても必要なのがWi-Fi。たぶん食事と良い勝負、いやその食事を宅配してもらうのにも必要ですからもっと上。それに何よりも私には荷物の行方を確認するためにどうしても必要なものです。
とりあえずの朝ドラフトと朝ごはんをつまみながら招集された緊急会議にて、普段は腰が重く我々の中でも豪の者であるところのベンスタが大いにリーダーシップを発揮してくれます。
ベン「このままでは埒があかない、いっそ街まで行ってWi-Fiを買いに行こう」
満場一致で可決。普段はとりあえず真っ先に異議を唱えるパウロですら、両手を挙げて賛成しています。ということで街へ繰り出すメンバーの選定です。まず言い出しっぺのベンスタ、そして妻子とのスカイプ電話が日課に課せられている”シギー”、マイク・シグリスト。それに万が一のチェコ語通訳として、正直チェコ人の中で一番信用がおけませんがオンドレイ。あとはネットを繋げていてあちらでもウーバーが呼べる人……あ、私だ。
荷物の現在の状況が知りたくてつい24時間の国際ローミングを開いたばかりにちょっとプラハ中心部まで行くこととなってしまいました。着替えがまるごとロスト中なので、買いに行くと思うことにしましょう。ちなみに私がネットに繋いでまず最初にやったのは預け入れ荷物の安否確認だったのですが、送られてきたメールを辿って現況を見てみるとこのような感じ。
わからんですか、なるほど。最悪の事態に備える必要が出てきましたね。ということで全くあてにならないオンドレイではなくペトル君にショッピングモールの場所を教えてもらいつつ、雪のプラハを20分ほどかけて中心部、旧市街へ。
国立劇場あたりですね。懐かしい。初めてプラハへ来た時は2、3日かけて旧市街を歩き回ったものです。確かにあの当時は何か大きな建物が建設中だったな。
買い物自体はかなりあっさりと、カフェでボーダフォンショップを探して、オンドレイに契約関連を任せつつ、着るものも購入。みんなでスーパーでかじるものを買って帰宅。
ところがウキウキ装置を組み立てるオンドレイくんから悲しげな悲鳴が。「SIMカードが入ってないよ」
これは再び1時間かけてクレームか、と思いきや実はSIMカード、既に中に挿入されてました。あるある。この場合の「あるある」はオンドレイにかかっているのか、それともWi-Fi機器にかかっているのかは微妙なところですけどね。
ともあれ初日からなかなかの波乱。そう、思い返してみれば今回は最初から最後まで波乱ずくめな旅でした。
あ、預け入れ荷物は3日後なんとか無事に届けられました。
で、主に何をしていたかというと
場所はプラハ郊外、ほぼ全員がここでは外国人ということもあって出歩くこともなくひたすらマジックしてました。
おそらくペンションオーナーであるおばちゃんが午前10時に朝ごはんを作ってくれるのでそれが始業の合図、のそのそ起き出してきて、まずはドラフト。メンバーが13人もいるので前回入れなかった人優先のあとはくじ引き。あぶれた人はスタンダード。これが2サイクルもしたら昼下がりになっているので、何人かは歩いて3分の雑貨店にスナックでも買いに行くか、のち再びドラフト。
そういえばそろそろお腹が空いたな、ピザでも宅配してもらうか、あ、支払い面倒だしみんなでダイスでも転がすか、みんなチェコのお金とかあんまり持ってないしね。そしてしばらくすると精魂尽き果てて寝る。
というサイクルを3回ほど繰り返せばもうグランプリ……と思っていたらまた一波乱です。
会場炎上
いつものように10時からの朝ごはんを食べてドラフト。9分の1のハズレを引いて手持ち無沙汰になった金曜日の昼下がり、何気なくツイッターを覗いてみると、何やら騒がしいばかりか大分物騒な言葉が飛び交っています。曰く、会場からの避難指示、立入禁止、出火……出火!?
廻ってくる炎上動画でどうやら冗談ではなく本当だとわかるころには、グランプリ公式アカウントから正式にアナウンスが。
会場と会場をつなぐ点に設置されていたケータリングエリアから火災が発生したとのこと、これにより金曜日の予定は全てキャンセル。明日以降については現在、振替手段を隣の施設で確保中、今日中の続報を待てとのこと。
どうするどうなる、僕らのグランプリ。
ついでにたった今機上の人となった井川 良彦の運命やいかに!
※注: 井川が向かったのはアメリカ、サンホセです。
※注その2: 私もサンホセに行くとは聞いていたのですが、誰かがツイッター上でいやプラハに向かったと。これが錯綜というやつですか。
幸いに、けが人もなく。主催の驚異的な手回しにより金曜午後8時にはなんと、会場の確保が完了し予定通りグランプリを開催するとのアナウンスがされたらしいのですが……その頃には寝てました。
いや、このところ体調が優れずにこのあたりにはベットに入ってしまうサイクルになっていたので……こんな感じですし、スタンダードのデッキもかけらも仕上がってないから最悪グランプリがキャンセルになってしまってもそれはそれで良いかな、くらいの軽い気持ち的な。
それにしてもこれまで、アメリカ・フィラデルフィアでは今世紀最強クラスの台風と遭遇、スペイン・バレンシアではプロツアー会場が水没、イギリス・ロンドンでは同時多発自爆テロ、フィリピンでは非常事態宣言&戒厳令など、マジックをやってるだけなのにそれなりにレアな目にあってはいます。
日本は核に汚染されたから名古屋に行きたくないと駄々をこねるフランス人の説得作業にあたったのを「地震」にできるなら、これで地震、火事、おやじをコンプリートしてしまいました。
何もこんなにトラブルまみれの回に起こらんでも、とは自分本位すぎる感想であるとは思いますが、偽らざるといったところでした。ちなみに後半にとっておこうとあえてここまで合宿の内容については触れてはいませんが、それはもう次回のお楽しみということで。
グランプリ・プラハ2016
そんなこんなで迎えたグランプリ当日、プラハの西端から東端まで40分ほどかけて会場に向かってみて、もらったパックから作ったのがこれ。
という体裁はあるものの、デッキの出来はまあ目を覆うといった具合ですね。頑張って7勝2敗できればなあ、といったところでしょう。
おまけに構築時間の明示が曖昧で、あと10分ほど余裕があると思っていたところに残り1分のコール。急いで記入している際、ついただの2マナ2/2を入れることに違和感を覚えてを入れてしまう大失敗をしでかし、その上そんなミスも全く関係なくデッキの性能差を見せつけられたり、そもそも土地がなかったりで0-2スタート。
デッキ構築後に頭を抱えてるのを見て挑戦してきたオンドレイ君以外、人に勝っていません。ちなみにそのオンドレイ君は秒速で彼女とプラハの街に消えて行きました。
ところがここから2連勝、もしやデッキが覚醒?いやそんなことは全くありませんでした。予定調和で再びボコボコにされて3敗目。1本目をマグロで落とし、2本目もマリガンしてマグロ気味な私に、、除去、除去、除去で勝ち握手からのヨッシャーなフルコンボを決められたときにはただただ素直に帰りたいとしか。
それでも、最終戦も同じ展開で1本目を落とし、2本目をマリガンしたときには「ああ、これでやっとうちへ帰れる」と思ったのですが、何故かが駆けつけてきて勝利すると、3本目は相手が土地2枚でストップであれよあれよのギリギリで2日目に。ちなみに勝ってるゲームは全てでしか勝ってません。
とにかくもう普段であればとっくに寝ている時間でもあり、この後ちゃんとしたもの食べたいと言っている面々を尻目にさっさと宿に戻ってそのまま寝てしまいました。最近、マジックの大会に出る度に「帰りたい」を連呼してる気がしますが、このときほど切実だったことはありません。
そんなこんなでカルマを貯めまくった2日目は素晴らしいことになるに違いない!
0-2
おかしいなあ、かなり良いデッキができたと思ったのになあ。
最終戦はなんとか辛勝して1-2。結果が主にプレイ外のところで出た感は否めませんが、それでもデッキの難点をあえて挙げるなら、後手にまわったときの柔軟性に欠けていたかも。明確に壁役というカードがないので、2テンポ以上離されると、要は事故ったときに取り返しがきかないのが敗因だったかなと。まあ、直接的な除去も軽量なコンバットトリックも普通はない青緑という組み合わせにそれを求めるのは酷ではありますが。
とりあえずこの時点で感じたのは青の人気薄。というより私の青評価が一般に比べて高すぎるので、結果やらされると言った方が近いのかも。環境のトップコモンと考えているが4~5手目に来るようだったらそりゃやるよ、でしかないだけ。
なんてことを考えながらもうほとんど意味はなくとも帰るには早すぎるので練習ついでといった感じでやった2回目のドラフトも、気がつけば青緑に。心境としては1敗したらとは言わず、誘われたら即帰る。
出来栄えとしては前回の方が強かったものの、まあこれも良い出来といえるもの。前のめりになっているので、先ほどのデッキよりは手数の多さで押されたときにも引っくり返す手立てはあります。壁役もありますしね。
ですがここまでこんな調子である以上、さっきみたいに片方の色しか出なくてそのまま死亡×2とかであっさり負けてドロップするでしょう。色拘束は前よりきつくなってることですし。
と思いきや結果は3-0。どうしてこうなるの??
ということで5敗フィニッシュ、賞金はつきませんがプロポイント1点。とはいえもしプロポイントが必要になるようなら、1点なぞ今のシステムでは上書きされる程度のもの。
どちらかと言えば、とても深刻なコンディション。自信どころか混迷しかないドラフト結果、おまけにスタンダードデッキへの懸念を抱えて不安しかないまま次回、プロツアー編へと続きます。
中村 修平
愛称は“なかしゅー”。
グランプリでの優勝回数は7回にも上り、Kai Budde、渡辺 雄也に並ぶ歴代最多タイの記録を持つ。プロツアーサンデーにも6回進出しており、津村 健志、大磯 正嗣と並んで日本人最多タイ。世界中のトーナメントを渡り歩き、「Play the game, See the World.」の体現者として2011年度マジック・プロツアー殿堂に選出された。
一見シニカルなキャラに見えるが、本人曰く「面倒見はいい方」とのことで、国内プロのメンターとして多くのプロプレイヤーを導く。
中村 修平の記事はこちら