サンプルリスト
1 《沼》 1 《森》 1 《草むした墓》 1 《血の墓所》 1 《踏み鳴らされる地》 1 《神無き祭殿》 4 《血染めのぬかるみ》 4 《新緑の地下墓地》 2 《汚染された三角州》 2 《樹木茂る山麓》 -土地(18)- 4 《死の影》 4 《タルモゴイフ》 4 《通りの悪霊》 -クリーチャー(12)- |
4 《思考囲い》 4 《コジレックの審問》 4 《ウルヴェンワルド横断》 3 《致命的な一押し》 1 《タール火》 2 《ティムールの激闘》 2 《終止》 1 《突然の衰微》 2 《コラガンの命令》 4 《ミシュラのガラクタ》 2 《ヴェールのリリアナ》 1 《最後の望み、リリアナ》 -呪文(30)- |
3 《未練ある魂》 2 《大爆発の魔道士》 2 《集団的蛮行》 2 《虚無の呪文爆弾》 1 《イーオスのレインジャー》 1 《致命的な一押し》 1 《外科的摘出》 1 《神々の憤怒》 1 《大渦の脈動》 1 《最後の望み、リリアナ》 -サイドボード(15)- |
基本的な動き
大量の手札破壊で相手を妨害しつつ、《死の影》《タルモゴイフ》というコストパフォーマンスに優れた軽量クリーチャーで速やかにゲームを終わらせる、高速~中速のアグロデッキです。
《通りの悪霊》《ミシュラのガラクタ》という2種類の0マナキャントリップでデッキを回転させながら、「1ターン目に手札破壊、2ターン目に手札破壊+《死の影》+3ターン目にも追加の《死の影》《タルモゴイフ》」と安定して動くことが可能で、対戦相手にほぼ何もさせずに、一方的に勝つ(ただし自分のライフは1桁)ということも珍しくありません。最盛期のSuper Crazy Zooのように、速いターンの《死の影》→《ティムールの激闘》という瞬殺パターンがありつつも、古典的な【ジャンド】と同じく《思考囲い》《タルモゴイフ》《ヴェールのリリアナ》という黄金ムーブも可能なので、相手にして非常にやりづらいデッキに仕上がっています。
リソースを失いながら無理やり《死の影》を出すのではなく、《思考囲い》・《通りの悪霊》・フェッチランド+ギルドランドという自然な動きで「軽くてサイズの大きいバニラクリーチャーとして《死の影》を出す」いうアクションが非常に強力で、このデッキの他にもグリクシス(青黒赤)・アブザン(緑白黒)・エスパー(白青黒)と多数の《死の影》デッキを生み出しています。
死の影「ジャンド」というデッキ名ではありますが、サンプルリストのように1枚の《神無き祭殿》を入れることで白をタッチし、サイドボードに《未練ある魂》《イーオスのレインジャー》を採用しているケースがよく見られます。
《未練ある魂》は苦手としている《ヴェールのリリアナ》を無効化しつつ、これ1枚で相手を倒すできる優秀なサイドボードです。また、《イーオスのレインジャー》は《ウルヴェンワルド横断》でサーチできますので、対戦相手の除去の嵐を上回る脅威を展開することを可能にします。どちらも除去が豊富なコントロールや同型など、消耗戦が想定されるマッチアップでサイドインされます。TIPS
得意なマッチアップ/苦手なマッチアップ
「大量の手札破壊+高速クロック」という構成のデッキなので、従来のジャンドやアブザンと異なり、トロンや赤緑ヴァラクートのような土地コンボ、アドグレイスのような手札コンボといった、こちらへの妨害力の低いデッキ全般に対して非常に有利に戦うことができます。ライフルーズを咎められることも少ないので、適度に手札破壊しつつ《死の影》にオールインしましょう。
また軽量除去を搭載していて、かつメインの《コラガンの命令》、サイドの《未練ある魂》といったキラーカードを擁しているので親和に対しても有利に戦えます。負けパターンは概ね《刻まれた勇者》+《頭蓋囲い》なので、手札破壊で《刻まれた勇者》をしっかり落としましょう。
逆に、大量の除去を有するデッキ、特に《瞬唱の魔道士》を絡めて除去を連打してくるグリクシスコントロール・白青コントロールにはどうしても苦戦を強いられます。また、特殊地形を多用している&コストが1に偏っているという特性上、《血染めの月》《虚空の杯》を擁するサンアンドムーンも苦手としています。
エルフのように高速で大量のクリーチャーを並べてくるデッキもあまり得意ではありません。《集団的蛮行》を駆使して、除去&相手の手札の《集合した中隊》《召喚の調べ》を抜きつつ、《ティムールの激闘》での一撃必殺に期待しましょう。
バリエーション
苦手なカード(代表例)
解説動画
メインボード編
サイドボード編
この記事内で掲載されたカード
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