統率者戦も一人より二人。「共闘」を持つ統率者【カードアーカイブ】

いってつ

(最終更新日:2022/02/25)

「共闘」を持つ統率者

統率者戦カードアーカイブへようこそ。

このアーカイブではテーマに沿って統率者戦でのオススメカードを紹介します。

随時更新していきますので、新しく統率者戦デッキを作るとき、改良したいときにぜひ見返してみてください。

今回は「共闘」を持つ統率者をご紹介します。

「共闘」とは

ロフガフフの息子、ログラクフ

《ロフガフフの息子、ログラクフ》 (0)

先制攻撃、威迫、トランプル

「共闘」(両方が「共闘」を持つなら、あなたは2体の統率者を使用できる。)

0/1

統率者はデッキひとつに1体のはずだぞッ!

いえいえ、「共闘」を持つクリーチャーと、もう一枚の「共闘」を持つクリーチャーで合わせて二枚の統率者を指定することができます。

トリトンの英雄、トラシオス愚者滅ぼし、テヴェシュ・ザット

統率者に指定できて、「共闘」をもつプレインズウォーカーもいます。

例えば、それぞれが「共闘」を持つ《トリトンの英雄、トラシオス》《愚者滅ぼし、テヴェシュ・ザット》を統率者に指定したなら、《トリトンの英雄、トラシオス》の青・緑に《愚者滅ぼし、テヴェシュ・ザット》の黒が合わさって、デッキの固有色は「青・黒・緑」となります。

統率者税

統率者を統率領域から唱えるときには、それ以前に統率領域から唱えていた回数1回につき(2)がコストに追加されます。これを俗に「統率者税」と呼んでいます。

「共闘」で2枚の統率者がいる場合は、「統率領域から唱えた回数」を別々に数えます。

統率者ダメージ

船壊し、ダーゴ鋭い目の航海士、マルコム

統率者戦では「同一の統率者から21点以上の戦闘ダメージを与えられている場合、そのプレイヤーはゲームに敗北する」、いわゆる「統率者ダメージ」というルールがあります。

「共闘」で2枚の統率者を指定している場合、それぞれが与えた戦闘ダメージは別々に記録しておく必要があります。

統率者ダメージを記録する便利な方法

統率者ダメージはライフ同様、ゲームの決着を左右する大事な数字なのでしっかり管理しておきたいです。

ウィザーズが無料で配布しているスマートフォン向けアプリ「マジック コンパニオン」を使えば明瞭かつ簡単に記録ができます。

ダウンロードしたアプリを開き、まずは下記の設定を行いましょう。

ライフトラッカー→
イベントのフォーマット:統率者戦→
プレイヤー数:4→
初期ライフ:40→
……と設定してライフトラッカーを表示させました。ここで、統率者ダメージを受けたプレイヤーのライフ表示エリアを左から右へスライドします。

すると表示されたのがこの画面。カウンターが3つ出てきました。これがそれぞれのプレイヤーの統率者から受けたダメージを記録するためのカウンターです。仮に5点のダメージを受けたら5が表示されるまで「+」をタップ。これで自動的にライフ総量も減らされます。

しかしこれでは「共闘」で統率者が2体いる場合に記録できません。そんな時は右下に表示されているペンのマーク🖊をタップ。

すると「共闘」統率者を増やすメニューが表示されました。2体の統率者をコントロールしているプレイヤーに該当するボタンをタップ。ここでは正面のプレイヤーが統率者を2体コントロールしているとしましょう。選んだら右下のチェックマーク✔をタップ。

これで統率者ダメージのカウンターを増やすことができました!やったね!これで遠慮なくダブル殴り統率者デッキが組めます。

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《誓いを立てた歩哨、リヴィオ》

誓いを立てた歩哨、リヴィオ

2マナでクリーチャーを追放していき、3マナで追放されたクリーチャーをすべて戦場に戻します。単体除去から守りつつ、戦場へ復帰させたり、戦場に出たとき離れたときの誘発型能力を任意のタイミングで使えたり。対戦相手の同意が必要ですが、対戦相手のクリーチャーも追放できます。

《陽光たてがみの使い魔、ケレス》

陽光たてがみの使い魔、ケレス

2マナと非常に軽量でありながら統率者が攻撃するたびにどんどんサイズを上げてくれます。序盤から殴っていくことで統率者ダメージによる勝利を目指せそうです。

《剛胆な考古学者、アーデン》

剛胆な考古学者、アーデン

戦闘に入るときに装備品やオーラをつけ直すことができます。《巨像の鎚》などの装備コストがキツい装備品を統率者に張り付けて殴ろう。

《鋼軍団のプラヴァ》

鋼軍団のプラヴァ

自分のターン中、自軍のクリーチャー・トークンが+1/+4修正。タフネスがかなり高くなるため、接死持ちにブロックされないかぎりは大丈夫でしょう。

毎ターントークンを生成する《苦花》《星界の大蛇、コーマ》《恩寵の宮廷》と一緒に並ぶと凶悪。

《登る建築家、レベック》

登る建築家、レベック

自軍のアーティファクトに「プロテクション」を与えます。テキストが難解ですが、例えば――マナ総量0の《魔力の墓所》、マナ総量2の《秘儀の印鑑》、マナ総量3の《金線の打破者、アーミクス》が戦場にあれば、自分のアーティファクトはすべて「プロテクション」(マナ総量0、2、3)を得ます。アーティファクトクリーチャーが除去されにくくなるだけではなく、アタッカーとしてもブロッカーとしても超優秀に。

《真面目な祭儀師、アルハール》

真面目な祭儀師、アルハール

+1/+1カウンターが載っているクリーチャーが死亡すると飛行の1/1クリーチャートークンが戦場に出ます。これ自身の能力でカウンターを載せるのもいいでしょうが、「カウンターを載せて戦場に出る」能力と組み合わせれば戦場の戦力を維持しやすくなります。飛行持ちが出るので、「統治者」の奪い合いでも有利です。

《イクシドールの理想、アクローマ》

イクシドールの理想、アクローマ

戦闘に入るとき、ほかのクリーチャーは自身が持つ「飛行」「「警戒」といったキーワード能力の数ぶんの+1/+1修正を受けることができます。《月皇の司令官、オドリック》がいるとパニックになりそうですがとんでもない打点になりそうです。

《セラの大天使、レイディアント》

セラの大天使、レイディアント

7マナ6/4飛行、と白のマナ総量7のクリーチャーとしては物足りないように見えますが、自軍の飛行クリーチャーをタップすることで自身に選んだ色からの「プロテクション」を付けることができます。除去をかわすだけでなく、その色からはブロックされなくなることを活かしたいです。

《永久忠義の義丸》

永久忠義の義丸

《永久忠義の義丸》《今田家の猟犬、勇丸》を彷彿とさせる統率者。伝説のパーマネントが戦場に出るたびにカウンターが載って大きく成長していきます。

固有色に青を足して《不同の力線》を使うと楽しいことがおきそうです。

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《守り翼の使い魔、エシオル》

守り翼の使い魔、エシオル

自身の統率者に「護法(3)」を付けるような能力。単体除去から統率者を守りやすくなります。

《鋭い目の航海士、マルコム》

鋭い目の航海士、マルコム

対戦相手を海賊で殴ると宝物を獲得できます。《鋭い目の航海士、マルコム》自身が飛行を持っているので、誘発条件は非常に緩く感じます。誘発条件の「ダメージ」は「戦闘ダメージ」でなくてもいいので、《稲妻砲手》の起動型能力などで各対戦相手にダメージを与えれば財宝ザクザク。

光り角の海賊

特に《光り角の海賊》との大量ダメージコンボが凶悪です。

《光り角の海賊》が攻撃、《光り角の海賊》の起動型能力を起動する。コストとして手札が捨てられたことで《光り角の海賊》の誘発型能力が誘発。各対戦相手にダメージを与える。海賊が各対戦相手にダメージを与えたため、対戦相手の人数ぶんの宝物が出る。対戦相手が2人以上いれば、生成された宝物から2マナを出してまた《光り角の海賊》の起動型能力を起動、ダメージを飛ばせます。この繰り返しで、対戦相手が一人になるまでは無制限に能力が起動でき、最後の一人も残りのライフ次第ではそのまま削り切れそうです。

《ラミレス・ディピエトロの幽霊》

ラミレス・ディピエトロの幽霊

《Ramirez DePietro》の幽霊。回避能力に加え、ダメージを与えたときに墓地から(このターンに落ちたもの限定ですが)カードを回収できます。同じ『統率者レジェンズ』出身の《冒涜する者、トーモッド》《金線の打破者、アーミクス》とは墓地と手札でカードが行き来する能力がうまくかみあっています。

《嵐の目、シアーニ》

嵐の目、シアーニ

飛行クリーチャーをたくさん並べることができれば一気にライブラリーを掘り進めることができます。占術をドローに置換できる《岐路の占い師、エリゲス》とは相性抜群です。

《千の顔の逆嶋》

千の顔の逆嶋

《騙り者、逆嶋》が再登場。これも同じく伝説のクリーチャーをコピーしつつもレジェンドルールをかいくぐることができます。

「共闘」を持つことを活かして自分の統率者を2体にしてしまうだけではなく、統率者指定せずに投入されることも。

《パワーストーンの技師、グレイシャン》

パワーストーンの技師、グレイシャン

《パワーストーンの技師、グレイシャン》はパワーストーン……もといアーティファクトをX個タップすることでライブラリー上からX枚見て1枚を手札に、残りを墓地へ。手札を増やすというより、墓地を肥やすという能力のようです。墓地を肥やしつつ、手札に必要なものはしっかりと抑えておけます。

《岐路の占い師、エリゲス》

岐路の占い師、エリゲス

占術XをX枚ドローに置換できる怪物。《定業》や《血清の幻視/Serum Visions》がパワーナイン級のドローに!

《月のクラーケン、ブリネリン》

月のクラーケン、ブリネリン

マナ総量6以上の呪文を唱えるたびに《分散》。土地以外のパーマネントをバウンスします。青にはすでに戦場に出てしまっているパーマネントに触れるカードは少ないため、このカードに救われる場面もあるかも。

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《林間の茨、ミアーラ》

林間の茨、ミアーラ

《林間の茨、ミアーラ》はエルフが死亡したときにマナとライフを支払えばドロー。横並びし、全体除去で大打撃を受けるエルフデッキに黒を足すことで次のアクションのための手札を獲得できます。

《金線の打破者、アーミクス》

金線の打破者、アーミクス

攻撃の度に手札を捨てることで単体除去。墓地と戦場のアーティファクトの数ぶんの-X/-X修正。破壊不能も倒せます!

《肉体彫刻家、ケスキット》

肉体彫刻家、ケスキット

《肉体彫刻家、ケスキット》はアーティファクトやクリーチャー3つを生贄に捧げて2枚ドローとかなり破滅的なドローマシーン。「再演」やそのほか大量のトークンを生み出すギミックとうまくかみ合えばとんでもないアドバンテージを稼ぎ始めます。かなりピーキーですが乗りこなしたい。

《影猫の使い魔、ファルティス》

影猫の使い魔、ファルティス

統率者が威迫と接死を持つように。ブロックされにくくなるため、「戦闘ダメージを与えるたび」誘発型能力と組み合わせたいです。

《冒涜する者、トーモッド》

冒涜する者、トーモッド

《冒涜する者、トーモッド》が戦場にいるときに墓地のカードが移動するとゾンビが出ます。墓地のクリーチャーが戦場に出た、手札に戻ったときはもちろん、「フラッシュバック」などでも誘発。統率者が墓地に置かれ、統率領域へ戻すことを選んだ時にも誘発することを覚えておきましょう。

《愚者滅ぼし、テヴェシュ・ザット》

愚者滅ぼし、テヴェシュ・ザット

統率者に指定できるプレインズウォーカー。[+2]でクリーチャー・トークン2体生成、[+1]でクリーチャーかプレインズウォーカーを生贄にして2枚ドロー、[-10]ではなんと対戦相手含めすべての統率者をコントロールを得てしまいます。もうめちゃくちゃ。どの能力でもアドバンテージを取りに行けるのは強力です。

5マナとやや重めではありますが、色拘束は非常に緩いので、1ターン目に《魔力の櫃》を置ければ2ターン目には登場。マナ加速が得意な緑と組み合わせて早々に登場させることも可能でしょう。

《闇の男爵、センギア》

闇の男爵、センギア

《闇の男爵、センギア》はみるみる巨大化する統率者。クリーチャーが死ぬたびにサイズが2も上がるため、対戦相手のクリーチャーを除去してはサイズアップ、《村の儀式》で自軍を生け贄に捧げてはサイズアップ。《投げ飛ばし》などを擁する赤との組み合わせが凶悪。

《ダスキネルの工作員、ネイディア》

ダスキネルの工作員、ネイディア

《ダスキネルの工作員、ネイディア》はトークンが死ぬと自身がサイズアップ。さらに、《ダスキネルの工作員、ネイディア》自身が死亡すると、そのパワーぶんのトークンをばらまきます。自身やばらまくトークンがエルフなので、緑の統率者と組み合わせたエルフデッキも楽しそうですね。《タイヴァー・ケル》を使いたい。

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《ロフガフフの息子、ログラクフ》

ロフガフフの息子、ログラクフ

《ロフガフフの息子、ログラクフ》はなんと0マナの統率者。戦闘向きの能力を持っているものの、パワーが0。装備やオーラで強化して殴ろう。

変身モックス・アンバー激情の後見

「0マナのクリーチャーがいつでも使える」という点に着目し、《変身》のタネになったり、《極楽のマントル》《モックス・アンバー/Mox Amber》と組み合わせたり、《激情の後見》などを唱えやすくしたりと、高速コンボデッキの統率者になることも。

《親指なしのクラーク》

親指なしのクラーク

《親指なしのクラーク》はインスタントやソーサリーを唱えるたびにコイン投げをし、勝ったら呪文をコピー。

否定の契約嵐窯の芸術家創造の技

負けると呪文は解決されず手札に戻ってしまうのですが、唱えるときにマナコストを払わない呪文や「魔技」や「続唱」「実演」といった「呪文を唱えたとき」の誘発とは相性がいいですね。

『統率者レジェンズ』発売当時のものですが、ぜひこちらのリストもご覧ください。

《燃えさし爪の使い魔、ケディス》

燃えさし爪の使い魔、ケディス

《燃えさし爪の使い魔、ケディス》は統率者の戦闘ダメージをほかの対戦相手にも飛ばします。こうして飛ばされたダメージは統率者ダメージではないのですが、《闇の男爵、センギア》のような大ダメージを対戦相手に飛ばしたり、《鋭い目の航海士、マルコム》のような「ダメージを与えたとき」の誘発と相性抜群です。

《三度の再誕、ジェスカ》

三度の再誕、ジェスカ

《三度の再誕、ジェスカ》は統率領域から統率者を唱えた回数分の忠誠カウンターを載せて登場します。「対象のクリーチャーが戦闘ダメージを与えるならそれは三倍になる」三倍ジェスカ拳で《船壊し、ダーゴ》の統率者ダメージ21点で勝利しよう。

《ゴブリンの武器職人、トッゴ》

ゴブリンの武器職人、トッゴ

なんなんだこいつは……

最強の武器「岩」を発明したゴブリン。土地が戦場に出ると「岩」を掘り出してくれます。「岩」をクリーチャーに装備して起動することでターゲットに2点ダメージ……

フレーバー重視のおもしろカードのようですが、2点火力がどんどん飛んでくるのでクリーチャーでのコンボが困難に。「岩」アーティファクトが戦場にたくさん出るので、アーティファクトの数を参照するカードとも相性良好です。

今月の標語「岩をサクってダーゴ出せ」

《鉄面連合の略取者、ブリーチェス》

鉄面連合の略取者、ブリーチェス

《鉄面連合の略取者、ブリーチェス》がいれば海賊がみんな《敏捷なこそ泥、ラガバン》に。同じ誘発条件を持つ《鋭い目の航海士、マルコム》と組み合わせた海賊デッキはリミテッドでも構築戦でも強力です。

《ケッシグの罠師、アレイナ》

ケッシグの罠師、アレイナ

《ケッシグの罠師、アレイナ》は赤には珍しい、タップしてマナを出すクリーチャーです。さすがにいつでも自由に、とはいかないのですが、このターンに出した最大のクリーチャーのパワーぶんの赤マナが出る、となかなかの大盤振る舞い。

《船壊し、ダーゴ》

船壊し、ダーゴ

《船壊し、ダーゴ》は7マナ7/5トランプルという、いかにも「殴れ」という感じの統率者。

ファイレクシアの供犠台ぶどう弾冒涜する者、トーモッド

しかしこのカードが起点となるコンボも。まずアーティファクトやクリーチャーを生け贄に捧げるなどして《船壊し、ダーゴ》が赤1マナで唱えられる状況を作ります。

戦場に出たダーゴを《ファイレクシアの供犠台》で生け贄に捧げ、赤1マナを出し、《船壊し、ダーゴ》は墓地から統率領域へ戻します。もう一度《船壊し、ダーゴ》を統率領域から唱えるには無色2マナの「統率者税」がかかりますが、《船壊し、ダーゴ》を生け贄に捧げたので、自身の能力で無色2マナぶんコストが少なくなり、赤1マナで唱えることができます。先ほど出した赤マナでこれを支払い、再び《船壊し、ダーゴ》を戦場へ。

これの繰り返しで「呪文を唱えたとき」「クリーチャーが戦場に出たとき」「クリーチャーが死亡したとき」「墓地からカードが離れたとき」の誘発型能力が好きなだけ利用できます。無限ストームで《ぶどう弾》でフィニッシュ!《冒涜する者、トーモッド》がいれば無限ゾンビトークン、ゾンビを生け贄に捧げて無限有色マナ!

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《ワイアウッドの呼び手、ギランラ》

ワイアウッドの呼び手、ギランラ

《ワイアウッドの呼び手、ギランラ》自身が3マナ。タップして1マナが出る……とマナクリーチャーとしては控えめ。しかしこのマナを使ってマナ総量6以上の呪文を唱えることでドローさせてくれます。大量の土地加速をしたが手札が無い!そんな悲しい状況を防いでくれそうです。

《ジョラーガの酋長、ヌーマ》

ジョラーガの酋長、ヌーマ

《ジョラーガの酋長、ヌーマ》でエルフをマッチョ化。序盤を支えたマナエルフをアタッカーに育て上げよう。

《尊狼の使い魔、アナーラ》

尊狼の使い魔、アナーラ

自分のターン中のみですが、自軍が破壊不能!《神の怒り》を打て、という意味です。4/4とスタッツもなかなかなので、積極的に攻撃していけそうです。

《ケッシグのレインジャー、ハラナ》

ケッシグのレインジャー、ハラナ

《ケッシグのレインジャー、ハラナ》はほかのクリーチャーが出るたびに(2)を払うことでそのクリーチャーのパワーぶんのダメージを飛ばします。クリーチャーの質がいい緑とかみ合っていますね。

《回収の接合者、イチ=テキク》

回収の接合者、イチ=テキク

5マナで1/1とサイズはかなり不安……ですが、3/3のゴーレムを連れてきます。アーティファクトが戦場から墓地に置かれるたびに自身とゴーレムすべてに+1/+1カウンターが載ります。緑の得意技で対戦相手のアーティファクトを破壊しながら自軍の強化!

オゾリス電結の回収者回収するタイタン

《オゾリス》を使うと全体除去を喰らってもすぐ戦線が回復できそうです。普段意識することはほとんどありませんが、ゴーレムは古くから存在し、これまでにたくさん登場しています。ゴーレムのロードのように使うと楽しそう。

《東の樹の木霊》

東の樹の木霊

《東の樹の木霊》はそのコストの重さに見合った豪快な能力です。何かパーマネントを戦場に出せば、そのパーマネントのマナ総量以下のパーマネントを戦場に出せてしまいます。

さすがに自身の能力でパーマネントが出たときには《東の樹の木霊》の能力は誘発しませんが、《東の樹の木霊》のコピーになった《千の顔の逆嶋》と一緒に並べば互いの能力が交互に誘発するので、手札にある一番マナ総量の大きいパーマネントから順にすべてのパーマネントが戦場に!

ギルド無しの公共地不屈の補給兵猛り狂うベイロス

また、この手の能力では珍しく「トークンでも土地でも可能」「より少ないではなく”以下”」なので、【お帰りランド+「上陸」でトークンを出すギミック】で無限上陸が可能に。見た目以上にコンボの可能性に富んだ統率者です。

《すべてを取り込むもの、スラーク》

すべてを取り込むもの、スラーク

ウーズらしく、登場時にカウンターが載り、死亡時にカウンターをばらまきます。《すべてを取り込むもの、スラーク》以外が死亡したときでもその上に+1/+1カウンターが置かれていればカウンターばらまきが誘発するため、全体にカウンターを載せて戦力の底上げを行うデッキや、《石とぐろの海蛇》《歩行バリスタ》のようなカウンターが載って登場するクリーチャーと相性がいいですね。

《クローサの心胆、カマール》

クローサの心胆、カマール

8マナと重量級ですが、その能力は見合った豪快さ。自分は毎ターン《踏み荒らし》が誘発するうえ、2マナで土地をクリーチャー化できてしまいます。土地加速を一気に進め、そのまま土地で勝ちに行ける!緑の大量クリーチャー展開+全体強化という戦術は全体除去に弱いという弱点を抱えていましたが、それでも《クローサの心胆、カマール》ならやってくれる。土地をクリーチャーにしてなだれ込め!

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多色

白青《オジュタイの龍語り、イーシャイ》

オジュタイの龍語り、イーシャイ

対戦相手が呪文を唱えるたびに大きく育つ鳥。スタートは1/1と貧弱ですが、呪文ならなんでもいいので、自分のターンが帰ってくるころには11/11の怪鳥に育つかも。

青黒《求道の達人、サイラス・レン》

求道の達人、サイラス・レン

《求道の達人、サイラス・レン》で戦闘ダメージを与えると墓地のアーティファクトが唱えられるように!《水蓮の花びら》《宝石の睡蓮》《ミシュラのガラクタ》といった0マナ使い捨てアーティファクトを使いまわしたり、破壊されてしまったコンボパーツを拾って再チャレンジ!

黒赤《激情の薬瓶砕き》

激情の薬瓶砕き

毎ターン初めて呪文を唱えたとき、《激情の薬瓶砕き》がその呪文のマナ総量分のダメージを飛ばす!……ランダムに選んだ相手にどこにダメージが飛んでいくのかは制御できないため、思わぬ恨みを買うかもしれない。

赤緑《血を蒔く者、ターナ》

血を蒔く者、ターナ

戦闘ダメージを与えると2その点数分のトークンを生み出します。《血を蒔く者、ターナ》自身2/2とサイズに不安があるため、統率者のサイズを上げる《陽光たてがみの使い魔、ケレス》などでバックアップ。

緑白《ジャムーラのシダー・コンド》

ジャムーラのシダー・コンド

パワー2以下のクリーチャーが飛行も到達も持たないクリーチャーにはブロックされなくなります。大量に小粒をばらまき、「ダメージを与えたとき」誘発を利用したい!《秘密を知るもの、トスキ》なんかいいんじゃないでしょうか。

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白黒

《魂の守護者、ラーボス》

魂の守護者、ラーボス

白黒というカラーらしい統率者です。

スカイクレイブの秘儀司祭、オラー夢の巣のルールス

同じ色で墓地に触れる統率者と言えば、同じくクレリックの《スカイクレイブの秘儀司祭、オラー》や、《夢の巣のルールス》が思い浮かびます。《魂の守護者、ラーボス》は墓地から手札に戻すクリーチャーにクリーチャータイプやマナ総量などの制限が無く、より幅広い戦略がとれそうです。黒の生け贄戦略を利用するのも楽しそうですね。

《織り手のティムナ》

織り手のティムナ

悪名高い「ティムトラ」のティムが彼女です。3マナと軽い統率者で、序盤からドローマシンとして働きます。序盤から安定してドローできるため、手札を減らす思い切ったマリガンをしてもリカバーできてしまいます。《沈黙》《イーオスのレインジャー長》を擁する白、サーチ最強色の黒ということでさまざまなコンボデッキが生み出されました。

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黒緑

《簒奪者、イクラ・シディーキ》

簒奪者、イクラ・シディーキ

自軍のクリーチャーが戦闘ダメージを与えるとそのタフネスぶん回復するという「絆魂」に似た能力を与えます。ライフ回復に反応してダメージを与える《薄暮薔薇の棘、ヴィト》や、「共闘」に白い統率者を迎えて《フェリダーの君主》での勝利を目指すのも楽しそうです。

《最後のアブザン、レイハン》

最後のアブザン、レイハン

緑に多い、「カウンターを載せて登場」「戦場を離れたときカウンターばらまき」です。白にも+1/+1カウンターでの強化ギミックがあるので、《真面目な祭儀師、アルハール》との「共闘」も楽しそうです。

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緑青

《クルフィックスに選ばれし者、キデール》

クルフィックスに選ばれし者、キデール

青の得意技ドローと緑の得意技マナ加速が合体したデザイン。青には《渦まく知識》《意外な授かり物》《永劫のこだま》など一度に大量のドローをするカードがたくさんあります。

威圧の杖彩色の宇宙儀

何らかの方法で《クルフィックスに選ばれし者、キデール》から5マナ以上出る状態にすることで、《威圧の杖》があれば無色無限マナ無限ドロー無限ライフが達成できます。無色4マナで何度でも《クルフィックスに選ばれし者、キデール》をアンタップできるため少しずつ無色マナが増えていき、無尽蔵にマナを出したら《威圧の杖》の能力でライフ回復、ドローが好きなだけできます。《彩色の宇宙儀》やマナフィルターをかませることで有色マナにするもよし。

《トリトンの英雄、トラシオス》

トリトンの英雄、トラシオス

「ティムトラ」のトラ、《トリトンの英雄、トラシオス》。2マナと非常に軽く、自身の能力でわかりやすくアドバンテージを得ることができるのが魅力。起動に自身のタップを必要としないので、大量のマナから何度も起動できてしまいます。

訓練場種子生まれの詩神

《訓練場》で起動コストを少なくしたり、《種子生まれの詩神》で毎ターン起き上がる土地を使って何度も起動したり、尋常ではないアドバンテージを得ます。統率者でありながら無限マナの注ぎ口になっていることも魅力。

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青赤

《ルーデヴィックの名作、クラム》

ルーデヴィックの名作、クラム

飛行速攻4/4と「統治者」の奪い合いに強く、対戦相手が呪文を1ターンに2回唱えるとドロー。「アーティファクトをだして、そのアーティファクトからマナを出して呪文を唱える」といった動きが多い統率者戦でこれはなかなかうっとうしい能力。《リスティックの研究》のようにマナを払って回避ということもできないため、どんどんドローできてしまいます。

《屍錬金術師、ルーデヴィック》

屍錬金術師、ルーデヴィック

プレイヤーは自身のターンの終わりにカードをドローできてしまいます。もっとも、ドローするには自分以外の誰かがライフを失っていなければなりません。《屍錬金術師、ルーデヴィック》のコントローラーをせめてもドローにつながらないため、対戦相手同士の戦闘を誘因します。

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赤白

《綱投げ、アキリ》

綱投げ、アキリ

たった2マナと軽く、先制攻撃に警戒とかなり戦闘向き!……ですが、なんとパワー0。自身のコントロールするアーティファクトの数ぶんパワーがあがるので、装備品やアーティファクトトークン生成の組み合わせたいですね。《ゴブリンの武器職人、トッゴ》に石ころ出してもらおう。

《粗野な牧人、ブルース・タール》

粗野な牧人、ブルース・タール

マジックのカードの中でもっともおっさん解像度が高いイラストではないでしょうか。クリーチャー1体に二段攻撃と絆魂を与える!自身を対象にしてもよし、ほかのムキムキ統率者に使ってもよし。筋肉万歳過ぎる能力とイラストのせいでネタカードっぽく見えるかも知れませんが、ライフレースを一発で逆転しうる、「殴られて初めてわかるやばさ」を持った統率者です。

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いってつ 晴れる屋メディアライターです。最近の悩みは記事執筆と動画出演で忙しくて統率者戦が1日2回くらいしか遊べないこと。 いってつの記事はこちら