週刊 統率者戦 デッキを作る 「汎用カードを知っておこう」

いってつ

これは知っておこう。基本のカードたち

みなさんこんにちは、統率者戦だいすきいってつです。

オズワルド・フィドルベンダー生ける卒論、オクタヴィア暴走魔導士、デリーナ

統率者列伝をチェック!

最近は単色デッキの構築にハマっています。多色デッキと比べるとどうしても不器用ですが、その不器用さがイイですね。ほかのプレイヤーと協力しなければならないのでコミュニケーションも含めたゲームを楽しめます。

さて、統率者戦のデッキを組むことを決意したなら……まず入手するべきものは何でしょう。

統率者戦デッキをまずは買ってみるのもいい手段です。とりあえず遊べるようになりますからね!しばらく遊んでみてから自分のやりたいことを見つけるのは決して遠回りではありません。

しかし中には「いや、俺は0からデッキ組みたいんだよ!」という変わり者、もとい愛すべきビルダーのみなさんは統率者戦デッキの構築でも自分の実力を試したいことでしょう。

マジックを長く遊んでいる方の中には、「とりあえずお遊びでやるから手持ちのカードだけで組む」という方も多いと思います。統率者戦はもともとストレージをひっくり返してデッキを組むフォーマットでしたし、資産は競技フォーマットに集中させたいと考える方もいます。

とはいうものの、統率者戦はレガシーと同等のカードプールを持つフォーマット。「安価で強力、みんな持ってるよ」といったカードも多く存在します。

今回はこれから統率者戦を始める方におすすめのカードをご紹介します。特に、スタンダードから参入する方にはなじみのないものや、統率者戦でしか見かけないものの非常に強力なものをピックアップ。

それぞれのカードをいってつの独断で「手軽さ(手に入れやすさ)」「汎用性(様々なデッキで使えるか)」「発展性(より強いデッキを目指しても使い続けられる)」で評価しました。中には手軽には手に入れられないものもありますが、カードパワーとのバランスを見ながら検討してみてください。

マナ基盤

《統率の塔》

統率の塔

手軽さ★★★★★
汎用性★★★★★
発展性★★★★★

《統率の塔》は統率者の固有色の中の色1点を生む土地です。デメリットらしいデメリットもなく、事実上何色のマナでも出すことができます。

単色デッキであれば基本土地のほうがいいでしょうが、2色以上のデッキならマストと言ってもいいでしょう。

《太陽の指輪》

太陽の指輪

手軽さ★★★★★
汎用性★★★★★
発展性★★★★★

《太陽の指輪》は1マナのアーティファクトで、毎ターン無色2マナを供給します。初手にあれば2ターン目に4マナの行動をとることができます。《Black Lotus》《Ancestral Recall》と同じく初版から存在する強力なカードです。

統率者戦セットで度々再録されているため、その派手な能力に反して非常に手に入りやすく、すべてのデッキに入っていると言っても過言ではありません。《溜め込み屋のアウフ》などアーティファクトの動きを制限するカードとも同居されるほどの性能。

その一方、多色デッキが「《太陽の指輪》があるからキープだ!」なんてことをしていると色マナが確保できず思うように行動できないことも。

《秘儀の印鑑》

秘儀の印鑑

手軽さ★★★★★
汎用性★★★★★
発展性★★★★★

《秘儀の印鑑》《統率の塔》と同じく統率者の固有色と同じ色が出せるアーティファクト。

色マナの確保ができ、マナ加速の苦手な色でも柔軟で素早い展開を実現します。1ターン目に《太陽の指輪》、そこから2マナを出して《秘儀の印鑑》を出すことができればこんなにうれしいことはありません。

こちらも《太陽の指輪》と同じく、カジュアルからガチまでありとあらゆるデッキで採用されています。

無色の統率者を指定しているデッキでは「固有色はない(”無色”は色ではない)」ため、マナを全く出すことができません。ご注意ください。

《友なる石》

友なる石

手軽さ★★★★★
汎用性★★★★★
発展性★★★★★

《友なる石》は対戦相手がコントロールする土地から生み出される色マナ1点を生み出します。自分のデッキと同じ色を使っている対戦相手がいたり、対戦相手が《真鍮の都》など5色すべての色が出る土地があれば自分のデッキに必要な色が出せます。自分のデッキと同じ色の対戦相手がまったくいなくても無色1マナ出ると思えば悪くありません。

印鑑サイクル

アゾリウスの印鑑ゴルガリの印鑑

手軽さ★★★★★
汎用性★★★★☆
発展性★★★☆☆

無色1マナから有色の組みあわせ2マナを出します。《太陽の指輪》から出た無色マナを変換しつつ増やすこともでき、多色デッキの序盤を支えてくれます。これ単体ではマナが出ないため、2ターン目に出すとそのターン中は行動ができません。

テンポがやや悪く、1度に必ず2マナ出てしまうのは不便に感じることもあります。デッキのレベルが上がっていくと抜けてしまうかもしれませんが、非常に手に入りやすいため試す価値はあります。

タリスマンサイクル

発展のタリスマン

手軽さ★★★★☆
汎用性★★★★★
発展性★★★★★

「印鑑」と似た立ち位置ですが、これ単体でもマナが出せるのが強み。ただし色マナを出すとダメージを受けます。色マナは一つしか出ないことにも注意。

印鑑サイクルと異なり、2マナからマナ加速しつつ、そのまま1マナの行動につなげることができ、テンポは良好。

再録機会に恵まれた対抗色の組み合わせに対し、有効色の組み合わせのものはやや入手しにくくなっています。

《水蓮の花びら》

水蓮の花びら

手軽さ★★★☆☆
汎用性★★★★☆
発展性★★★★★

《水蓮の花びら》は0マナで唱えることができ、そのまま好きな色マナ1点を生み出すことができます。《Black Lotus》の花びら一枚ということでほどほどな設計です。

テンポはよくても手札を1枚失っていることは忘れてはいけません。それだけの価値があることにマナを使いたいですね。

カジュアルなデッキよりもハイレベルなデッキのほうが1マナでより強い行動をとるため、よりレベルが高いデッキでより強力に活用されます。

《魔力の墓所》

魔力の墓所

手軽さ★★☆☆☆
汎用性★★★★★
発展性★★★★★

0マナから2マナを生み出します。毎ターンです。1/2の確率で毎ターン3点のダメージを受けますが、それでも圧倒的なテンポ加速です。

血染めの月リスティックの研究耕作

1ターン目に3マナの行動をとれるのは破格の性能です。それゆえにハイレベルな統率者戦に参入するならぜひほしい1枚です。再録機会はあるものの需要が多く、入手は容易ではありません。

クリーチャーの殴り合いでゲームが決着することの多いカジュアルなテーブルでは、毎ターン3点失いかねないということ、対戦相手三人の注目を集めてしまい「殴る理由」になってしまうことから、かえって不利になることもあります。

まだまだあるおすすめ

統率者戦にはまだまだ有力な土地やアーティファクトがたくさんあります。もっと知りたい方はぜひカードアーカイブもご覧ください。

マジックの基本、「土地カード」。さまざまな観点からおすすめのカードをご紹介します。

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統率者関連

宝石の睡蓮

宝石の睡蓮

手軽さ★★☆☆☆
汎用性★★★★☆
発展性★★★★★

統率者である呪文を唱えるためだけにしか使えませんが、1色のマナ3点を生み出す、「令和の《Black Lotus》」です。さすがに強力なので入手しにくい一枚ですが、ハイレベルな統率者戦に挑戦するなら検討したい1枚です。

精霊の魂、アニマー刃を咲かせる者、ナジーラ始祖ドラゴン

統率者を非常に早く唱えることができます。ただし1色しかマナが出ないため、《精霊の魂、アニマー》のようなマナ総量が少なく、色が多いクリーチャーでは《宝石の睡蓮》から出たマナを余らせてしまうことがあるので、色が少ないか、マナ総量の重い統率者がより有効に使えます。もっとも、統率者税の支払いに充てることもできるので、《宝石の睡蓮》がまったく使い物にならない統率者というのはほとんどいません。

《統率の灯台》

統率の灯台

手軽さ★★★★★
汎用性★★★★☆
発展性★★★★☆

《統率の灯台》自身を生け贄に捧げることで統率領域の統率者一枚を手札に加えることができます。何度も除去されて統率者税が重くなって唱えにくいときや、《ドラニスの判事》などで統率領域から統率者を唱えることができないときに重宝します。

統率者自身が勝利手段ではないデッキでは無理に入れる必要はありませんが、統率者を出さないとゲームにならないようなデッキでは活躍します。

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《ドラニスの判事》

ドラニスの判事

手軽さ★★★★★
汎用性★★★★★
発展性★★★★★

「統率者戦」「白」といえばコレ。手札以外の領域から呪文を唱えることができなくなります。墓地から唱える「フラッシュバック」や「脱出」などはNG、《僻境への脱出》《精神の願望》など追放領域から呪文を唱えるカードももちろんNG、「続唱」や《未来予知》で公開されたライブラリーのカードを唱えることもできません。そして何より、統率者領域から統率者を唱えることができません。統率者ありきのコンボや戦法をとるデッキは大きなテンポダウンです。

これ自身は勝利に向かうカードではないですし、多くの人に憎まれていますが、統率者戦のルールとかみ合いが良すぎるため、ほとんどすべての白いデッキに投入されています。

そのうち除去を打たれることになりますが、なかなか除去できずにいると「プレイヤー自身を殴り切ったほうが早いぞ」なんてことになって大ダメージをこうむることも。

《土地税》

土地税

手軽さ★★★☆☆
汎用性★★★★☆
発展性★★★★☆

対戦相手の誰かが自分よりも多くの土地をコントロールしていれば毎ターン基本土地カードを3枚も手札に加えられます。白単色はもちろん、平地でなくてもいいので、多色デッキで色マナを確保するのにも使えます。

《息詰まる徴税》

息詰まる徴税

手軽さ★★★☆☆
汎用性★★★★★
発展性★★★★☆

《息詰まる徴税》は対戦相手がドローするたびに(2)を支払われなければ宝物・トークンを1つ手に入れます。ケアされることは少なく、この一枚で累計10マナ以上の加速も珍しくありません。

《セヴィンの再利用》

セヴィンの再利用

手軽さ★★★☆☆
汎用性★★★★★
発展性★★★★★

《セヴィンの再利用》は普通に唱えると3マナで墓地から3マナ以下のパーマネントを戦場に出すことができる、凡庸なカードですが、「フラッシュバック」で唱えれば2枚を戦場に戻せるのが非常に優秀です。《直観》《セヴィンの再利用》とコンボパーツであるマナ総量3以下のパーマネント2枚を指定することでコンボに入るという使い方も。

まだまだあるおすすめ

白には除去や妨害装置など強力な呪文がたくさんあります。もっと知りたい方はぜひカードアーカイブもご覧ください。

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《大あわての捜索》

大あわての捜索

手軽さ★★★★★
汎用性★★★★★
発展性★★★★★

《大あわての捜索》はディスカードを伴うため手札が減ってしまいますが、土地を3つアンタップします。実質無料なので、「魔技」や「ストーム」「果敢」などとのシナジー、墓地肥しの手段としても活躍。この呪文をコピーしたり、1枚から複数のマナが出る状態にしておくとマナ加速にもなります。

かなり強力ですが使用可能なフォーマットがヴィンテージと統率者戦のみのため供給数のわりに需要が少なく、手に入れやすくなっています。

《ギタクシア派の調査》

ギタクシア派の調査

手軽さ★★★★★
汎用性★★★★★
発展性★★★★★

《ギタクシア派の調査》はファイレクシア・マナのドロー呪文です。青1マナを支払う代わりにライフ2点で支払うことができます。それだけで十分強いのですが、相手の手札を見ることができるのが強力です。コンボに入る前に相手が妨害札を持っていないか確認できます。自分がコンボデッキでなくても対戦相手の手の進み具合を確認できるのは非常に優秀です。

かなり強力ですが、こちらも使用可能なフォーマットがヴィンテージと統率者戦のみのため供給数のわりに需要が少なく、手に入れやすくなっています。

《意外な授かり物》

意外な授かり物

手軽さ★★★★★
汎用性★★★★★
発展性★★★★★

《意外な授かり物》は ジェネリック《Wheel of Fortune》。誰かが手札を7枚握っていればほとんど同じカードです。墓地を利用するデッキでは驚異的なアドバンテージを与えます。サーチをしてコンボパーツを集めていた対戦相手には手札破壊として働きます。

かなり強力ですが、こちらも使用可能なフォーマットがヴィンテージと統率者戦のみのため供給数のわりに需要が少なく、手に入れやすくなっています。

《Mystic Remora》

Mystic Remora

手軽さ★★★★☆
汎用性★★★★★
発展性★★★★★

対戦相手がクリーチャーでない呪文を唱えるたびに4マナ支払われなければ1枚ドロー。このエンチャントを維持するために毎ターン1づつ増えていくコストを支払わなくてはなりませんが、ほんの1,2ターン維持するだけで大量の手札を手に入れられます。

《リスティックの研究》

リスティックの研究

手軽さ★★★★☆
汎用性★★★★★
発展性★★★★★

対戦相手が呪文を唱えるたびに1マナ支払われなければ1枚ドロー。高レベルなテーブルになると1ターンにたくさんの呪文が飛び交うため、どこかで必ずドローできます。

打ち消し呪文の応酬になっても大量のドローができます。

《サイクロンの裂け目》

サイクロンの裂け目

手軽さ★★★★☆
汎用性★★★★★
発展性★★★★★

《サイクロンの裂け目》は特によく見かけるバウンス呪文です。2マナでパーマネント一つをバウンスさせるなら並の呪文ですが、「超過」で唱えることで対戦相手の土地以外のパーマネントだけをすべてバウンスしてしまいます。破壊不能や呪禁もなんのその。

まだまだあるおすすめ

青には打ち消しやドローなど強力な呪文がたくさんあります。もっと知りたい方はぜひカードアーカイブもご覧ください。

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《大群への給餌》

大群への給餌

手軽さ★★★★★
汎用性★★★★★
発展性★★★☆☆

《大群への給餌》は黒には珍しいエンチャントを破壊できる呪文。白や緑が入るなら《解呪》《再利用の賢者》などのほうが便利ですが、黒単や黒赤なら重宝します。

《毒の濁流》

毒の濁流

手軽さ★★★★☆
汎用性★★★★★
発展性★★★★☆

《毒の濁流》は出力を調整できるうえ、マイナス修正による除去。破壊不能持ちも破壊できます。これが3マナなのですから、《神の怒り》よりも採用数が多いのも納得です。

《ファイレクシアの闘技場》

ファイレクシアの闘技場

手軽さ★★★★☆
汎用性★★★★★
発展性★★★★☆

《ファイレクシアの闘技場》はたった1点のライフで毎ターン追加ドロー。エンチャントなので破壊されにくく、置いたらゲームが終わるまでそのままということがほとんどでしょう。とはいえ、唱えてからアドバンテージを回収するまでにターンを一巡させなくてはならないのがネックで高レベルな統率者戦では敬遠されることも。

《ネクロポーテンス》

ネクロポーテンス

手軽さ★★★★☆
汎用性★★★★★
発展性★★★★★

《ネクロポーテンス》はライフ1点でカード1枚をもらえてしまうとんでもない置物。もっとも、受け取れるのは自分のエンドフェイズ時のため、行動に移せるのは次のターンからなのですが、毎ターン手札を7枚まで補充できてしまいます。《聖遺の塔》《思考の器》など何らかの方法で手札制限を無くせば何十枚という手札を抱えられます。

予期の力線出現領域時を解す者、テフェリー

《ネクロポーテンス》で大量ドローしたあと呪文をインスタントタイミングで呪文を唱えられるようにして対戦相手のターン中にコンボを決めてしまう技も。

まだまだあるおすすめ

黒にはまだまだ強力なドロー呪文や強烈にアドバンテージを奪いに行く呪文がたくさんあります。もっと知りたい方はぜひカードアーカイブもご覧ください。

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《削剥》

Abrade

手軽さ★★★★★
汎用性★★★★★
発展性★★★★★

《倦怠の宝珠》などの妨害置物だけでなく《敵対工作員》《ドラニスの判事》などの妨害クリーチャーもインスタントタイミングで破壊できるのは便利。

《信仰無き物あさり》

信仰無き物あさり

手軽さ★★★★★
汎用性★★★★☆
発展性★★★☆☆

《信仰無き物あさり》は最もよく見かける赤のドロー手段のひとつ。墓地肥しとドローを同時に行えます。「フラッシュバック」でもう一度唱えられるのも魅力です。

《血染めの月》

血染めの月

手軽さ★★★☆☆
汎用性★★★★★
発展性★★★★☆

ルールがややこしすぎる《血染めの月》。詳しくは解説動画をどうぞ。デッキレベルが高ければ高いほどぶっささるキツい置物です。「そのフェッチランド、切らなくてもマナ出るよ。よかったね!」よくねえよ。

《ジェスカの意志》

ジェスカの意志

手軽さ★★★★☆
汎用性★★★★★
発展性★★★★★

「対戦相手の手札の枚数分赤マナを出す」「ライブラリー上3枚を追放してこのターン中唱えられる」どちらも強力ですが、統率者をコントロールしていれば両方のモードを選べます。テンポとアドバンテージを同時にかつ大量に得ることができます。

《波止場の恐喝者》

波止場の恐喝者

手軽さ★★☆☆☆
汎用性★★★★★
発展性★★★★★

《波止場の恐喝者》は統率者戦において「赤を採用する理由」と言っても過言では無い、強力なマナ加速。ただ出すだけで十分強いのですが、クリーチャーであることを悪用し、自身が捻出したマナを使って《ティムールの剣歯虎》などで無限に出し入れして無限宝物に達します。

《混沌のねじれ》

混沌のねじれ

手軽さ★★★★★
汎用性★★★★★
発展性★★★☆☆

赤の万能除去は非常に珍しいので、置物に触れやすい白・緑が入らないデッキなら有力。とはいえ、もっと危険なパーマネントが戦場に出てしまうこともしばしばあるので本当にどうしようもない時だけ使うようにしたいです。

まだまだあるおすすめ

赤にはまだまだ強力怪奇な呪文がたくさんあります。もっと知りたい方はぜひカードアーカイブもご覧ください。

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《夏の帳》

夏の帳

手軽さ★★★★☆
汎用性★★★★★
発展性★★★★★

対戦相手の青の打ち消しや黒の除去を回避することができます。打ち消しが無い緑が自分の切り札を押し通せます。対戦相手がこのターンすでに青か黒の呪文を唱えていたらドローもできてしまいます。

対戦相手が青も黒も使っていないことはまれなので非常に腐りにくい1枚です。

《破滅の終焉》

破滅の終焉

手軽さ★★★☆☆
汎用性★★★★★
発展性★★★★★

マナ総量X以下のクリーチャーをライブラリーか墓地から戦場へ!さらにXが10以上なら自軍がすべて+X/+X修正に速攻を得ます。緑なら膨大にマナが生み出せるのでこれ一枚でゲーム決着までこぎつけることができます。

まだまだあるおすすめ

緑のマナクリーチャーや土地加速はここでは紹介しきれません。もっと知りたい方はぜひカードアーカイブもご覧ください。

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まとめ

今回は統率者戦で非常によく見かける優良なカードをご紹介してきました。

特に土地、マナ・アーティファクトは数枚投入するだけでデッキの動きが格段に良くなります。

統率者戦はその広いカードプールと独特のルールによって、同じカードでも競技フォーマットとはカード評価がまったく異なることも多々あります。

記事を書いておいてなんですが、【カードアーカイブ】【統率者列伝】では統率者戦の全てを知ることはできません。ぜひデッキを気軽にイベントに持ち込んで統率者戦を楽しみながら学んでいってください!

それではみなさん、楽しい統率者ライフを!

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いってつ 晴れる屋メディアライターです。最近の悩みは記事執筆と動画出演で忙しくて統率者戦が1日2回くらいしか遊べないこと。Commander Format Panel メンバー。 いってつの記事はこちら