こんにちは。らっしゅです。
いよいよ今週末には【プロツアー『異界月』】が開催されます。最新エキスパンションの発売から2週間後に開催されるプロツアーというトーナメントは、新環境の構築フォーマットにおいて「とりあえずどんなデッキが強いのか」を定義する大会です。
『戦乱のゼンディカー』では「アブザンアグロ」、『ゲートウォッチの誓い』では「エルドラージ」、『イニストラードを覆う影』では「緑白トークン」と、ここ最近のプロツアーでは特に、それ以降の環境を牽引するデッキタイプが優勝しています。
おそらく今回のプロツアー『異界月』でも同様に、これからの環境を担うデッキタイプが登場することになると予想されます。それは現環境最強の呼び声も高い「バントカンパニー」なのでしょうか?
今週の【デッキ予報】では、プロツアー『異界月』を目前にした現環境の整理と、プロツアーを彩るであろうアイデアを考えていきます。
この連載では、環境の登場人物についての紹介を省いて話題を進めることがあります。「あれ?このデッキってなんだっけ?」と手が止まってしまった方は、【Kenta Hiroki】の連載をご覧ください。現環境に登場するデッキが丁寧に解説されています。
- 2016/7/28
- USA Standard Express vol.77 -SCGO Columbus-
- Kenta Hiroki
【話題1】消耗戦を競うデッキたち!
先週末に開催された【Starcity Games Standard Open:Baltimore】は、プロツアー『異界月』直前の大規模トーナメントということで大きな注目を集めていました。ここで活躍したデッキタイプは、プロツアー当日でも人気を集めると考えられているからです。
そして満を持して掲載された《呪文捕らえ》を手にした「バントカンパニー」に表立った弱点は見つからなかったのか、環境を支配するデッキとの呼び声にふさわしい存在感を見せつけました。
しかし、最終的に優勝したのはOsyp Lebedowiczの「緑白トークン」でした。
9 《森》 7 《平地》 4 《梢の眺望》 4 《要塞化した村》 1 《ウェストヴェイルの修道院》 -土地 (25)- 4 《搭載歩行機械》 4 《森の代言者》 4 《大天使アヴァシン》 -クリーチャー (12)- |
4 《ドロモカの命令》 2 《石の宣告》 3 《悲劇的な傲慢》 4 《ニッサの誓い》 2 《進化の飛躍》 4 《ゼンディカーの代弁者、ニッサ》 4 《ゼンディカーの同盟者、ギデオン》 -呪文 (23)- |
2 《ラムホルトの平和主義者》 2 《巨森の予見者、ニッサ》 2 《不屈の追跡者》 2 《保護者、リンヴァーラ》 2 《石の宣告》 2 《停滞の罠》 1 《空への斉射》 1 《翼切り》 1 《隔離の場》 -サイドボード (15)- |
驚くことに『異界月』のカードが0枚!そんな新鮮味がまるでないデッキリストですが、新環境を支配する「バントカンパニー」に喰らいつくアイデアはしっかりと用意されています。
それは《進化の飛躍》と《悲劇的な傲慢》です。
先週から今週にかけてのスタンダード環境の考察で最も聞かれた言葉は、おそらく「Grind out(Out-Grind)」という単語でした。これは「消耗戦で勝つ」という意味合いで使われるもので、Osyp Lebedowiczの優勝インタビューにおいても重要なキーワードとして登場しました。
※画像は【StarCityGames.com】より引用させていただきました。
Osyp Lebedowiczによると「緑白トークン」の強みは、「バントカンパニー」と、それに対抗する「黒系コントロール」のどちらに対しても消耗戦で有利なことにあるそうです。中速の「バントカンパニー」に対して少し遅い「黒系コントロール」が消耗戦を挑み、「緑白トークン」が両者を消耗戦で制する。こんな構図を描いたとのことでした。
そして、この「Grind out」の食物連鎖を制する鍵こそが、《進化の飛躍》がもたらす無尽蔵のリソースと、《悲劇的な傲慢》という最高級のリセット呪文だったのです。デッキの構造上コントロールに強く、リセット呪文を多く採用できるデッキとして脚光を浴びています。
4 《平地》 3 《森》 1 《島》 1 《荒地》 3 《梢の眺望》 3 《大草原の川》 4 《進化する未開地》 4 《ヤヴィマヤの沿岸》 2 《伐採地の滝》 -土地 (25)- 4 《森の代言者》 3 《無私の霊魂》 3 《薄暮見の徴募兵》 4 《反射魔道士》 4 《呪文捕らえ》 3 《不屈の追跡者》 2 《変位エルドラージ》 2 《異端聖戦士、サリア》 2 《大天使アヴァシン》 -クリーチャー (27)- |
4 《ドロモカの命令》 4 《集合した中隊》 -呪文 (8)- |
3 《ラムホルトの平和主義者》 2 《巨森の予見者、ニッサ》 2 《否認》 2 《石の宣告》 2 《悲劇的な傲慢》 2 《実地研究者、タミヨウ》 1 《不屈の追跡者》 1 《オジュタイの命令》 -サイドボード (15)- |
また、長期戦を意識しているのは「緑白トークン」だけではありません。先々週は《跳ねる混成体》を採用したテンポ型が登場した「バントカンパニー」でしたが、先週末に結果を残したものは、すべて中~長期戦を見越した従来の構成でした。
《不屈の追跡者》《変位エルドラージ》《巨森の予見者、ニッサ》がしっかりと採用され、サイドボードには同型対策の《悲劇的な傲慢》を2~3枚用意する傾向にあります。
個人的には【Chris Andersenのリスト】が好みです。土地が26枚、サイドボードの《悲劇的な傲慢》が3枚。この2つの工夫が印象的なリストで、《悲劇的な傲慢》の枚数から同型への意識が高いことが魅力的です。
こうして「バントカンパニー」が勢力を増やすとともに、環境の速度はだんだんと遅くなっています。「バントカンパニー」の同型戦、除去中心の「黒系コントロール」、中長期戦仕様の「緑白トークン」と、さらに遅くなる方向へと傾きつつあるのです。
こういった流れは、前環境の終盤において「緑白トークン」「バントカンパニー」「黒緑系コントロール」が主流だった頃を想起させます。当時は《巨森の予見者、ニッサ》が環境の鍵で、一時は使用率が75%を超えるほどの人気を集めました。今回のプロツアーでも《巨森の予見者、ニッサ》の姿をよく見ることになりそうです。
また、前環境では速度のギャップを突き、高速化した「白系人間」が再登場しました。《衰滅》など致命的な弱点が環境には見られるものの、遅いゲーム展開を想定するデッキタイプが増えるほどに有利なデッキであることは事実です。「Grind out」する食物連鎖を壊すデッキが登場するのかは注目すべきトピックになりそうです。
【話題2】プロツアー攻略の鍵は「現出」にあり?!
《集合した中隊》が幅を利かせるかぎり、”リセット効果”はスタンダード環境に欠かせない要素です。《集合した中隊》の展開力に匹敵するカードは滅多に無いので、自然と《集合した中隊》の展開力を相殺できるカードに白羽の矢が立つことになります。
《衰滅》《大天使アヴァシン》《悲劇的な傲慢》など。文字通りに《集合した中隊》の展開力をリセットするカードたちは「黒系コントロール」や「緑白トークン」といった主流のデッキタイプの鍵として活躍しています。
しかし、一見するとただ単に便利なリセット効果をもつカードたちには、運用するにあたっての“暗黙のルール”があるのです。それは「リセット効果が解決されたときに有利な戦場にならなければならない」こと。簡単な例を挙げると、ただ《衰滅》で戦場をまっさらにするだけではダメだ、ということです。
これはなぜかというと、現スタンダード環境のリセット効果はあくまでも一時的な効果しか望めないからです。たった1枚の《衰滅》で復帰が不可能になるほどゲームプランが壊滅するデッキタイプが少ないため、それだけで形勢逆転とはいきません。さらに、ただ一時的に互角の戦場に持ち込むだけでは、ターンエンド前の《集合した中隊》や、返しのターンに再展開されるだけで一向に状況が改善されないのです。
そのため、《衰滅》+《森の代言者》、《衰滅》+《ゼンディカーの同盟者、ギデオン》、《衰滅》+《精神壊しの悪魔》のようにリセット効果が解決されたあとに戦場が有利になるような使い方が必要不可欠になります。これをたった1枚でやってのけるからこそ《大天使アヴァシン》や《悲劇的な傲慢》は優秀なのです。
こうしたリセット効果が注目される背景を見ただけでも、環境が《集合した中隊》あるいはリセット効果を上手に使えるデッキタイプだけで構成されている理由がわかります。強力すぎる《集合した中隊》に対抗するためには、それを上回る影響力を戦場に与える必要があるのです。
さて、ここからが本題になります。
こうしてリセット効果をもたなければ《集合した中隊》に対抗できないものの、攻勢に転じるためのリセット効果でないと意味はありません。この制限はデッキを構築する上でとても重い枷となっているため、なかなか新しい発想のデッキタイプは登場しないのですが、『異界月』には待望の新機軸が用意されています。
それが《老いたる深海鬼》+《コジレックの帰還》を筆頭とする「現出」+《コジレックの帰還》のエンジンです。特に瞬速をもつ《老いたる深海鬼》によるインスタントのリセットは有効で、リセットしつつ攻守を入れ替えるという意味合いにおいては、かつてないほどの力を持っています。
おそらく今回のプロツアー『異界月』は、この《老いたる深海鬼》が台風の目となります。前回のプロツアー『イニストラードを覆う影』においては「《大天使アヴァシン》を上手に使えたものが勝者」だったように、プロツアー『異界月』では《老いたる深海鬼》がプレイヤーに与えられた最重要課題と言えるでしょう。
5 《森》 2 《島》 1 《山》 4 《進化する未開地》 1 《燻る湿地》 4 《ヤヴィマヤの沿岸》 4 《伐採地の滝》 1 《シヴの浅瀬》 -土地 (22)- 4 《森の代言者》 4 《ヴリンの神童、ジェイス》 2 《首絞め》 3 《巨森の予見者、ニッサ》 3 《不屈の追跡者》 3 《墓後家蜘蛛、イシュカナ》 4 《老いたる深海鬼》 -クリーチャー (23)- |
4 《ウルヴェンワルド横断》 4 《過去との取り組み》 4 《コジレックの帰還》 1 《爆発的植生》 2 《アーリン・コード》 -呪文 (15)- |
3 《節くれ木のドライアド》 2 《難題の予見者》 2 《意思の激突》 2 《否認》 2 《光輝の炎》 1 《荒地》 1 《現実を砕くもの》 1 《タイタンの力》 -サイドボード (15)- |
よく見かけるデッキリストは、これに似たものです。青緑をベースにしたミッドレンジ然としたもので、《死霧の猛禽》+《棲み家の防御者》の「大変異」エンジンを採用しているものが有力だと考えられています。「大変異」は中~長期戦を制する点において右に出るものはなく、プロツアーでは「黒緑系コントロール」を中心に見かける機会は多そうです。
このようなミッドレンジ然とした構成の強みは、そつのないカードが多く、比較的安定したゲームを期待できることにあります。しかし、「現出」というやや不安定なキーワード能力を上手に使うには、【vol.18】でも触れたように何かしらのリソースを踏み倒す工夫が必要です。マナならば《秘蔵の縫合体》+《縫い翼のスカーブ》のゾンビエンジン、カードならば《作り変えるもの》などです。ただ軽く強力だった《大天使アヴァシン》とは違い、《老いたる深海鬼》には様々な準備が必要になります。
5 《森》 5 《島》 2 《窪み渓谷》 4 《進化する未開地》 4 《伐採地の滝》 3 《ヤヴィマヤの沿岸》 -土地 (23)- 4 《首絞め》 4 《秘蔵の縫合体》 4 《縫い翼のスカーブ》 2 《改良された縫い翼》 3 《老いたる深海鬼》 3 《厄介な船沈め》 -クリーチャー (20)- |
4 《棚卸し》 4 《群れの結集》 4 《過去との取り組み》 4 《コジレックの帰還》 1 《墓所粛正》 -呪文 (17)- |
4 《ヴリンの神童、ジェイス》 3 《払拭》 2 《巨森の予見者、ニッサ》 2 《ゼンディカーの代弁者、ニッサ》 1 《山》 1 《州民を滅ぼすもの》 1 《約束された終末、エムラクール》 1 《ナヒリの怒り》 -サイドボード (15)- |
その工夫に特化していたのは、浅原 晃が【BIGMAGIC Standard Open】で披露した形の「青緑現出」です。ライブラリを掘り進めて「ゾンビエンジン+《老いたる深海鬼》+《コジレックの帰還》」のセットを揃えます。ただ、問題としては、ライブラリを掘り進めるためのカードが多く、それらは戦場に影響することがないことです。
つまり、《老いたる深海鬼》ができることの最大値を最速で狙うことはできるものの、それが揃うまでの行動のほとんどは戦場に関与できません。揃えば逆転、揃わなければ負け。そんなピーキーなゲーム展開がどうしても増えてしまいます。
そこで個人的に期待しているのは、青赤や青黒といった除去色と組み合わせた「現出」です。ゾンビエンジンでマナを踏み倒し、《パズルの欠片》と除去呪文の組み合わせを採用したコンボコントロールの構成になります。
これまで青系のコントロールがなかなか成立しなかった背景には、青のドローが弱かったこともありますが、何よりも1枚で攻守を入れ替えるカードが少なかったことにあります。
《龍王オジュタイ》では形勢は覆らず、《大天使アヴァシン》を使うには他の組み合わせがよく、《龍王シルムガル》はマッチアップに依存するサイドボード向きのカードでした。その点、《老いたる深海鬼》はこれまでのフィニッシャーが抱えていたあらゆる問題をクリアしています。
青赤は軽量除去や《ゴブリンの闇住まい》といったデッキの核が優秀で、青黒ならば《秘蔵の縫合体》をキャストする選択肢を持つことと《精神背信》のように環境に合ったカードを採用できることが強みです。
これ以外にも多くの選択肢があると思うので、プロツアーでどのような「現出」デッキが登場するかには注目したいところです。トッププロたちの構築テクニックに期待しましょう!
【話題3】強いの?弱いの?評価が定まらないカードたち
カードの評価というものは相対的なもので、Aには強いけれど、Bには弱いといった相性は必ず存在します。ここでは現環境において評価が定まっていないけれど、プロツアーでは決定的となるであろう数枚のカードを紹介したいと思います。
■ 《ゼンディカーの同盟者、ギデオン》
いや、これ強いじゃん。という声が聞こえてきそうな人選ですが、環境最大勢力だと考えられている「バントカンパニー」相手には微妙だと言われているカードです。以前はそれなりの守備力を誇っていたものの、《無私の霊魂》《呪文捕らえ》といった飛行クリーチャーが加わったことで脆くなってしまいました。
これの評価が難しい理由とは、「黒系コントロール」を筆頭としたコントロール系に対して滅法強いカードだからです。《呪文捕らえ》の登場によりインスタントの除去の価値が上昇したことで、《破滅の道》はもはや最低限の枚数しか見かけることはありません。コストが大きな《苦渋の破棄》も同様で、現在はコントロール対決においてプレインズウォーカーを処理することは以前よりも難しくなりました。
デッキによってプレインズウォーカーを処理する難易度に大きな差があるため、そのギャップをどう捉えるべきかは悩ましいことなのです。《最後の望み、リリアナ》のようにマッチアップを問わず安定したカードはともかくとして、《ゼンディカーの同盟者、ギデオン》のように波のあるカードの評価はプロツアーを彩る一つの話題になるでしょう。
■ 《無私の霊魂》
もはや「バントカンパニー」の常連となった《無私の霊魂》ですが、この背景にはミラーマッチが多いことがあります。【Starcity Games Standard Open:Baltimore】で9位に入賞したKevin Johnsは「バントカンパニー」相手に1勝3敗だったそうですが、その理由を「26枚目の土地と《無私の霊魂》を採用していなかったことだ」と振り返っていました。
《呪文捕らえ》以後の環境においても、同型を制する工夫は《変位エルドラージ》が一番だと考えられていますが、それに匹敵するほど《無私の霊魂》の有無は大きな要素なのです。
しかし、こうして重要そうな《無私の霊魂》ですが、黒いデッキが擁する《最後の望み、リリアナ》に対して致命的に弱いという欠点も持ち合わせているカードです。つまり《ゼンディカーの同盟者、ギデオン》とは真逆の悩みを抱えています。これまでのように「バントカンパニー」が異様に多い環境ならば採用することが自然ですが、プロツアー『異界月』ではどれほどの「バントカンパニー」がいるのかは定かではありません。
■ 《墓後家蜘蛛、イシュカナ》
強力な効果を持つ反面で「昂揚」という能力の制限から、どんなデッキにも気軽に採用できるカードではない《墓後家蜘蛛、イシュカナ》は評価が定まっていないカードの筆頭です。現在は消耗戦の末に「昂揚」する「黒系コントロール」で活躍していますが、5ターン目に「昂揚」する「青緑現出」のような使われ方はまだ一般的ではありません。
それほど「昂揚」という条件は、構築制限、確実性の問題で難しいものなのです。それ故に『異界月』以前のスタンダード環境では「昂揚」は、“あるけど、ないような能力”として扱われてきました。プロツアーで、あるいはプロツアー以後も《墓後家蜘蛛、イシュカナ》の姿を見ることができるかは、すべての「昂揚」エンジンを擁するデッキの将来を左右することになるでしょう。
【まとめ】影すら見えないプロツアー『異界月』
普段ならば朧気ながらも環境の姿は見えてくるものですが、今回のプロツアー『異界月』はここ数年のプロツアーの中でも群を抜いて予想が難しいトーナメントだと思います。事前に行われたSCGOの極端な分布がそのまま表れるのか、それともプロツアー『イニストラードを覆う影』のようにプロチームが開発した新しいデッキたちがまばらな分布を描くのか。まるでトーナメントの姿が見えてきませんでした。
「バントカンパニー」は大好きなデッキの一つですが、あまりにそればかりが活躍していても気持ちが冷めます。わがままな願いですが、見るだけでもワクワクするような、そんなプロツアーならではの驚きを待ち望んでいます。
そんな注目のプロツアー『異界月』は8月5日(金)の日本時間AM8時からです。平日の朝からなのでリアルタイムでの観戦は難しい人も多いかもしれませんが、土曜日と日曜日にも実況中継はあるので、今週末はたっぷりとプロツアーを楽しみましょう!
それでは日本勢の好成績を祈って!また来週お会いしましょう!
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- 高橋純也のデッキ予報 vol.19 -《呪文捕らえ》暴風警報-
- 高橋純也のデッキ予報 vol.18 -『異界月』モンスーン-
- 高橋純也のデッキ予報 vol.17 -飽和する《ドロモカの命令》-
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