はじめに
こんにちは!今週もJust Nowスタンダードをお送りしていきます!
環境末期の答え合わせというべきタイミングで『第34期スタンダード神挑戦者決定戦』が行われ、結果が気になっておりました!
環境の中心「イゼット果敢」が再び勝つのか。はたまた対策側が制してメタゲームが動くのか。
注目の結果を見ていきましょう!
『第34期スタンダード神挑戦者決定戦』
開催日:2026年6月6日
優勝 イゼット果敢
準優勝 ディミーア加虐者
3位 アゾリウスモモ
4位 ジェスカイ講義
5位 イゼット果敢
6位 ディミーア忍者
7位 ディミーア加虐者
8位 イゼット果敢
9位 ディミーア眼魔
10位 スゥルタイコントロール
11位 イゼットスペレメンタル
12位 アゾリウスモモ
13位 セレズニアアグロ
14位 ジェスカイ講義
15位 セレズニア上陸
16位 イゼット果敢
1位は「イゼット果敢」!やはりこのデッキは強い!!
- 2026/06/06
- 第34期スタンダード神決定戦カバレージ
- 晴れる屋メディアチーム
そんな「イゼット果敢」を神・平山選手が「イゼットスペレメンタル」で制しました。
これで5期連続のスタンダード神!!
あと3回で”永世神”という結果もさることながら、5期連続はもはや”スタンダード永世神”と呼ぶべきとんでもない功績です。
検索すると平山選手だらけ!
もしかしたら、次回は画面いっぱいになるのかも……
そんな平山選手が使用した「イゼットスペレメンタル」は、ご本人のデッキガイド記事がありますので、ぜひそちらもご覧ください。
- 2026/05/18
- 「イゼットスペレメンタル」と掴む悲願のプロツアー権利!デッキガイド&大会レポート
- 平山 怜
さて、挑戦者決定戦に話を戻しますと、2位「ディミーア加虐者」、3位「アゾリウスモモ」、4位「ジェスカイ講義」と様々なデッキが活躍していますね。
「ジェスカイ講義」は最近登場したばかりですが、「イゼット講義」から変わらぬ実力者としてその力を示しました。
ほかには6位の「ディミーア忍者」が特に気になりました。
似ている「ディミーアミッドレンジ」は最近メタゲーム上位で見られなかったデッキですが、どのような変化を遂げたのでしょうか?
今回は環境末期ということでメタゲームには触れず、「ジェスカイ講義」と「ディミーア忍者」を見ていきます!
注目デッキ「ジェスカイ講義」
簡単に言えば、従来の「イゼット講義」にあった《忍耐の記念碑》パッケージを、《ジェスカイの啓示》パッケージに差し替えたデッキです。
《忍耐の記念碑》と《美術家の才能》のほうが軽いものの、《ジェスカイの啓示》はインスタントなので隙を見せません。
また、《発見の石板》は実質1マナで出すことができ、こちらもまた隙が小さいカードです。
この変更により、アグロ耐性が上がりました。
加えて、《忍耐の記念碑》を設置しても勝つまでに時間がかかっていたところ、《ジェスカイの啓示》は速やかにゲームを終わらせられます。
使うカードは重くなったのに勝つのは速くなったのです。MTGを理解するのは難しい!
「ジェスカイコントロール」からの変化として見ても、《星間航路の助言》の4マナが2マナの《積み重ねられた叡智》になったことと、《ばあば》の軽減能力によってこちらも軽くなっています。
「講義」呪文を使う関係でカードの選択肢は狭まりましたが、大きな問題にはならないようです。
無理なく白マナを出すことができる土地の登場も大きいですね。
コントロールの中でも軽い呪文が多く、比較的アグロが得意であるためか、コントロールデッキの主流は「ジェスカイ講義」に移りつつあります。
「講義」呪文が軽く強力なので、カードスロット2枠でフィニッシャーが務まる新カードが出れば、さらに進化を遂げるでしょう。
注目デッキ「ディミーア忍者」
2つ目のデッキは「ディミーア忍者」。実は忍者クリーチャーは《シュレッダーの誕生、オロク・サキ》と自分のターンの《悪夢滅ぼし、魁渡》の2種類のみ。
それでもこのデッキを別の名前で呼んだのは、従来の「ディミーアミッドレンジ」をスピードに着目して強化した別デッキだからです。
《悪夢滅ぼし、魁渡》を用いた従来のデッキを見てみましょう。
2026/04/11 Standard Challenge 32 : 2位
《悪夢滅ぼし、魁渡》の隣にいるのは、《ティシャーナの潮縛り》に《永劫の好奇心》といった瞬速クリーチャーの印象はありませんか?
以前はメジャーなデッキだった「ディミーアミッドレンジ」ですが、今や3、4マナとしてはこの2枚では間に合いません。
3ターン目にはもう爆発的な打点を叩き出すことができる「イゼット果敢」や「緑単上陸」がいるため、3ターン目には1マナ+2マナの動きをしたいのです。
《永劫の好奇心》も強力なカードなのですが……スタンダードの変化は激しいですね。
話を「ディミーア忍者」に戻しましょう。
従来の形と比べれば、このデッキが非常に軽く作られていることが分かるはずです。1マナだけでもクリーチャー11枚・そのほか8枚で、序盤から多数のアクションで攻撃を通せます。
そうなれば忍者の出番。
プチ《永劫の好奇心》である《シュレッダーの誕生、オロク・サキ》と《悪夢滅ぼし、魁渡》が《呪文貫き》あたりを引いてきたら、この攻勢は止まらないでしょう。
攻撃的なデッキなので《悪夢滅ぼし、魁渡》の[+1]能力も魅力的です。
このように、ミッドレンジというよりは撹乱的アグロとして高速化した現在の環境に適合していました。
環境末期であるからこその大胆な調整、お見事です。
なお、今大会には「エスパー忍者」もいまして、そちらは《悪夢滅ぼし、魁渡》の紋章をより強力に使う構成でした。
最近は《炎魔法》などが減っていますし、そちらを研究するのもよいかもしれません!
おわりに
以上、「ジェスカイ講義」と「ディミーア忍者」を詳しく見ていきました。
今週も新しいデッキを見たというのに、来週の19日(金)には、『マジック:ザ・ギャザリング | マーベル スーパー・ヒーローズ』のプレリリース!
早いものです。
今環境は、メタゲームの動きが激しく先が読めない、難しくも楽しい環境でしたね。
次の『マジック:ザ・ギャザリング | マーベル スーパー・ヒーローズ』環境になったら、いったい何が起こるのでしょうか!?
ヒーローたちと肩を並べて戦うのも楽しみですね!それでは、新環境のJust Nowスタンダードでまたお会いしましょう!
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