「オルゾフライフゲイン」がメタゲームの偏りを射抜く!!-Just Nowスタンダード!vol.95-

晴れる屋メディアチーム

はじめに

こんにちは!来週には『マジック:ザ・ギャザリング | ホビット』が正式販売され、ついに新セットシーズンが始まります!

『マジック:ザ・ギャザリング | ホビット』販売中
光に導かれし者、ハリーヤキャッスル・ドゥーム力を一つに

新カードが気になるところですが、活躍情報はまだ届いていないため、今回は最近競技シーンに登場したデッキをご紹介します!

ここ数セットは、環境末期のメタを読み切った新デッキの活躍が続いており、最後まで気が抜けません!

ではさっそく、そのデッキを見ていきましょう!!

注目デッキ

「オルゾフライフゲイン」

▲Standard Challenge 32 – 2026/08/06 #2:1位

デッキリストページ

手つかずの饗宴の事件アマリア・べナヴィデス・アギーレ光に導かれし者、ハリーヤ

「オルゾフライフゲイン」が『Standard Challenge』で優勝!

人気ではあるものの、競技シーンに顔を出すのは珍しいこのデッキですが、すでに偶然の勝利ではないことが示されています

オルゾフライフゲイン直近3入賞

▲「白黒ミッドレンジ」のデッキリストを見る

今回の優勝の翌日に、同プレイヤーと別の1人を加えた2人がトップ8入賞!

実は7月31日にも一度優勝しているほか、店舗大会においても3-0の成績を出しており、華々しい再デビューとなりました!

アマリア・べナヴィデス・アギーレ本質の媒介者鋭い切先、レオナルド

さて、みなさんがイメージする「オルゾフライフゲイン」といえば、ライフを得るたびに成長するクリーチャーを用いて、巨大クリーチャーの攻撃で勝つ。そんなデッキではないでしょうか。

しかし、今回優勝したデッキリストは殴り勝つデッキではありません

光に導かれし者、ハリーヤ脈の新学部長、モセオ月の集会

ライフゲインと継続的アドバンテージを用いて、圧倒的なライフとカード量で受けきるデッキなのです!

ミッドレンジというより、ボードコントロールに近しいものがあります。

嵐追いの才能輝晶の機械巨人

この動きが現在のメタゲームに有効なのです。

「イゼット果敢」をはじめ、今のスタンダードは高速で20点のライフを削るデッキが主流で、およそ40点のライフをもつこのデッキを倒すのは困難です。

刻み群れ手つかずの饗宴の事件

クリーチャーデッキでありながら、ミッドレンジキラーと名高い《刻み群れ》ですら問題ありません。手札に戻されたターンの攻撃は潤沢なライフで耐え、ふたたび出し直せばライフも元通り。

ライフゲインの核でもある《手つかずの饗宴の事件》の「解明完了」による復帰能力を前にしては、多くのデッキが息切れとなるでしょう。

サッズのヒナチョコボ若木の生育場苔生まれのハイドラ

ただし、「緑単上陸」だけはライフゲインで耐えられません。

とはいえ、その原因である《若木の生育場》《苔生まれのハイドラ》の数は減少傾向にあり、ポジションは良くなっているといえます。

月の集会光に導かれし者、ハリーヤ脈の新学部長、モセオ

環境末期の偏ったメタゲームを狙った、素晴らしい発想のリストです。

しかし今回結果を出しすぎてしまったことで、偏りがまた元に戻っていく可能性もあるので、今後のスタンダードの動きには注意していきましょう!

「ゴルガリ《力を一つに》

▲Standard Challenge 32 – 2026/08/07 #2:3位

デッキリストページ

石人の核不浄な別室+祭儀室マナリス

「ゴルガリミッドレンジ」において、《石人の核》は悩みの種でした

《不浄な別室/祭儀室》の組み合わせは対処されないエンジンとして強力なものの、単体ではほとんど《マナリス》です。

2色では色基盤のありがたみは薄く、かといって色を増やす動機も薄い……。

力を一つに

そんな悩みを見事に解決したのが、このデッキ!

《石人の核》から出る色マナを、ドローや火力に変換できるようになっています!

ブレイズマイアの境界ブリーチボーンの境界大図書棟の大ホール

注目してほしいところは色基盤とデッキ構成です。

ほぼ黒単タッチ《デリアン・フェル教授》の構成に、常に黒マナだけは出る《ブレイズマイアの境界》《ブリーチボーンの境界》を採用し、ローリスクで《力を一つに》のリターンを得るというアプローチが美しいですね。

没頭不可避の敗北ジェスカイの啓示

《力を一つに》を使おうとすると、ついつい色を足して重めの構成にしてしまいがちですが、まさか色を減らすなんて。

スタンダードにはまだまだ新たなデッキが眠っていそうですね!

「マルドゥウェポンズ」

▲Standard Challenge 32 – 2026/08/05:1位

デッキリストページ

団結の最前線武器製造ピナクルの星檻

「ボロスウェポンズ」が、黒の力を借りて再びメタゲームに戻ってきました。

不気味なガラクタ税血の刃タリアンの日誌

黒が加わり、1マナの軽量除去と、大型クリーチャーの除去、そしてアドバンテージ源が追加されています。

しかし、どうして今になって黒が加わったのでしょうか?

キャッスル・ドゥーム神聖なる泉始まりの町

その理由は、《キャッスル・ドゥーム》です。

今までは3色目を増やすとショックランドや《始まりの町》からのライフ損失が辛いところでしたが、それが解決しました

武器製造弾薬+ロボットトークンピナクルの星檻

色基盤というだけでなく、実質4マナで3/3トークン生成という効率のよいマナフラ受け能力まで持っています。

アーティファクトを生け贄にする必要はあるものの、《弾薬/ロボットトークン》《ピナクルの星檻》生け贄に捧げられることはむしろメリットです。

キャッスル・ドゥームエルフの小道

土地1枚で安定性と出力が向上するとは、マジックの奥深さを感じますね。

『マジック:ザ・ギャザリング | ホビット』では《エルフの小道》が登場したので、ほかにも既存デッキに変化が起きるかもしれませんよ!

おわりに

手つかずの饗宴の事件力を一つにキャッスル・ドゥーム

以上、今週は環境末期に登場した3つのデッキをお届けしました。

来週からは、どんな新カードが活躍するのでしょうか!?

期待をしつつも、今のうちに気になるデッキのチェックはすませておきましょう!

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