ざっくりと分かる禁止後のスタンダード!-Just Nowスタンダード!vol.96-

晴れる屋メディアチーム

はじめに

こんにちは!激変したスタンダード、楽しんでいますか?

8月10日の禁止制限告知をうけ、環境が大きく変動しました!!

アナグマモグラの仔嵐追いの才能ばあば

詳細は上記記事を見ていただくとして、環境の使用率の高いデッキが大きな打撃を受け、スタンダード環境は激変しています!

あまりにも変動しており、Magic Onlineや店舗の大会結果を調べてみると、スタンダードの新デッキが20以上結果を出している事態に!!

ベラドンナ・トゥックビルボの作戦この上なくよぼよぼな年より鳥サックビル=バギンズ一家山の王、ソーリン壮大なる者、スマウグゴブリンの災い、ガンダルフ獰猛なるビヨルン親分魔狼の隊

このコーナーだけでは、とても紹介しきれません。

そこで今回は、「ざっくりと分かる禁止後のスタンダード」として、環境のおおまかな変化をお伝えしていきます

新デッキについては、明日以降の記事を楽しみに!

禁止前のメタゲーム

アナグマモグラの仔嵐追いの才能ばあば

禁止前後で何が変わったのかをお伝えするので、禁止前のメタゲームをおさらいした方が楽しめるかもしれません。

以下の記事がおすすめです。

上記記事で紹介した12のデッキがどう変わったか、そしてそれ以外で使用率を大きく上げたデッキを2つ、紹介していきます。

新環境で見るようになったデッキ

結果を出した新デッキはいくつもあるのですが、その中でもここ一週間で特に数が増えたデッキをご紹介します。

オルゾフライフゲイン

8/12 『Standard Challenge 32』 5位

デッキリストページ

先週紹介した「オルゾフライフゲイン」は8月11日から毎日のように『Standard League』で5-0しており、『Standard Challenge』でも複数回入賞しています。

手つかずの饗宴の事件アマリア・べナヴィデス・アギーレ光に導かれし者、ハリーヤ

莫大なライフゲインはライフ20を狙うデッキにとってはあまりに大きな壁です。

コントロールはやや苦手ですが、大量のアドバンテージを稼ぐシステムが長期戦にも耐える強さを担保しています。

強靭形態の調和者苔生まれのハイドラ若木の生育場棘を播く者、逆棘のビル

しかし、禁止後環境のトップともいうべき「緑単上陸」だけは何ともなりません

「倍」と書かれたカードで100点のライフは消し飛び、リソース合戦では《若木の生育場》に上回られ、トドメと言わんばかりに《アナグマモグラの仔》の枠に《棘を播く者、逆棘のビル》で「倍」カードを増やされてしまってはお手上げです。

今のところ「緑単上陸」以外には大きな弱点はないようで、もっとも注目すべき新デッキでしょう。

ディミーアミッドレンジ

8/13 『Standard Challenge 32』 1位

デッキリストページ

ワンダラス・ワスプ永劫の好奇心悪夢滅ぼし、魁渡

実は、禁止直前から「ディミーアミッドレンジ」が復権しており、その流れが禁止後の現在も続いています。

軽量クロックから打ち消しを構えて攻勢を保つクロックパーミッション戦略がコントロールに有効で、増え始めたコントロールに待ったをかけていたのです。

サッズのヒナチョコボ刻み群れ頑なな学徒

ところが、禁止後の環境では「緑単上陸」「イゼットスペレメンタル」という、以前からの天敵が大手をふるっており、さらには苦手なアグロデッキが増える始末

復権の兆しが見えたところに、出る杭は打たれてしまうのか、はたまたカード採択の工夫でこれを乗り切れるのか。

今後のデッキリストの変化には要注目ですよ。

前環境デッキの「今」

01:イゼット果敢

【禁止前】8/7 『Standard Showcase Challenge』 優勝

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嵐追いの才能精鋭射手団の目立ちたがり渦泥の蟹

《嵐追いの才能》の禁止を受け、「イゼット果敢」は競技シーンからぱたりと姿を消しました

Hareruya Prosの2人が予想した通り、デッキが成立しないようです。

雇われ爪ゴブリンの災い、ガンダルフ

禁止後も《ゴブリンの災い、ガンダルフ》を用いて「赤単アグロ」を果敢に寄せた形も模索されていますが、《嵐追いの才能》の不在によりアグロらしく長期戦が苦手なデッキに落ち着いています。

環境の王者が不在になったことにより、現在のスタンダードは混沌とした環境となっています。

02:マルドゥディスカード

2026/08/14 『Standard Challenge 32 #1』 優勝

デッキリストページ

華麗だが無礼者頑なな学徒月影

「マルドゥディスカード」が再び活躍できる環境が戻ってきました!

「イゼット果敢」の多彩な速度調整により攻略された「マルドゥディスカード」でしたが、コントロールキラーのアグロデッキとしての役割は健在です。

また、「ディミーアミッドレンジ」の数が増えたことにより、じわじわとポジションが良くなっているようです。

03:緑単上陸

8/13 『Standard Challenge 32 #2』 2位

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サッズのヒナチョコボ土のベンダーの位に至る氷耕しの探検家

禁止直後のスタンダードで、メタゲーム上位のシェア率上位は「緑単上陸」です。

このデッキも《アナグマモグラの仔》を失いましたが、このデッキの中核は《土のベンダーの位に至る》《氷耕しの探検家》であり、最大出力は変わりません

今は「緑単上陸」を中心としたメタゲームといえるでしょう。

一繋がりの根鋭い目の管理者棘を播く者、逆棘のビル宝石で飾った魔狼

《アナグマモグラの仔》の枠は、2マナのカードが代わりを務めています。

《一繋がりの根》《鋭い目の管理者》がメジャーで、《棘を播く者、逆棘のビル》採用のリストもいくつかありました。

新カードの《宝石で飾った魔狼》も試されているものの、定着はしていないようです。

04:セレズニア上陸

8/12 『Standard Challenge 32』 7位

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サッズのヒナチョコボ浸食作用混合成体、ダイアドライン

数か月前に「緑単上陸」だけに狙いを定めたデッキとして紹介した「セレズニア上陸」は、「緑単上陸」が上位に残ったことでその価値を増しました。

しかし「緑単上陸」一強環境というほどではないため、目立った活躍はいまのところありません。

今後、極端なメタゲームになるようならば、再び注目されることになるでしょう。

05:セレズニアウロボロイド

【禁止前】8/6 『Standard Challenge 32 #1』 7位

デッキリストページ

アナグマモグラの仔ウロボロイド輝晶の機械巨人

比較的除去に強かった《アナグマモグラの仔》を失い、4マナクリーチャーの価値が大きく落ちてしまいました

2ターン目のマナクリーチャーから4マナの大型クリーチャーへつなげる動きは別のカードで代用できるものの、大きなリスクを負っています。

店舗大会でもその数は激減しており、競技シーンにとどまれるかどうかが危ぶまれているのが現状です。

06:アゾリウスモモ

8/12 『Standard League』 5-0

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空飛ぶ友だち、モモ大空の賢人量子の謎かけ屋

「イゼット果敢」キラーとして名を馳せた「アゾリウスモモ」ですが、「イゼット果敢」なき今は……

なんてことはなく、代わるように「ディミーアミッドレンジ」や「赤単アグロ」が増えたことによって、「小型クリーチャーデッキに強い」長所が今も活きています。

禁止後も特定のデッキへの極端に有利なデッキとして、メタゲームに存在し続けるでしょう。

白昼夢精鋭の迎撃手練習を積んだ攻撃ワシの王

なお、この半年で強化パーツをもらって強化が進んでいるデッキでもあります。

ワープから《ワシの王》を繰り出す動きも加わり、今後は踏み倒しデッキとしての側面が強まっていくかもしれません

07:イゼットスペレメンタル

8/12 『Standard Challenge 32』 3位

デッキリストページ

かまどの精渦泥の蟹刻み群れ

禁止の影響を一切受けなかった、前環境上位のデッキです。

当然デッキパワーは高く、速度の遅いクリーチャーデッキを《刻み群れ》が薙ぎ払っています。

また、「緑単上陸」の安定性が落ちたことで、「土の技」もろとも吹き飛ばす動きが間に合いやすくなったようです。

ジェスカイの啓示終末の加虐者悪夢滅ぼし、魁渡

一方で、「4色コントロール」や「ディミーア加虐者」など、前環境で「イゼット果敢」に苦しめられたデッキに対し相性が悪いのは気になります。

それらの戒めが解き放たれた現在のポジションは良し悪しは微妙なところです。

ポジションは不明ではありますが、デッキパワーを信じてしばらくは様子を見ましょう。

08:ディミーア加虐者

8/14 『Standard Showcase Challenge #1』 1位

デッキリストページ

終末の加虐者スーペリア・スパイダーマン不穏な浅瀬

「ディミーア加虐者」は「緑単上陸」が活躍したころに登場し、「イゼット果敢」に苦しんでいたデッキです。

また、現在の打ち消しの少ないコントロールには有利であることから、「ディミーア加虐者」にとって最高のポジションに見えます。

雇われ爪頑なな学徒手つかずの饗宴の事件

が、ことはそう簡単ではありません。

アグロの2番手ポジションであったデッキが「イゼット果敢」の退場で一気に復権し、さらには「オルゾフライフゲイン」という全除去を苦にしないクリーチャーデッキが登場してしまいました。

過去の上位デッキだけを見れば良ポジションなのですが、環境の変化や新デッキの影響が気になるところです。

09:アゾリウスフラッシュ

晴れる屋三宮店 店舗大会 トップ4

デッキリストページ

真昼の決闘素早き救済者、アンバルドの隊

「アゾリウスモモ」のような「豊富なアクション数によるリソースデッキ」に強いデッキです。

禁止後の影響はないのですが、有利なデッキが少なく、禁止後の結果は振るいません

手つかずの饗宴の事件アマリア・べナヴィデス・アギーレ光に導かれし者、ハリーヤ

徐々に勢力を伸ばしている「オルゾフライフゲイン」は、まさに「豊富なアクション数によるリソースデッキ」なので、今後の動向に注目したいところです。

10:ジェスカイコントロール

8/12 『Standard Challenge 32』 3位

デッキリストページ

ジェスカイの啓示星間航路の助言発見の石板

《ばあば》が禁止されたことで、「講義」を使わないコントロールも再びプレイされ始めました。

しかし、「講義」の強みである《積み重ねられた叡智》《爆裂の技》の影響は大きく、現在も「ジェスカイ講義」の方が主流です。

スーペリア・スパイダーマン終末の加虐者最後の贈り物の運び手

一方で、墓地対策が効かないメリットが活きる可能性が出てきました

墓地利用デッキが一気に復権したことで、激しい墓地対策がなされるように変化しつつあります。

そうなった場合には「ジェスカイコントロール」が優れており、環境のサイドボードに注目したいデッキです。

11:4色コントロール

8/14 『Standard Challenge 32 #2』 優勝

デッキリストページ

発見の石板ジェスカイの啓示不可避の敗北

禁止後も大きくポジションは変わりませんが、周囲の速度が落ちたことで、デッキパワーの高さが活きやすくなりました

《発見の石板》から《ジェスカイの啓示》は今も有用ですし、新デッキによる不意の置物攻撃にも《不可避の敗北》で対処ができます。

サッズのヒナチョコボ頑なな学徒終末の加虐者

しかし、アグロデッキが苦手なのは変わらないため、「緑単上陸」「マルドゥディスカード」には苦労をしていますし、「ディミーア加虐者」の復権も辛いところです。

デッキパワーは高いのですが、今はポジションが悪くて活躍が難しい時期といえます。

12:イゼット講義(ジェスカイ講義)

晴れる屋大宮店 店舗大会 3-0

デッキリストページ

雷神、ソー積み重ねられた叡智即興の集大成

「イゼット講義」自体は、《ばあば》の禁止前からすでに大きく数を減らしていました。

そのため、ここでは「ジェスカイ講義」として紹介します。

8/14 『Standard Challenge 32 #2』 1位

デッキリストページ

発見の石板積み重ねられた叡智ジェスカイの啓示

禁止により「ジェスカイ講義」も弱体化しているものの、今も主流のコントロールデッキです。

《発見の石板》によるマナ加速からの《ジェスカイの啓示》《積み重ねられた叡智》の圧倒的アドバンテージ力、この2つはほかのデッキでは真似できません

アベンジャーズ解散自由の代価美術家の才能

《ばあば》の変わりはいないため、空いた4枠に何を採用するかは諸説あるようです。

今のところは短所を埋める土地対策か長所を伸ばすルーティングが採用されています。いずれにせよ、コントロール色の強いデッキとして落ち着きました

おわりに

手つかずの饗宴の事件悪夢滅ぼし、魁渡サッズのヒナチョコボジェスカイの啓示

以上、今週は禁止の直後ということで「ざっくりと分かる禁止後のスタンダード」をまとめてみました。

今回取り上げなかった新デッキの活躍は、別の記事として公開予定です!

明日以降の新デッキ情報にもご期待ください!

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