はじめに
2週間ぶりとご無沙汰しておりました!
それだけあれば、スタンダードは随分と様変わり!
今週は、その変化を見ていきます。
2週間前のメタゲーム
環境初期の代表デッキとして、「緑単上陸」「イゼットスペレメンタル」「ディミーアミッドレンジ」の3つのデッキが名乗りを上げました。
- 2026/08/24
- 「緑単上陸」が環境の中心?ならば《司書、ワン・シー・トン》だ! -Just Nowスタンダード!vol.97-
- 晴れる屋メディアチーム
この3つのデッキは定着したのか、はたまた周囲が攻略したのか!?
それでは、気になる大会結果を見ていきましょう!
大会結果
『Standard Challenge 32』
開催日:2026年9月3日
優勝 ジャンドサクリファイス
準優勝 緑単上陸
3位 4色コントロール
4位 4色コントロール
5位 ディミーア加虐者
6位 ゴルガリ《力を一つに》
7位 セレズニア上陸
8位 ディミーアミッドレンジ
大ダメージコンボを内蔵した「ジャンドサクリファイス」が優勝!
「緑単上陸」「ディミーアミッドレンジ」の姿はあるものの、コントロールが増加しており、上位の顔ぶれが様変わりしています。
続けて、もう1つの『Standard Challenge』の結果も見てみましょう。
『Standard Challenge 32』
開催日:2026年9月6日
優勝 ジャンドサクリファイス
準優勝 ディミーア加虐者
3位 イゼットスペレメンタル
4位 ボロストークン
5位 ディミーアミッドレンジ
6位 イゼットスペレメンタル
7位 ディミーアミッドレンジ
8位 ボロスドワーフ
こちらでも「ジャンドサクリファイス」が優勝!
しかし、9月3日の大会からわずか3日後の大会なのにコントロールの姿がありません。
ここで紹介していない大会を見ても、もはや群雄割拠!
かつてないほどに上位が入れ替わる、とんでもない魔境と化しています!
この瞬間のメタゲーム分析は困難を極めるため、今回はここ数週間の新顔に注目しましょう。
注目デッキ
ジャンドサクリファイス
《生体工学の専門家》と《サックビル=バギンズ一家》により、アーティファクトを生け贄に捧げて大ダメージを与えるデッキです。
2週間前に別記事で紹介した「グルール専門家バーン」に《サックビル=バギンズ一家》をはじめとする黒のカードが加わり、サクリファイス要素が強まりました。
- 2026/08/18
- 名も知らぬスタンダード新デッキ特集!「ヴォジャウルフ」に「グルール専門家バーン」など20選!
- 晴れる屋メディアチーム
黒をベースにすることで、生け贄に捧げる用のパーマネントや、サクリファイスの手段が増えています。
このデッキの《妄執の追跡行》は強力で、1枚でアーティファクトを複数用意してくれる上に、リソースもライフも供給できる万能選手!
カードパワーはあれど使いこなせるデッキがなかったこのカードが、ついにトーナメントシーンで活躍することとなりました。
「生け贄に捧げたときのダメージ源」と「生け贄に捧げる手段」の両方ともが2種類ずつあり、「同じカードが2種類あればデッキになる」というマジックの格言からすれば、非常に強固なデッキ構成といえます。
最初に紹介したように『Standard Challenge』で複数回入賞しており、今後の活躍が期待されるところです。
余談ですが、キーカードが2枚になってしまい「専門家バーン」という名前が適さなくなったのが少し惜しまれますね。
ゴルガリ《力を一つに》
《不浄な別室/祭儀室》の相方である《石人の核》の色マナで、《力を一つに》を強く使おうというデッキです。
こちらも約1か月前に紹介したことのあるデッキですが、やはり複数回の入賞は目を引きます。
興味深いのは、《死人に口無し》が4枚採用されていることです。
このカードは「緑単上陸」の《森》やコントロールデッキの《ジェスカイの啓示》を抜き去ることができ、現在のメタゲームに合っています。
なお、《力を一つに》を使用するデッキはこのデッキだけではありません!
再び「4色コントロール」に採用されていました。
メジャーなコントロールデッキなので詳細の説明は不要でしょう。
緑抜き4色のデッキですが、《大図書棟の大ホール》《始まりの町》を用いるデッキですので、5色を問題なく出すことができます。
5色を払いたい《力を一つに》が5マナではなく6マナですので、《発見の石板》の
も無駄になりません!
《ジェスカイの啓示》と合わせて、6枚の大型呪文で制圧しましょう!
ボロストークン
こちらもたびたび入賞を見かけるようになってきた「ボロストークン」です。
リソース獲得と全体強化を兼ねる《ベラドンナ・トゥック》の追加が非常に大きく、多少の除去では受け止めきれません。
様々な採用クリーチャーが試された結果、現在は「応召」を持つ優秀な《闘技場の花形》と《勝利の楽士》に絞られました。
この《勝利の楽士》と単体除去に強い構成が、構えるデッキに対して強く、「ディミーアミッドレンジ」や「4色コントロール」などをにらんだデッキとなっています。
ボロスドワーフ
もう一つの赤白カラーのアグロデッキ「ボロスドワーフ」もまた、しばしば入賞しています。
攻撃性能に特化した構成は、インスタント除去が少ないアグロやミッドレンジにとって明確な脅威です。
装備品がある状態で《山の王、ソーリン》を引いたときの気持ちよさは、ほかでは代えがたいものがあります。
動いたときの爆発力はすばらしいものの、装備したクリーチャーを対処されたり、装備とクリーチャーのうち足りない方を的確に対処されたりと、インスタントタイミングで干渉されると苦しいです。
ゲーム中だけでなく相性差のムラも極端なデッキですが、このムラこそが魅力的なデッキといえるかもしれませんね。
おわりに
以上、群雄割拠の環境となった今、複数回入賞し始めたデッキを改めて取り上げてみました。
次のセット『リアリティ・フラクチャー』のプレビュー配信が始まっていますが、いまだにメタゲームは混沌としています。
ある意味で次のセットに備えるためにも、今の環境をしっかり追っていきましょう!
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