はじめに
こんにちは。そろそろみなさんも禁止後の環境に慣れてきたころ合いでしょうか。
先日の8月21日には『Standard Showcase Challenge』が行われ、179名が新環境はじめての大型大会を戦いました!
今週はその結果から、新たなメタゲームを見ていこうと思います!
先週までのメタゲーム
禁止直後ということもあり先週はたくさんのデッキが試され、その勢いは20ものデッキが入賞するほどでした!
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その勢いは今週も続くのか、従来のデッキがその強さを見せつけるのか!
それでは、気になる大会結果を見ていきましょう!
大会結果
『Standard Showcase Challenge』
開催日:2026年8月21日
優勝 緑単上陸
準優勝 イゼットスペレメンタル
3位 ディミーアミッドレンジ
4位 イゼットスペレメンタル
5位 ヒューマンレジェンズ
6位 緑単上陸
7位 ティムールスペレメンタル
8位 セレズニア上陸
9位 ディミーアミッドレンジ
10位 ディミーアミッドレンジ
11位 ディミーアミッドレンジ
12位 緑単上陸
13位 ボロスドラゴン
14位 緑単上陸
15位 マルドゥディスカード
16位 マルドゥディスカード
「緑単上陸」、いまだ健在!
そこへ「イゼットスペレメンタル」「ディミーアミッドレンジ」が続きました。
それ以降には「ヒューマンレジェンズ」をはじめ、ほかのデッキの姿も見られます。
特に7位の「ティムールスペレメンタル」は、《閑静な中庭》を使用する「エレメンタル」と、「イゼットスペレメンタル」の環境に合う部分だけをあわせた珍しいデッキでした。
とはいえ、上位3つのデッキは入賞数も多く、これらの活躍理由や変化が気になるところ。
先週は主に新デッキを取り上げてきましたので、今週はこの活躍した3デッキに注目します!!
注目デッキ
緑単上陸
「緑単上陸」は《アナグマモグラの仔》を失いましたが、むしろ今の方が環境の中心と呼ぶべきデッキでしょう。
各種「上陸」カードを《寓話の小道》などのフェッチランドを利用して複数回誘発させる動きは、相変わらず強力です。
《アナグマモグラの仔》の枠は2マナのマナ加速、および墓地対策となる《鋭い目の管理者》が主に採用されているようです。
しかし、このデッキの変化は《アナグマモグラの仔》が自分のデッキからなくなったことではなく、他人のデッキからなくなったことがデッキに大きな変化をもたらしました。
除去の減少
《アナグマモグラの仔》の禁止と《精鋭射手団の目立ちたがり》の減少により、除去の必要性が減りました。
除去が減らせるのであれば、自己都合でカードを増やせます。
そこで採用されたのが、「緑単上陸」定番のリソースカード。
枠の都合で片方しか採用できなかったこれらを、両方採用することにしたのです。
そうなるとあら不思議。アグロなのに中盤以降で出力を上げられるデッキが誕生します。
「緑単上陸」のすべてを対応しきることは難しく、また、正面から殴り合うことも難しいものです。
軽量除去で時間を稼ぎながら《刻み群れ》や《終末の加虐者》を間に合わせる、という動きだけは有効ですが、今のところこの2つ以外の明確な解答は見つかっていないようです。
優勝デッキの特徴
今回優勝したデッキは、ほかの「緑単上陸」と比べて土地構成に大きな違いがあります。
土地27枚で、フェッチランドを散らして採用した構成です。
土地26枚でフェッチランドは2種8枚+《解体爆破場》1枚という一般的な構成に、一石が投じられました。
土地を散らしているのは、おそらく《石化した村落》を意識したものでしょう。
《エルフの小道》は条件次第で探した土地をアンタップできるものの、このデッキのエルフは《ラノワールのエルフ》のみで期待はできません。
しかし、このデッキのフェッチランドを失うと出力が大きく落ちるリスクを低減することができます。
さらに、《有望な鉱脈》は「洞窟」ですので、《中心核の瞥見》で墓地から戦場に出して、さらに「上陸」回数を稼げます。
27枚目の土地採用とあわせて、絶対に「上陸」するという意思を感じるリストでした。
この結果を受け、今後の「緑単上陸」がどのように変化するかが気になりますね。
イゼットスペレメンタル
禁止の影響を受けなかった「イゼットスペレメンタル」は今も好調です。
「緑単上陸」が《アナグマモグラの仔》を失ってリソース面に注力していることもあり、《刻み群れ》が間に合うようになりました。
その結果、環境の中心である「緑単上陸」に強く、その勢力を増やしています。
こちらのデッキは以前と大きく変わったところはありません。サイドボードは変化しつつあるようですが、まだ人によってまちまちです。
大枠としてみると、アグロや墓地対策が減って、「緑単上陸」に定めたサイドボードが増えている傾向を感じます。
ディミーアミッドレンジ
「ディミーアミッドレンジ」は3位だけでなく9、10、11位にも入賞しており、現環境で有力なデッキであることを示しています。
瞬速クリーチャーをベースにした構える動きがコントロールやコンボにめっぽう強く、今大会のトップ16からコントロールが姿を消した要因ともいえそうです。
しかし「緑単上陸」「イゼットスペレメンタル」という主要な2つのデッキが苦しいという問題も抱えています。
今後のメタゲームの動向には注意しておきましょう。
半年間での変化
《報いの呪詛》や《我らは断じて許さぬ!》という軽い干渉手段が増えており、序盤の優勢を保ちやすくなっています。
特筆すべきは《ワンダラス・ワスプ》で、わずか2マナでシステムクリーチャーにも対処しながら飛行でライフを詰めるという、このデッキが求める最高の2マナ圏が加わりました。
伝説のクリーチャーでなければ、4枚採用されていたことでしょう。
そのほか、《フェイ花のいたずら》がメインやサイドに増えているようです。
「緑単上陸」の巨大クリーチャーや《練習を積んだ攻撃》の対象となったクリーチャーを受け流す役割を担います。
禁止後の環境では、「バントエアベンダー」や「ディミーア加虐者」をまた見るようになってきました。
「4色コントロール」だけでなく、これらのデッキも「ディミーアミッドレンジ」の得意なデッキです。
今後得意なコンボデッキが増えれば、さらに活躍するチャンスが来るかもしれません。
注目カード
《司書、ワン・シー・トン》
「緑単上陸」の使用率が上がることによって、《司書、ワン・シー・トン》は日に日に強さを増しています。
下環境と同様に、フェッチランドの起動に対応して唱えることで、以前よりも能力が誘発させやすくなっているのです。
「ディミーアミッドレンジ」の採用枚数が増えており、今大会ではメインとサイド合わせて3枚の採用が主流でした。
《刻み群れ》で攻勢をさばき、《北風の守護者》で勝負を決める「ティムールスペレメンタル」だけでなく、4位の「イゼットスペレメンタル」にも《司書、ワン・シー・トン》がサイドボードに入っています。
今後は青いデッキの定番サイドボードになっていくのかもしれません。
おわりに
以上、今週は大型大会の結果から、激変したメタゲームの上位デッキに注目してお届けしました。
まずは3つのデッキがその力を示しましたが、今後はこれらのデッキに強いデッキが登場することもあるでしょう。
まだまだ環境は動き続けています!今後の動きには要注目ですよ!
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