新カードがメタゲーム最前線のMagicOnline大型大会でも活躍! -Just Nowスタンダード!vol.91-

晴れる屋メディアチーム

はじめに

ご無沙汰しておりました、Just Nowスタンダードのお時間です!

『マジック:ザ・ギャザリング | マーベル スーパー・ヒーローズ』がついに正式リリース!

新環境一発目の大型大会として、『Standard RC Super Qualifier』が開催されました。

新環境がいったいどんな変化を遂げているのか、新カードは何が活躍したのか?

軽く前環境を振り返ってから、気になる結果を見ていきましょう!

前環境のメタゲーム

精鋭射手団の目立ちたがり

前環境は、「イゼット果敢」を取り巻くメタゲームでした。

不利なマッチアップが少なく、また豊富なカードプールで速度を自由自在に変更できる、まさに前環境の王者と呼ぶべきデッキでしょう。

渦泥の蟹咆哮する焼炉+蒸気サウナサッズのヒナチョコボ

しかし、メタゲームは複雑怪奇。

強力なデッキであるがゆえにミラーマッチ対策が行われ、そうして速度が遅くなると「緑単上陸」のようなアグロデッキへの相性が悪くなります。

脚当ての補充兵輝晶の機械巨人練習を積んだ攻撃

さらに、環境末期には「セレズニアウロボロイド」がより軽くなって一気に台頭しました。

《練習を積んだ攻撃》によりライフレースを一気にひっくり返すこのデッキが、前述のアグロデッキに対して立ちふさがっています。

ジェスカイの啓示ばあば不可避の敗北

アグロに強いそれらのミッドレンジデッキを、「ジェスカイ講義」や「4色コントロール」が狙っています。

「イゼット果敢」を中心としつつも、アグロ、ミッドレンジ、コントロールのメタゲームが回る環境というのが、前環境の特徴です。

ざっくりと前環境を振り返るにはこちらの記事がおすすめです。

さて、前環境について思い出してきましたか?

それでは改めて、『Standard RC Super Qualifier』の結果を見ていきましょう!

『Standard RC Super Qualifier』

不可避の敗北ばあばウロボロイド

優勝・準優勝は「4色コントロール」「ジェスカイ講義」の2大コントロール!

3位には「セレズニアウロボロイド」!

気になる「イゼット果敢」は16位のみで、メタゲームの変動を感じさせる結果となりました。

ジェニファー・ウォルターズカンフーの達人、シャン・チーサブマリナー、ネイモア

メタゲームも気になるところですが、やはり新環境1発目の大型大会!

今回は、新カードがどのようなデッキで使われているのかを、詳しく見ていきましょう!

セレズニアウロボロイド

デッキリストページ

脚当ての補充兵輝晶の機械巨人ウロボロイド

前環境の末期から登場し、最近勢力を伸ばしつつあるのが「セレズニアウロボロイド」です。

元々の「多色律動」からどんどんスリムになっています。まずは色を減らして「セレズニア律動」になりました。

そこから1段階軽くして「セレズニアウロボロイド」、ここ最近は2段階軽くした「セレズニアアグロ」ともいえる形が主流です。

練習を積んだ攻撃沼地のハンター、レザーヘッド

この活躍の立役者は、《練習を積んだ攻撃》です。

大技でありながら、絆魂と二段攻撃を使い分けたり、分割して唱えられたりする器用さがあります。

呪禁である《沼地のハンター、レザーヘッド》に、フラッシュバックと合わせて大ダメージ+大回復する動きはまさに必殺技

ジェニファー・ウォルターズセンセーショナル・シーハルク

この動きに、《ジェニファー・ウォルターズ》が加わりました。

自分のターンの間は対戦相手の呪文を封じるので、こちらでも対処不能の必殺の動きが可能です。

裏面の《センセーショナル・シーハルク》がトランプル持ちなのもすばらしい!

精鋭射手団の目立ちたがりサッズのヒナチョコボ空飛ぶ友だち、モモ

環境に軽いデッキが多いならば、「セレズニアウロボロイド」のポジションは最高です!

今後とも、アグロキラーとしての活躍が期待できそうですね。

シミック律動

デッキリストページ

アナグマモグラの仔自然の律動ウロボロイド

久しぶりに「シミック律動」がメタゲーム上位に帰ってきました!

「イゼット果敢」の流行に苦しむ「律動系デッキ」ですが、新カードの登場により新たな動きを手に入れています。

カンフーの達人、シャン・チー

それが、《カンフーの達人、シャン・チー》

マナクリーチャーだらけのこのデッキが、出してすぐマナを出せたらいったいどうなってしまうのでしょう

ラノワールのエルフアナグマモグラの仔並外れた語り部

わかりやすいところでは、《アナグマモグラの仔》が戦場にいると、《ラノワールのエルフ》出したターンにすらマナを増やすようになります。

序盤のマナクリーチャーを火力などで対処されても、《カンフーの達人、シャン・チー》がいれば即座に盤面を復旧させることが可能です。

《並外れた語り部》を介することで、《カンフーの達人、シャン・チー》の起動型能力専用マナを通常のマナに変換することもできます。

征服者カーン

また、有り余るマナの使い道として、《征服者カーン》が採用されていました。

「パワーアップ―5UUU」によって追加ターンを得られるクリーチャーです。おおむね起動したら勝ちでしょう。

これだけを見れば《孔蹄のビヒモス》の8マナとほぼ変わりませんが、これは起動型能力。

カンフーの達人、シャン・チー

つまり、《カンフーの達人、シャン・チー》のマナが使えます!

《征服者カーン》は、《孔蹄のビヒモス》よりも手軽に出すことができるフィニッシャーとして活躍が期待できるでしょう。

新カードを手に入れて再び競技シーンに戻ってきた「シミック律動」は、新環境でどのようなポジションになるのでしょうね。

4色律動

デッキリストページ

アナグマモグラの仔自然の律動輝晶の機械巨人

「律動系デッキ」はもう一つ、特徴的なリストが5位に入っていました。

ベースは「バント律動」のデッキで、新カードではないもののあまり見かけないカードがいくつも入っています

陽気な風船師Balloonトークン

特に、唯一の赤要素である《陽気な風船師》見るからに怪しいですね

1Tで、クリーチャーを対象に1/1飛行速攻のコピー・トークンを生成する起動型能力を持っています。

いったい、誰をコピーするのでしょう。

花を手入れする者監視亀ラ養育するピクシー

マナを使う能力なので、《花を手入れする者》を対象にしそうです。

そのマナで《監視亀ラ》を出して《陽気な風船師》をアンタップ、今度は《養育するピクシー》をコピーして《監視亀ラ》を回収し、さらに《陽気な風船師》をアンタップ。

2/2飛行速攻のピクシーが増える無限コンボになるようです。

輝晶の機械巨人自然の律動

枚数の多いコンボですが、《監視亀ラ》《養育するピクシー》が1マナであるため、《輝晶の機械巨人》でサーチ可能です。

その《輝晶の機械巨人》《自然の律動》でサーチできます。

《自然の律動》が「調和」で2回サーチできることを考えれば、《自然の律動》《花を手入れする者》《陽気な風船師》の実質2枚コンボです。

アナグマモグラの仔嵐追いの才能

《陽気な風船師》《アナグマモグラの仔》《輝晶の機械巨人》をコピーしたり、《養育するピクシー》《嵐追いの才能》を回収したり、コンボ以外でもコンボパーツに仕事があるのが良いですね。

「律動系デッキ」の新たな形として、今後検討していく必要がありそうです。

イゼット果敢

デッキリストページ

精鋭射手団の目立ちたがり嵐追いの才能サブマリナー、ネイモア

今回は16位と結果はふるわなかったものの、「イゼット果敢」には《サブマリナー、ネイモア》が採用されていました。

青い呪文を唱えるたびにマナ・シンボルの数だけマーフォークを生み出す、生き残れば1枚でゲームを掌握するパワーのあるカードです。

手練選択嵐追いの才能ブーメランの基礎

もともと、「イゼット果敢」は青い呪文を連打するデッキです。

《手練》《選択》はもちろん、《嵐追いの才能》《ブーメランの基礎》で戻して出し直し。

とにもかくにもUUU!!

マーフォークトークンマーフォークトークンマーフォークトークン

こうしてトークンが戦場を埋め尽くすと、もはや地上の攻撃は通りません。

《サブマリナー、ネイモア》自身のタフネスが4あることもあって、軽量火力に頼ったデッキに対しては決定打となるでしょう。

該当するデッキとは?もちろん、「イゼット果敢」です!

渦泥の蟹咆哮する焼炉+蒸気サウナ没頭

強力な「イゼット果敢」ではあるものの、ミラー対策が進むと重くなるのは避けられません。

その隙を突かれた、というのが今回の結果につながったようですね。

サブマリナー、ネイモア

とはいえ、《サブマリナー、ネイモア》自体は強力なサブプランとして機能します。

再び「イゼット果敢」環境になればこの型が活躍しても不思議ではありません。

一旦はサイドボード後のサブプランになるのでしょうか。今後の使われ方には要注目ですよ!

おわりに

ジェニファー・ウォルターズカンフーの達人、シャン・チー陽気な風船師サブマリナー、ネイモア

以上、『Standard RC Super Qualifier』の結果から、主に新しい要素を取り上げてみました。

新要素のあるデッキがいくつも活躍しており、新セットの影響が感じられます。

不可避の敗北ばあばサッズのヒナチョコボ

今回は紹介できませんでしたが、優勝デッキをはじめとした既存デッキも相変わらず強力です。

明日6月30日は禁止制限告知が予定されており、スタンダードに手が入るのか否か、まずはそこが気になりますね。

新環境のスタンダードが今後どうなっていくのか、来週もまた追いかけていきましょう!

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