USA Modern Express vol.25 -モダンを舞う不死鳥-

Kenta Hiroki

 みなさんこんにちは。

 3月はモダンのグランプリが世界中で4回開催される予定なので、モダンプレイヤーにとって充実したシーズンとなりそうです。日本国内では、その翌月にグランプリ・横浜2019が行なわれます。

 さて、今回の連載ではSCGO Baltimoreグランプリ・トロント2019の入賞デッキを見ていきたいと思います。

SCGO Baltimore
新環境を牽引するArclight Phoenix

2019年2月2-3日

  • 1位 Temur Phoenix
  • 2位 Mono Red Phoenix
  • 3位 Grixis Death’s Shadow
  • 4位 Amulet Titan
  • 5位 Grixis Death’s Shadow
  • 6位 Dredge
  • 7位 Mono Green Tron
  • 8位 Burn
Lynn/Overturf/Hagen

Lynn/Overturf/Hagen

StarCityGames.com

トップ8のデッキリストはこちら

 チーム構築戦で開催されたSCGO Baltimoreは、《クラーク族の鉄工所》が禁止になった直後の大会となりました。

 上位入賞デッキは《弧光のフェニックス》を使ったデッキやDredge、Amulet Titan、Grixis Death’s Shadow、そして『ラヴニカの献身』から新戦力を獲得したBurnが中心でした。

 《クラーク族の鉄工所》の退場によりメタがシフトしたことによって、Bant Spiritやコントロールは数を減らしています。

SCGO Baltimore デッキ紹介

「Mono Red Phoenix」

Mono Red Phoenix

 今大会で準優勝したモダン担当のJeff Carrは、自身の記事によれば16-0という驚異的な成績を残していたようです。デッキを選択した経緯や詳しい解説、サイドボードガイドなども記載されているので興味のある方は目を通してみてはいかがでしょうか。

舞台照らし批判家刺殺

 Burnと《弧光のフェニックス》戦略をハイブリットした構成で、『ラヴニカの献身』から《舞台照らし》《批判家刺殺》がフル搭載されています。

 デッキの動きが安定している一方で爆発力もあり、《騒乱の歓楽者》《舞台照らし》によってアドバンテージも取れるように構築されているので、今大会の成績にも頷けます。

☆注目ポイント

はらわた撃ち信仰無き物あさり

 《はらわた撃ち》も含めて軽い火力スペルが多数採用されているので、《信仰無き物あさり》《はらわた撃ち》を利用すれば、最速で1ターン目から《弧光のフェニックス》を走らせることも可能です。

騒乱の歓楽者

 《騒乱の歓楽者》は中盤以降の息切れ防止になると同時に、《弧光のフェニックス》を墓地に落とす手段にもなります。Burnと同様に直接火力を多用するこのデッキでは、《舞台照らし》1マナのアドバンテージ獲得手段として扱えます。

損魂魔道士

 果敢持ちクリーチャーの《損魂魔道士》は、軽い火力を多数搭載したこのデッキと相性が良く、高タフネスのクリーチャーをサイズダウンさせることもできます。

血染めの月

 土地コンボや特殊地形を多用するデッキとのマッチアップでは、サイド後に《血染めの月》を投入してシャットアウトする選択肢もあります。

グランプリ・トロント2019
新環境にも死の影が迫る

2019年2月9-10日

  • 1位 Grixis Death’s Shadow
  • 2位 Whir Prison
  • 3位 Izzet Phoenix
  • 4位 TitanShift
  • 5位 Izzet Phoenix
  • 6位 Golgari Midrange
  • 7位 Dredge
  • 8位 Jund
Michael Rapp

Michael Rapp

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 《クラーク族の鉄工所》禁止後の本大会では、旧環境から成績を残し続けているIzzet PhoenixやDredgeが入賞する中、Grixis Death’s Shadowが優勝を果たしました。

 《クラーク族の鉄工所》の退場により、墓地対策が全体的に緩くなったせいか、Dredgeも上位でよく見られるようになりました。

 話題になっていたWhir Prisonは惜しくも優勝は逃したものの、準優勝と高いポテンシャルを見せています。

グランプリ・トロント2019 デッキ紹介

「Izzet Phoenix」「Grixis Death’s Shadow」「Dredge」

Izzet Phoenix

 デッキパワーが高く、有力な選択肢の一つとして挙げられていたデッキで、今大会でもプレイオフに2名送り込むというパフォーマンス発揮しています。

 ドロースペルを多用するのでデッキの動きが安定しており、多角的な攻めができることも評価されています。対策がされにくく、速度も速いのでベストデッキの一つとされています。

プテラマンダー

 さらに、『ラヴニカの献身』から《プテラマンダー》という新戦力を獲得し強化されました。スタンダードやレガシーでも活躍している《プテラマンダー》は、モダンでも活躍の場を見つけたようです。

☆注目ポイント

氷の中の存在弾けるドレイク

 墓地に依存しない《氷の中の存在》《弾けるドレイク》といったクリーチャーも採用されているので、墓地対策だけでは機能不全に陥ることはありません。このデッキにとって厄介な、《スレイベンの守護者、サリア》を使ったHumansが減少傾向にあるのも追い風です。

はらわた撃ち魔力変思考掃き信仰無き物あさり

軽量スペルを多用するので必然的に墓地も肥えやすく、《プテラマンダー》は早い段階で5/5飛行になります。中盤以降にトップデッキすれば即座にフィニッシャークラスの脅威となり、《弧光のフェニックス》に頼らずとも勝つことができます。

外科的摘出

 メインでは見慣れない《外科的摘出》が1枚採用されています。Dredgeや同型を始めとした多くのマッチアップに有効で、《弧光のフェニックス》《氷の中の存在》スペルカウントを稼いでくれます。不要なマッチでは《信仰無き物あさり》で捨てることができるので、メインでの採用は問題なさそうです。

Grixis Death’s Shadow

 Grixis Death’s Shadowは、一時期相性の悪いHumansの隆盛により数を減らしていましたが、今ではメタが変わり、Burn、Izzet Phoenixなどが中心の環境になったので復権してきています。

 メインは《ティムールの激闘》によって瞬殺するプランもあり、サイド後はプレインズウォーカーや追加の妨害手段が投入されコントロール寄りにシフトしていきます。プレイングの難易度が高いデッキですがマスターすることによって多くのマッチで互角以上の勝負ができるデッキでもあります。

☆注目ポイント

四肢切断致命的な一押し

 《氷の中の存在》《弾けるドレイク》などタフネスの高いクリーチャーを処理するために、《稲妻》より《四肢切断》《致命的な一押し》が優先されています。

頑固な否認

 各種コンボやBurn、Izzet Phoenixがメタの中心なのでそれらに有効な《頑固な否認》もメインからフル搭載されており、《罠の橋》など厄介な置物もカウンターできるので決勝で当たったWhir Prisonとのマッチアップでも有効です。

ヴェールのリリアナ最後の望み、リリアナ

 サイド後の《ヴェールのリリアナ》は、BG系やUW Controlなどとのマッチアップで相手の選択肢を著しく制限し、奥義も脅威となります。《最後の望み、リリアナ》は、《スレイベンの守護者、サリア》などこのデッキにとって厄介となる小型のクリーチャーを処理したり、《瞬唱の魔道士》などを再利用することによってアドバンテージを得られます。

ヴリンの神童、ジェイス

 《ヴリンの神童、ジェイス》デッキ内の脅威を探しつつ墓地を肥やす手段になり、追加の《瞬唱の魔道士》としても機能するので多くのマッチアップでサイドインされます。

破壊的一撃

 サイドで最も印象に残ったカードは《破壊的一撃》です。あまり見かけないカードですが、追放はアーティファクトを再生する《溶接の壺》や墓地に落ちたアーテイファクトを再利用する《アカデミーの廃墟》を採用したWhir Prisonとのマッチアップを考慮すると理に適った選択です。特に《溶接の壺》は、Hardened Scales Affinityにも採用されています。

プレイヤーインタビュー:Joseph Dejoy

 SCGOで筆者とチームを組んだこともあるJoseph Dejoy選手は、今大会で見事にプレイオフ入賞を果たしました。今回の連載のために彼の使用していたDredgeについてお話を聞くことができました。

 ロンドンで開催されるミシックチャンピオンシップで、試験的に導入される予定の新マリガンルールによって更に強化される可能性があるデッキの一つとしても注目されているデッキです。

Dredge

――「まず最初になぜDredgeを選択したのか理由を聞かせてもらえる?」

這い寄る恐怖

Joseph「Dredgeを選択したのには理由がいくつかあって、墓地対策が緩くなってきていたことと、Burnが流行ることを予想していたことが主な理由だね。Burnは《這い寄る恐怖》があるおかげでDredgeにとってはかなり有利なマッチアップだ。あと、僕は直線的なデッキが好きで、AiinifityやTron、あと禁止改定前はKCIも使っていたよ」

――「なるほど。今大会で結果を残したことによって、今後の墓地対策が増加しそうだけどそれについてはどう思う?」

Josephそこまで厳しくならないと思うね。モダンはデッキの種類が多くてスタンダードとかと比べると環境が変わるのもゆっくりだから、トップ8に1つ残ったぐらいではあまり変わらないと思う」

――「Burn以外のマッチアップについても教えてもらえる?」

教区の勇者呪文捕らえ弧光のフェニックス

Joseph「HumansやSpirit、Izzet Phoenixなど多くのクリーチャーデッキとのマッチアップでは有利が付くと思う。不利なマッチアップはGrixis Death’s Shadowや、このデッキよりもキルターンが速いコンボで、Ad Nauseumとかは当たりたくないマッチアップになるね」

――「次のモダンの大会に同じデッキで出るとして、変更点はなにかあるかな?」

虚空の力線

Joseph「特にないかな。同型と当たることがあまりないなら、サイドの《虚空の力線》をほかのカードに変更することも考えられるけど、同型戦では最も重要なカードになるからね」

サイドボードガイド

――「各マッチのサイドボードについて教えてほしい」

Joseph「元々はKCIを使っていて、禁止改定後にこのデッキを使うようになったんだよね 。だから、Dredgeのエキスパートで有名なストリーマーでもあるSodekのリストやプレイング、サイドボードガイドを参考にしたんだ」

Burn

vs. Burn

Out

恐血鬼 叫び角笛 叫び角笛
真鍮の都 暗黒破

In

自然の要求 自然の要求 自然の要求
稲妻の斧 稲妻の斧

vs. Izzet Phoenix

Out

叫び角笛
叫び角笛
暗黒破
秘蔵の縫合体

In

稲妻の斧
稲妻の斧
稲妻の斧
暗殺者の戦利品

Grixis Death’s Shadow

vs. Grixis Death’s Shadow

Out

叫び角笛
叫び角笛
暗黒破
秘蔵の縫合体

In

稲妻の斧
稲妻の斧
稲妻の斧
暗殺者の戦利品

UW Control

vs. UW Control

Out

叫び角笛 叫び角笛 ゴルガリの凶漢 ゴルガリの凶漢
秘蔵の縫合体
ナルコメーバ

In

自然の要求 自然の要求 自然の要求 自然の要求
暗殺者の戦利品
暗黒破

Bant Spirit

vs. Bant Spirit

Out

安堵の再会 安堵の再会
叫び角笛 叫び角笛
恐血鬼

In

稲妻の斧 稲妻の斧 稲妻の斧
暗殺者の戦利品
暗黒破

ミラーマッチ

vs. ミラーマッチ

Out

這い寄る恐怖 這い寄る恐怖 這い寄る恐怖 這い寄る恐怖
叫び角笛 叫び角笛 恐血鬼 暗黒破

In

自然の要求 自然の要求 自然の要求 自然の要求
虚空の力線 虚空の力線 虚空の力線 虚空の力線
死せる生御霊の復讐

Joseph《虚空の力線》は、同型以外ではLiving EndやGriselShoalといったこのデッキよりも速い墓地コンボとのマッチアップ用で、基本的に《弧光のフェニックス》《瞬唱の魔道士》のようなカードを妨害するために投入はしない」

Joseph「最も脅威となるのが《氷の中の存在》で、《弧光のフェニックス》プランは一度捌いてしまえば、墓地対策もそこまでする必要は感じられなかったからね」

――「最後にこのデッキを使用する際に、覚えておきたいプレイングやアドバイスがあれば教えてもらえる?」

ワンポイントアドバイス

恐血鬼

Joseph「まず土地を置く前やドロースペルをキャストする前に必ず墓地の状況をチェックしておくこと。《恐血鬼》の『上陸』を見逃すと痛い目を見るからね。ソーサリースピードのスイーパーを採用したデッキに対しては、相手のエンド時に復活させてより安全にダメージを通すことができる」

Joseph「あとマリガンを恐れずに積極的にしていくこと。このデッキはハンドアドバンテージよりも、ドロースペルや『発掘』など特定のカードが手札に来ることの方が重要で、トリプルマリガン後のゲームも普通に勝てたことが何度もある」

――「マリガンに強いのはいいね。そのほかになにかポイントはあるかな?」

壌土からの生命

Joseph「『発掘』する順番なんだけど、《恐血鬼》を墓地から再利用するために最低でも1枚は土地を持っておきたいから、ほかの『発掘』カードよりも《壌土からの生命》を優先することがあるね」

叫び角笛暗黒破

Joseph「あとは、《叫び角笛》相手の第2メインフェイズで起動したりする。こうすることで《ナルコメーバ》《秘蔵の縫合体》が墓地に落ちれば、相手のターンに《秘蔵の縫合体》を復活させられる。

Joseph《暗黒破》はアップキープにキャストすれば、ドローフェイズに『発掘』することができる。タフネス2のクリーチャーも処理できるようになるから覚えておくといい。土地に関して、黒マナは必ず欲しいから積極的に《血の墓所》をサーチするよ」

――「詳しく解説してくれてありがとう。Dredgeはほかのデッキと違ったプレイングや思考が必要になるから、今回は色々と話が聞けてよかった。MC Londonでも頑張って」

ボーナストピック:Modern Finals

「Super Crazy Zoo」「Izzet Phoenix」

Super Crazy Zoo

 MOで行なわれた大型のイベント、Modern Finalsで優勝を果たしたデッキをご紹介します。《死の影》デッキには、Grixis Death’s Shadowだけではなくほかにもバリエーションが存在します。

 今大会でMOの強豪プレイヤーとして知られているLalauWBAが使用していたデッキは、日本国内のプレイヤーにとっても馴染みのあるSuper Crazy Zooを現環境向けに調整したバージョンです。

強大化ティムールの激闘

 日本のデッキビルダーの伊藤 敦さんによって原型が作成されたデッキで、《強大化》《ティムールの激闘》によって瞬殺を狙うアグロコンボデッキです。

 Grixis Death’s Shadowが苦手とするマッチアップの一つであるDredgeも、先ほどのコンボプランを搭載することで克服しています。

☆注目ポイント

変異原性の成長タルモゴイフ

 《変異原性の成長》はクロックを《稲妻》などから守ると同時に、クロックのスピードを上げることができます。隙が少なく相手にとっては厄介となります。

 《ギタクシア派の調査》が退場したことで安定してコンボキルを狙うことが難しくなったため、単体でも安定したクロックが期待できる《タルモゴイフ》も採用され、Jund Death’s Shadowに近い構成になっています。

わめき騒ぐマンドリル

 サイドに採用されている《わめき騒ぐマンドリル》は、トランプル持ちなので《強大化》とも相性が良く、《稲妻》《致命的な一押し》《突然の衰微》といった除去にも耐性があります。除去が多いデッキに対しては、《ティムールの激闘》などと入れ替えになることが考えられます。

信仰の盾

 このリストの中で最も興味深いカードは《信仰の盾》です。普通に使っても単体除去に対するカウンターとして機能しますが、《死の影》を使う構成上「窮地」の条件を満たすのも比較的容易で、最後の一押しに使えるスペルです。プレイヤー自身にもプロテクションが付くのでとどめの火力や戦闘ダメージを軽減することで相手の計算を大きく狂わせることも可能です。1マナという低コストながら、使い方によってはゲームの勝敗を決定づけるスペルとなります。

Izzet Phoenix

 グランプリ・トロント2019でも結果を残していたIzzet Phoenixは、MOでもコンスタントに結果を残しています。ほかのバージョンと異なり《瞬唱の魔道士》も採用されたコントロール寄りのバージョンがModern Finalsで入賞していました。

 カナダ人プロのDaniel Fournier選手の記事でも紹介されていたバージョンで、調整過程やカードチョイス、サイドボードガイドラインなどが詳しく解説されています。

☆注目ポイント

人生は続く

 《人生は続く》のために緑をタッチしており、グランプリ・トロント2019でも高い使用率だったBurnとの相性の改善を図っています。《稲妻》など軽い除去を多用するこのデッキでは8点ゲインもしやすく、普通にキャストしても4点ゲインは《ボロスの魔除け》を実質カウンターしているようなものです。

瞬唱の魔道士稲妻

 《瞬唱の魔道士》《稲妻》によってアドバンテージを得ることが可能で、通常のバージョンと異なり青赤コントロールのように振舞うことも可能になりました。《氷の中の存在》を変身させたときの効果で、《瞬唱の魔道士》を再利用することもできます。

反逆の先導者、チャンドラ

 サイドの《反逆の先導者、チャンドラ》は、コントロールやBGなどとのマッチアップでアドバンテージ獲得手段として活躍すると同時に、《弧光のフェニックス》を対策されたときのための追加の勝ち手段としても機能します。サイド後は何かしらの墓地対策によって《弧光のフェニックス》の信頼性が下がるので、墓地に頼らない勝ち手段は重宝します。

総括

弧光のフェニックス死の影

 現環境のモダンはコントロールが少なく、旧環境からトップメタの一角として安定した成績を残し続けていたIzzet PhoenixGrixis Death’s Shadowが結果を残していました。

 《クラーク族の鉄工所》 が禁止にカードに指定されたことでメタが変化し、《批判家刺殺》など新戦力を獲得したBurnも復権してきています。

秘蔵の縫合体

 そのBurnやGrixis Death’s Shadowに強いDredgeも活躍しています。サイド後の墓地対策、特に《虚空の力線》という明確な弱点が存在するものの、Dredgeもサイド後は《自然の要求》など軽い置物対策にアクセスできます。

 対策されにくく安定したパフォーマンスを期待できるIzzet Phoenixや爆発力のあるDredge、使いこなせば環境の多くのデッキと互角以上の勝負ができるGrixis Death’s Shadowは、現環境でお勧めのデッキになります。

 USA Modern Express vol.25は以上になります。

 それでは次回の連載でまた会いましょう。楽しいモダンライフを!

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Kenta Hiroki アメリカ在住のプレイヤー。 フォーマットを問わず精力的に活動しており、SCGやグランプリの結果などからグローバルな最新情報を隔週で発信する「USA Modern Express」「USA Legacy Express」を連載中。 Kenta Hirokiの記事はこちら