いろいろなことがあった2016年も残すところあと僅かとなりました。 皆さまにとって2016年はどのような1年間だったでしょうか？ 私たち晴れる屋メディアチームにとっては挑戦と出会の1年でした。 英語版記事ページのリリース、プロツアーの現地レポートに取り組み、人が少なく寂しかった職場も頼もしい仲間が加わり賑やかな雰囲気になりました。

　この度は2016年の締めくくりに、今年1年間でアクセスの多かった記事を各ジャンルごとにご紹介します。 今年に掲載された1358本の記事から 選りすぐりの20本 をどうぞ！

◆ よく読まれたコラム Top5

　いまや名物となった「晴れる屋劇場」の初回が5位にランクインしました。 人材募集から異業種提携まで様々なニュースを 大久保 寛 がはちゃめちゃなストーリーを交えて紹介します。 クスリと笑いが込みあげる楽しい記事です。

　トーナメントセンターバトロコ高田馬場の開店を記念して行なわれたイベントを 伊藤 ”まつがん” 敦 が取材しました。 一癖も二癖もある登壇者たちの対決は、笑いあり、涙あり(罰ゲームによる)で大いに盛り上がったようです。 トーナメントでは真剣そのものな彼らですが、それとは違った柔らかい表情が見られます。

　様々なTCGを渡り歩いてマジック：ザ・ギャザリングに辿りついた 原根 健太 が教える「MTGの始めかた」です。 これさえ見ておけばバッチリといえるほど必要な情報が詰め込まれています。 これから始める人も、友人に勧めたい人にもオススメしたい記事です。

　知る人ぞ知る論客 富田 峻太郎 によるマナベースの解説記事です。 これさえ読めば「色マナの枚数」や「綺麗なマナカーブを描くために必要な各マナ域の枚数」の目安を知るのに困りません。 デッキを組んでみたいけど難しい、と手が止まってしまうあなたにオススメ。

　みんな大好き【だらクソ】の第11回が2016年のコラムで最も人気を集めました。 派手なカードがない?! まずい！ クソデッキが作れない！ まさかの事態に絶望する ”まつがん” が辿り着いた一筋の光明とは？

◆ よく読まれた観戦記事 Top5

　2016年最後のビッグイベント The Last Sun 2016 を制したのは、”シミックの王子”こと 清水 直樹 でした。 社会人になってからしばらくはトーナメントシーンを離れていたそうですが、2016年は2回もRPTQを通過し、The Last Sun 2016では優勝と、今が全盛期と言わんばかりの活躍を見せています。 今年の彼に祝福を、来年の彼には声援を！

　フロンティア。 『タルキール覇王譚』以降のカードセットによる新しい非公認フォーマットが提案されたことは2016年を彩ったトピックの1つとして挙がるでしょう。 その開幕式ともいえるトーナメントを優勝したのは、素晴らしいEDH記事のライターとして知られる 鈴木 亨 でした。 彼が切り拓いたフロンティアの世界は、来年はどのように広がっていくのでしょうか？

　神決定戦がはじまって以来、一度たりとも神の座が入れ替わっていないのはレガシーだけ。 その座を守り抜くのは、正確な読みとデッキ選択を武器に戦う 川北 史朗 です。 しかし、そんな彼にもついに読みを外すときが訪れてしまいました。 絶体絶命のピンチを川北はしのぎ切れるのでしょうか？ 白熱の川北 vs 平木戦のほか、3フォーマットのカバレージが載っています。

　第6期を迎えてついに始まったヴィンテージ神決定戦。 《Black Lotus》や《Ancestral Recall》といった噂で聞いた強力なカードが飛び交うスーパーヘビー級の戦いは大変な盛り上がりを見せました。 そんな森田 vs 藤井戦のほか、3フォーマットのカバレージが載っています。

　スタンダード神であるHareruyaPros 高橋 優太 に挑むのは、元・BIGSの和田 寛也。 逃げも隠れもしない神・高橋に対して、挑戦者・和田は一点突破の決死の特攻をしかけます。 対戦相手がわかっている神決定戦ならではの面白い試合になりました。 高橋 vs 和田戦のほか、2フォーマットでも素晴らしいゲームが繰り広げられました。

◆ よく読まれたHareruyaProsBlog Top5

　”エルドラージの冬”と揶揄されたプロツアー『ゲートウォッチの誓い』の少し手前まで時計を巻き戻して、HareruyaPros 津村 健志 が自身の調整録を赤裸々に語りました。 プロツアー本戦の様子を伝える【後編】 も合わせてご覧ください。

　HareruyaPros 八十岡 翔太 の今年の獲得総賞金は?! ちょっとデリケートな話題にまで踏み込んだヤソブログが4位でした。 プロツアーで絶好調だったヤソは、はたして今年の目標を達成できたのでしょうか？

　HareruyaPros 中村 修平 ことなかしゅーにしか書けない、なかしゅーによる、皆さんのための旅行記です。 世界を旅するマジックプレイヤーの生活をチラリとのぞき見れます。 画面越しにしか見たことがない有名プレイヤーたちの素顔も見られるほのぼのブログです。

　HareruyaPros 井川 良彦 によるデッキ解説記事です。 「明日から使える」と銘打たれているように丁寧な解説と雑感が綴られています。 掲載されたのが『カラデシュ』発売間もなくだったことも奏して、多くの人気を集めて2位にランクインしました。

　八十岡 翔太が念願の個人戦プロツアーのタイトルを獲得しました！ ヤソらしさに溢れる「グリクシスコントロール」は国内外を問わず注目を浴び、飛び交う疑問に答えた【教えてヤソ先生】という企画も大人気でした。

◆ メディアチームの印象に残った記事 Top5

　2016年はHareruyaProsの人数が一気に10人も増え、 Pierre Dagen はEUから参画したメンバーの1人です。 そんな彼がゲームの捉え方について書き上げたこの記事は、国外では Pauro Vitor Damo Da Rosa が絶賛し、国内でも 「わかりやすくてためになる」 と大人気だったものです。 12月に掲載されたことからアクセス数はまだ少なかったものの、2016年を語るうえで欠かせない記事のひとつであることは間違いありません。

　プロツアー『カラデシュ』で八十岡が優勝するちょっと前、プロツアー『異界月』を制したのもHareruyaPros Lukas Blohon だったのです。 独特な「白黒コントロール」で勝ち進んだこと、この大会の直後に正式な契約が発表されたことはセンセーショナルな出来事でした。

　「プロプレイヤーは僕たちと何が違うのか？」 こんな疑問のあれこれを 渡辺 和樹 がインタビューを通じて聞き出そうという突撃企画です。 その第1回のテーマは”マリガン”！ プロたちがどれほど戦略的に決断しているかが伝わってくる素晴らしいインタビューです。

　プロツアー『異界月』から始まった現地レポートの2回目、プロツアー『カラデシュ』編をここでご紹介したいと思います。 プロツアーならではの空気や緊張感を ”まつがん” の筆力で存分に味わえます。 プロツアーだからこそ会えるあんな人やこんな人へのインタビューも必見です。

　 八十岡 翔太 に挑め！ 八十岡亭に乗り込んで様々なフォーマットで対決する「ヤソVS!!」の第2回の対戦相手は 津村 健志 です。 プロツアー『ゲートウォッチ』直前のモダン環境で彼らは何を使うのでしょうか？ 冒頭の茶番劇も癖になります。 ぜひご覧あれ。

◆ 2016年を振り返って

　以上、2016年によく読まれた記事のまとめでした。 1年間を通してのアクセスを集計したため、下半期の記事がやや少ないかもしれません。 【10名も増えたHareruyaPros】、【看板娘プロジェクト】、【晴れる屋大阪店オープン】や【GP千葉2016カバレージ】など。 ここですべてをご紹介することはできませんが、2016年を彩った記事はまだまだあります。

　晴れる屋メディアチームは、2017年も「もっとMTGライフが楽しくなる」コンテンツを心がけて配信していきます。 引き続き、来年も晴れる屋メディアチームをよろしくお願いいたします。 2016年はありがとうございました！

　晴れる屋メディアチーム一同