こんばんは、塚本です!
先日公開されたHareruyaCOMBAT vol.12、お楽しみ頂けましたか!? 収録当日は大塚先輩との楽しい時間が過ごせて幸せでした!
今回は、使ったリストの雑感と改造案をお届けします!
■使用デッキ
■デッキの雑感と改造案
《エドガー・マルコフ》の「威光」が非常に強力なので、吸血鬼は1,2マナ圏であればほぼ採用しています。そのため《吸血鬼の侵入者》や《無情な選刃》といったリミテッドでもあまり使わなそうな吸血鬼がたくさん入っているので、回していてとっても新鮮でした!!
今回の収録では、フォーマットが普段の統率者戦とは違う1v1 Commanderであったため、《血の求道者》や《マラキールの選刃》といった能力にムラのある吸血鬼は採用していませんが、多人数戦では能力の誘発する可能性が高いため、採用を検討しても良いでしょう。
デッキの性質上、クリーチャーが横並びしやすいので《入門の儀式》や《分かち合う憎しみ》《旗印》といったクリーチャー全体を強化するカードを使って、爆発的に打点を増やしてフィニッシュしましょう!
そして、このデッキで一番の楽しいクリーチャーは《ファルケンラスの過食者》! 1ターン目に召喚できれば「マッドネス」と「威光」が組み合わさって吸血鬼がホラー映画の終盤みたいに大量発生し、戦場を埋め尽くすことができます!
多人数戦へのチューンとしては1v1 Commanderでは禁止であった《納墓》を最優先で採用するのが良いでしょう! 墓地に《憤怒》を送れるだけでも強力な呪文ですが、《恐血鬼》を持って来たり、《マラキールの解放者、ドラーナ》や《戦争に向かう者、オリヴィア》といった強力な吸血鬼を墓地に送って《発掘》で蘇らせたりする動きも非常に強力です!
動画での敗因となった全体除去に対しての対策を厚くするのも良いアプローチで、《マナの税収》や《思考囲い》といったなるべく小さいマナコストで対応できるカードがおススメです!
多人数戦では一人のプレイヤーに対して全力で攻め込むのが基本的な戦い方になるのですが、それでは一人を倒し切ったあとに残りのプレイヤーが隆々と育ってしまっているパターンがほとんどです。そこで、《無のロッド》や《石のような静寂》といったカードで相手の展開を阻害するのが非常に有効です! その際には思い切って《頭蓋骨絞め》《ファイレクシアの供犠台》といったカードを抜いてしまってもいいかもしれません。
マナ基盤を縛るという意味では《汚染》も非常に魅力的な一枚! 維持コストも《エドガー・マルコフ》の「威光」があれば問題ないので、採用しておけば良かったと今になって思っています。これに加えて《血染めの月》や《冬の宝珠》といったカードを採用するのも面白いアプローチと言えるでしょう。
殴り切るには限界がある! というプレイヤーのために、多人数戦用に無限コンボももちろん用意してありますよ! 用意するのは《永劫の輪廻》と《ファイレクシアの供犠台》と《血の芸術家》、そして2マナ以下の吸血鬼。
《永劫の輪廻》と《ファイレクシアの供犠台》が揃えば、2マナ以下の吸血鬼は無限に「手札→戦場→墓地→手札……」と循環していきます。そこに《血の芸術家》を噛ませれば、無限ライフドレインになります!
《ファイレクシアの供犠台》は別のサクリ台+《魂のカーニバル》で、《血の芸術家》は《衝撃の震え》で、それぞれ代用が可能です。
2マナ以下の吸血鬼がもし1マナであった場合は《エドガー・マルコフ》の「威光」の効果で出る吸血鬼トークンがそのまま無限に増え続けます。また《ウラモグの手先》が脇にいる場合にはエルドラージ・落とし子クリーチャー・トークンが無限に生成されます。
そうすれば無限マナに繋げることができ、《税収飲み》の「強請」コストや、《頭蓋骨絞め》の装備コストに充てることができるので、色々なルートがある面白いコンボとなっています!
これらの《永劫の輪廻》のコンボにより特化させるために、《ブラッド・ペット》や《胆汁小僧》、そして《イーオスのレインジャー》といったカードの採用を検討するのも面白そう! リミテッド級のカードがデッキに沢山入っているのでパーツの入れ替えも気軽に行えそうですし、吸血鬼を限界まで減らしたコンボ特化型の《エドガー・マルコフ》も試してみたくなりますね!
■吸血鬼に新展開あり!?
発売間近となっている『イクサラン』で吸血鬼が増えるので、このデッキにはまだ伸びしろがあります! 待望の1マナの吸血鬼を始め、採用したいカード目白押し! しかも次のセットでも吸血鬼は増えそうなので、これからも《エドガー・マルコフ》から目が離せない!!
といった感じで今回はここまで! 次回は『イクサラン』のカード解禁なので、また新しいオモチャを模索してきたいと思います!