あの王者「イゼット果敢」の帰還!?『リアリティ・フラクチャー』で環境動く -Just Nowスタンダード!vol.101-

晴れる屋メディアチーム

はじめに

『リアリティ・フラクチャー』が正式に発売され、いよいよ新環境も盛り上がってきました!

Magic Onlineでも新カードが使えるようになり、これからは研究が一気に進んでいくことでしょう。

その影響か、どうやら環境が変化し始めているようです。

今週はスタンダード環境がどのように変化しているのか、環境初期の変化を中心に見ていきましょう!

前環境のメタゲーム

サッズのヒナチョコボ悪夢滅ぼし、魁渡刻み群れ生体工学の専門家

前環境は、「緑単上陸」「ディミーアミッドレンジ」「イゼットスペレメンタル」に加えて、「ジャンドサクリファイス」が一気に数を増やした環境でした。

最終的にはその4つのデッキを中心としつつも、様々なデッキが勝つ混沌としたメタゲームのまま新環境に突入しています。

山の王、ソーリンベラドンナ・トゥック壮大なる者、スマウグ

新たに「ドワーフ」「ボロストークン」、《壮大なる者、スマウグ》で強化された「ボロスドラゴン」のボロス3連星も一気に台頭してきました。

環境が一新された前環境に続き、今回はどのような変化が訪れたのでしょうか。

大会結果

①まさかのデッキが優勝

神出鬼没のカワウソ精鋭射手団の目立ちたがり渦泥の蟹

優勝は「イゼット果敢」!!

それ以外を見ると今もやはり群雄割拠……って、「イゼット果敢」!?

まさかの王者が帰還しました。

こちらは後ほど注目デッキとして扱いますので、もう少し別の大会も見てみましょう。

ひそかに数を増やしているデッキ

喝破審判の日司書、ワン・シー・トン

ほかには、「アゾリウスコントロール」が『Standard League』で5-0していました。

まだ目立った成績こそ残していませんが、実はこのアーキタイプが急増しています。

10/4時点のメタゲーム

※画像は執筆時時点のものです

上位4つはすでに紹介した通りで、5位の「《ティムールの戦告者》コンボ」に続き、6位に「アゾリウスコントロール」が入っています。

「《ティムールの戦告者》コンボ」については掲載リスト15のうち13を占める使い手2名がいるためですが、「アゾリウスコントロール」については使用者の数が増えているようです。

空飛ぶ友だち、モモ龍へと昇る者、サルカン壮大なる者、スマウグ

また、8位に「ボロスドラゴン」が入っており、こちらも最近数を増やしています。

ドラゴンを次々と繰り出すこのデッキは、ビジュアル面での人気も高いようです。

Hareruya Prosの松浦選手が激推しするアーキタイプとしても印象深いですね。

精鋭射手団の目立ちたがり喝破龍へと昇る者、サルカン

特徴的な2大会以外でも様々なデッキが入賞していますが、今回はその中でも動きが目立つ3つのデッキに注目してみましょう。

注目デッキ

イゼット果敢

デッキリストページ

嵐追いの才能激しき乗りこなし秘密の正体

《嵐追いの才能》の禁止を受けてメタゲームから姿を消していましたが、《激しき乗りこなし》を用いる速度特化型で競技シーンに「イゼット果敢」が帰ってきました!

驕慢な戦闘魔道士

《嵐追いの才能》の枠を担うのは、『リアリティ・フラクチャー』で新たに登場した《驕慢な戦闘魔道士》です。

1枚で自身の果敢を誘発させられるため、短期決戦ならば《嵐追いの才能》を上回る働きも期待できます。

生体工学の専門家刻み群れ悪夢滅ぼし、魁渡

禁止改定後、速度の落ちた環境で数を増やしたのは、どれも少し遅めのミッドレンジばかり。

環境がやや遅めに傾いたところでの「イゼット果敢」は、手数による大きなアドバンテージがあります。

跳ね弾き秘密の正体永劫の好奇心

《跳ね弾き》《秘密の正体》は大ぶりなアクションを許しません。

現在の環境では「ディミーアミッドレンジ」の《永劫の好奇心》のような4マナ以上の採用も増えています。

それらをたった1マナで対処できれば、容易に押し込めるでしょう。

驕慢な戦闘魔道士精鋭射手団の目立ちたがり渦泥の蟹

再び競技シーンへと復帰を果たした「イゼット果敢」により、メタゲームは再び軽い方向へと動いていくのでしょうか?

以前の圧倒的な戦績についつい身構えてしまいますが、現段階ではまだメジャーなデッキではありません。

しかし、無視できないほど速く、強力なデッキです。今後の動きには注目しておきましょう。

アゾリウスコントロール

デッキリストページ

喝破星間航路の助言司書、ワン・シー・トン

最近になって数を増やした「アゾリウスコントロール」は、奇をてらわずとも強力な王道の構成をしています。

軽量除去・カウンターで序盤をしのぎ、隙を見てドロー呪文でアドバンテージ差をつけ、最後にフィニッシャーを投入して速やかにゲームをたたむ、歴史ある「アゾリウスコントロール」の動きそのものです。

三歩先刻み群れマグマのヘルカイト発見の石板

豊富な打ち消しが特徴で、「イゼットスペレメンタル」や「ボロスドラゴン」などの大型クリーチャーデッキに対して強く、ミッドレンジが増えつつある環境に適したデッキです。

ここ最近のコントロールといえば《発見の石板》を用いる除去コントロールでしたので、打ち消しの多い「アゾリウスコントロール」は「4色コントロール」と相性関係が異なります。

永劫の好奇心サックビル=バギンズ一家ピナクルの星檻

基本的にミッドレンジ系のデッキには強いものの、打ち消しや全体除去の効きが悪い「ディミーアミッドレンジ」や「ジャンドサクリファイス」にはやや不利のようです。

もしこれらのデッキが相当数増えるようでしたら、何らかの専用対策カードが必要になるでしょう。

司書、ワン・シー・トン地球の守護者、キャプテン・マーベル観念の名誉教授誤謬結論のスフィンクス

フィニッシャー枠はまだ結論が出ていないほど選択肢が豊富です。

新カードでは《誤謬結論のスフィンクス》が候補で、ほかの候補よりも手軽に隙なくフィニッシャーとしての役割をこなします。

今後の最適化が気になるところですね!

ボロスドラゴン

デッキリストページ

空飛ぶ友だち、モモ龍へと昇る者、サルカン壮大なる者、スマウグ

《空飛ぶ友だち、モモ》から次々とドラゴンを繰り出す、押しつけの強いミッドレンジです。

『リアリティ・フラクチャー』の新規カードは採用されていませんが、環境の変化によって数を増やしているようです。

詳しいデッキ解説については、前述の松浦選手のデッキガイドをご確認ください。

鳴り渡る龍哮の征服者影の帯の盲信者力線の斧悪夢滅ぼし、魁渡

対策カードとしても名高い《鳴り渡る龍哮の征服者》は、メインに4枚採用するのが現在の主流です。

「ジャンドサクリファイス」や「ドワーフ」を機能停止させることができますし、「ディミーアミッドレンジ」への有効なブロッカーになるなど、多くのマッチアップで活躍します。

刻み群れ跳ね弾き噴出の稲妻

盤面で戦うため「イゼットスペレメンタル」に弱いものの、こちらは少し数を減らしつつあるため安心できます。

問題は「イゼット果敢」で、大ぶりなドラゴンの動きを1マナの《跳ね弾き》で対処されてはかないません。

ドラゴンをサポートする序盤のクリーチャーも《噴出の稲妻》で対処されてしまうため、環境の動きをしっかり見ておきましょう。

注目カード

《容赦なきアジャニ》

容赦なきアジャニ

《容赦なきアジャニ》が、リミテッドで大暴れしているようです。

鏡割りの寓話多元宇宙の突破

「リミテッドで強いカードは構築でも強い」という前例もありますので、《容赦なきアジャニ》には期待してしまいます。

遵守の冷気、チャンドラ理論家、ジェイス・ベレレン反逆の先導者、チャンドラヴェール被りの解体者、ガラク

実際に、新プレインズウォーカーたちと両立させたデッキが店舗大会で活躍したようです。

この新デッキ「イゼットフレンズ」「ジャンドフレンズ」については別の記事で改めて紹介があるので、明日以降のデッキ紹介をお楽しみに!!

まだ目立った結果は出ていませんが、もしかしたら「今のうちだぞ」案件かも!?

おわりに

精鋭射手団の目立ちたがり司書、ワン・シー・トン龍へと昇る者、サルカン

以上、新環境で動きの大きい部分に注目してお届けしました。

今週からはさらに新カードによる影響が出てくるはずです!

今後も『リアリティ・フラクチャー』からは目が離せません!

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