みなさんこんにちは。
禁止改定後の環境初のGPである【GP Seattle-Tacoma】も終了し環境も一段落した感がありますが、アメリカでは今月末にSCGO New Jerseyと来月にSCG Invitational Las Vegasが開催され、日本国内でも12月19-20日に【The Last Sun 2015】が開催と、レガシーのイベントが充実しています。
今回の記事では【GP Seattle-Tacoma】と【SCG Premier IQ Philadelphia】の入賞デッキの結果を見ていきたいと思います。
GP Seattle-Tacoma トップ8
~LandsがレガシーGPを制する~
2015年11月8日
※画像は【Magic: the Gathering 英語公式ウェブサイト】より引用させていただきました。 |
1位 Lands
2位 Grixis
3位 Miracles
4位 Reanimate
5位 Shardless Sultai
6位 Grixis
7位 Aluren
8位 Shardless Sultai
トップ8のデッキリストは【こちら】
【GP Seattle-Tacoma】は《時を越えた探索》の禁止により復権を果たしたShardless Sultaiが【2日目最大勢力】となり、トップ8にも2名の入賞者を出しました。安定した人気と強さを見せるMiraclesは今大会では2番手で、プレイオフにも入賞者を出しています。
《時を越えた探索》の禁止によりついに環境から姿を消すかと思われていたGrixis Delverでしたが、《もみ消し》と《不毛の大地》、ソフトカウンターを採用しTemur Delverのようなテンポ寄りにすることで生き残り【GP Seattle-Tacoma】と同週末に開催された【SCG Premier IQ Philadelphia】の両大会で結果を残しました。
青いデッキが多く結果を残していた【GP Seattle-Tacoma】では、青いフェアデッキに対して相性のいいLandsが優勝を果たしました。
GP Seattle-Tacoma デッキ解説
「Lands」「Grixis Delver」「Aluren」
1 《森》 2 《Taiga》 2 《新緑の地下墓地》 1 《吹きさらしの荒野》 1 《樹木茂る山麓》 4 《燃え柳の木立ち》 2 《平穏な茂み》 4 《暗黒の深部》 4 《リシャーダの港》 4 《演劇の舞台》 4 《不毛の大地》 1 《裂け岩の扉》 3 《Maze of Ith》 1 《Glacial Chasm》 1 《The Tabernacle at Pendrell Vale》 -土地(35)- -クリーチャー(0)- |
4 《輪作》 4 《ギャンブル》 4 《壌土からの生命》 4 《罰する火》 1 《マナ結合》 4 《踏査》 4 《モックス・ダイアモンド》 -呪文(25)- |
4 《クローサの掌握》 4 《抵抗の宝球》 2 《窒息》 2 《虚空の杯》 1 《ボジューカの沼》 1 《Karakas》 1 《溶鉄の渦》 -サイドボード(15)- |
Jarvis YuはGPトップ8の入賞は今大会が初でしたが、Landsという複雑なデッキを使いこなし見事に優勝を収めました。
メタゲーム的にも青いフェアデッキ、特にDelver系に対して無類の強さを誇るこのデッキは青いデッキが多数上位に残っていた今大会ではベストチョイスだったようです。
《The Tabernacle at Pendrell Vale》など高額なカードが必須なデッキなため他のデッキと比べると使い手は少なく、このデッキとの対戦経験が豊富なプレイヤーが少ない傾向にあり、対戦難易度の高さもこのデッキの持つアドバンテージです。
☆注目ポイント
Loamエンジンや《罰する火》エンジンでゆっくり相手をロックしていくこと以外にも《演劇の舞台》+《暗黒の深部》によるコンボも狙えるため速やかにゲームを終わらせる選択肢も存在します。
先ほどもお話したようにLandsは青いフェアデッキが多くなるメタでは期待値の高いアーキタイプです。 レガシーの定番のドロースペルの《渦まく知識》は使えませんが《ギャンブル》と《輪作》という2枚の1マナの強力なサーチスペルがこのデッキの強さを支えます。特にJarvis本人も【トップ8プロフィール】にて「《ギャンブル》はこのデッキの《Demonic Tutor》だ」と評価していました。
《裂け岩の扉》は他のリストでは見られなかった土地ですが、これが墓地にある限り《The Tabernacle at Pendrell Vale》や《Maze of Ith》といったマナを出さない土地からもマナを捻出することができるようになります。これによりこのデッキの代表的なアンチカードである 《血染めの月》に対してもある程度の耐性ができました。
このデッキにとって重要な色マナ、特に緑マナの調達にも《モックス・ダイアモンド》への依存度を下げることができ、その《モックス・ダイアモンド》もこの土地を墓地に落とす手段の一つとなります。
サイドの《溶鉄の渦》も《血染めの月》対策になり、Miraclesの《相殺》+《師範の占い独楽》によるロックが完成されてもゲームに勝つことを可能にします。Loamエンジンを利用することでコストの土地カードは毎ターン補充することが可能で、クリーチャーデッキに対してもマナと手札に土地さえあれば再利用可能な除去として機能します。
《クローサの掌握》が4枚と《窒息》が2枚とMiracles対策が多めに積まれており、その甲斐もあってか準決勝でもMiraclesに勝利しています。
3 《Volcanic Island》 2 《Underground Sea》 1 《Tropical Island》 4 《溢れかえる岸辺》 4 《汚染された三角州》 4 《不毛の大地》 -土地(18)- 4 《死儀礼のシャーマン》 4 《秘密を掘り下げる者》 4 《若き紅蓮術士》 2 《グルマグのアンコウ》 -クリーチャー(14)- |
4 《渦まく知識》 4 《ギタクシア派の調査》 4 《稲妻》 4 《思案》 4 《もみ消し》 4 《目くらまし》 4 《Force of Will》 -呪文(28)- |
4 《陰謀団式療法》 2 《紅蓮破》 2 《外科的摘出》 2 《水没》 1 《ヴェンディリオン三人衆》 1 《暗黒破》 1 《狼狽の嵐》 1 《硫黄の渦》 1 《真髄の針》 -サイドボード(15)- |
最近アメリカのGPを中心に上位に勝ち残り続けているChristian CalcanoはGrixis Delverを選択しました。《時を越えた探索》が禁止カードに指定されたことを受け路線を変更することを余儀なくされましたが、Temur Delverのように《もみ消し》や《不毛の大地》といった相手のマナを制限する手段を採用することで生き残り、準優勝という結果を残しました。
☆注目ポイント
Temur DelverをGrixisにした様な構成で、《秘密を掘り下げる者》以外のこのデッキの主力となるクロックは《若き紅蓮術士》と《グルマグのアンコウ》です。《グルマグのアンコウ》を効率よくキャストするために墓地を肥やす必要がありますが、一度戦場に出れば《タルモゴイフ》や《敏捷なマングース》のように強さが墓地の状況に依存しないのが強みです。
《若き紅蓮術士》は劣勢の際はブロッカーを作ることで時間を稼ぎ、攻める際は《ギタクシア派の調査》、《渦まく知識》、《思案》のようなキャントリップによってトークンを作り出しデッキの爆発力を高めます。《陰謀団式療法》とのシナジーも健在です。
《もみ消し》はフェッチランドの起動型能力を打ち消すことで相手の土地事故を誘発させる以外にも相手の《不毛の大地》をカウンターしたり、「奇跡」の誘発を妨害することでこのデッキに対する有効な対抗手段の一つである《終末》を止めることもできます。
《死儀礼のシャーマン》の能力起動のために《Tropical Island》が採用されており、トップ8でReanimatorとのマッチアップで活躍しました。
2 《森》 1 《島》 1 《沼》 2 《Tropical Island》 1 《Bayou》 1 《Taiga》 1 《Underground Sea》 4 《霧深い雨林》 4 《新緑の地下墓地》 2 《汚染された三角州》 1 《ヴォルラスの要塞》 -土地(20)- 4 《死儀礼のシャーマン》 4 《悪意の大梟》 2 《夢で忍び寄るもの》 1 《洞窟のハーピー》 4 《帝国の徴募兵》 4 《断片無き工作員》 1 《永遠の証人》 1 《寄生的な大梟》 1 《再利用の賢者》 -クリーチャー(22)- |
4 《渦まく知識》 4 《陰謀団式療法》 2 《思考囲い》 3 《突然の衰微》 4 《魔の魅惑》 1 《森の知恵》 -呪文(18)- |
2 《漁る軟泥》 2 《白鳥の歌》 2 《毒の濁流》 2 《花の絨毯》 1 《骨砕き》 1 《苦痛の公使》 1 《思考囲い》 1 《突然の衰微》 1 《クローサの掌握》 1 《Force of Will》 1 《無のロッド》 -サイドボード(15)- |
《魔の魅惑》を使ったコンボデッキでSCGの大会でも時折見かける程度の比較的マイナーな立ち位置でしたが、ついにGPでも結果を残しました。
☆注目ポイント
実質的に《帝国の徴募兵》と《魔の魅惑》の2枚でコンボが成立します。このデッキのキーカードがすべてパワー2以下のクリーチャーであるため《帝国の徴募兵》は《Demonic Tutor》のように扱うことができます。
《魔の魅惑》が出た状態で《帝国の徴募兵》をプレイし、《夢で忍び寄るもの》をサーチして《帝国の徴募兵》をバウンスすることで能力を使い回すことを可能にし、《洞窟のハーピー》をサーチしてプレイし、再度《夢で忍び寄るもの》→《帝国の徴募兵》と繋げて最終的に《寄生的な大梟》を無限に出し入れすることで止めを刺します。
《陰謀団式療法》、《思考囲い》、《突然の衰微》といった妨害スペルに加えて《悪意の大梟》や《断片無き工作員》も採用しているなどShardless Sultaiの要素も混ぜており、特にサイド後は相手にコンボを意識させつつミッドレンジとしても振る舞えるなどフレキシブルなデッキに仕上がっています。《苦痛の公使》は比較的新しいアプローチで、「濫用」すると相手クリーチャー全体に「-1/-1」の修正を与えるクリーチャーでElvesや《若き紅蓮術士》に有効です。
Interview with Brian Demars
※画像は【Magic: the Gathering 英語公式ウェブサイト】より引用させていただきました。 |
Brian Demarsは【VINTAGE MAGIC】と【Quiet Speculation】でライターとして活動するミシガン州のプレイヤーです。1995年以来マジックをプレイし続けているベテランでエターナル特にヴィンテージのスペシャリストとされていますが、モダン、スタンダード、リミテッドなど様々なフォーマットに精通しており【GP Boston】(リミテッド)での優勝経験もあり最近でも【SCG Standard Open Indianapolis】(スタンダード)でも優勝を収めています。
今大会では環境の代表的なコントロールで最もポピュラーなデッキの一つであるMiraclesを持ち込み見事にトップ4入賞を収めました。今回の記事のためにFacebookでお話を聞くことができました。
彼自身によるトーナメントレポートとデッキ解説も【記事】になっています。
--今回もインタビューに協力してくれてありがとう。
Brian: やあ、Kenta!今回もインタビューに招待してくれて光栄だ。とても嬉しいね。あまり知られていないと思うけど、君とは公式イベントでの対戦経験も多く、これだけ長い間マジックを継続してプレイし続けているプレイヤーは尊敬に値する。
--こちらこそ。
4 《島》 2 《平地》 3 《Tundra》 2 《Volcanic Island》 4 《溢れかえる岸辺》 4 《沸騰する小湖》 2 《乾燥台地》 -土地(21)- 2 《瞬唱の魔道士》 2 《僧院の導師》 -クリーチャー(4)- |
4 《渦まく知識》 4 《思案》 4 《剣を鍬に》 2 《対抗呪文》 1 《議会の採決》 1 《天使への願い》 4 《Force of Will》 4 《終末》 4 《相殺》 4 《師範の占い独楽》 3 《精神を刻む者、ジェイス》 -呪文(35)- |
3 《紅蓮破》 2 《封じ込める僧侶》 2 《狼狽の嵐》 2 《摩耗+損耗》 2 《安らかなる眠り》 2 《血染めの月》 1 《イゼットの静電術師》 1 《ヴェンディリオン三人衆》 -サイドボード(15)- |
--Miraclesを選択した理由は?
Brian: 【VINTAGE MAGIC】が今大会の旅費をスポンサーしてくれて大会への参加は決まっていたけど、どのデッキを使うべきか分からなかった。禁止改定後はレガシーをプレイしていなくて、試しにローカルのレガシーの大会にInfectやStonebladeで参加したけど結果は芳しくなかった。
最終的にMiraclesを試してみたところ手ごたえを感じたので大会に向けて調整を続けた。『タルキール覇王譚』前 (「探査」ドローが環境に参入する前) の環境ではMiraclesはベストデッキの一つだったから、《時を越えた探索》の禁止によってこのデッキの立ち位置は有利になったと感じた。《師範の占い独楽》と《相殺》はレガシーで最も強力な組み合わせの一つで、「探査」ドローが禁止になったことで他のデッキはこれを打ち破るための手段を探しにくくなったのが大きい。
--メインの《僧院の導師》はどうだった?
Brian: 《僧院の導師》はとても強く、メインに採用していてよかった。遅いコントロールにとってゲームを速やかに終わらせる能力のある《僧院の導師》のようなクリーチャーは素晴らしい。相手のPWに対しても強くなる (Miraclesは一度戦場に出たPWに触る手段に貧しい) し、《師範の占い独楽》が2枚ある状態でのこのクリーチャーはそれだけでゲームを終わらせる力がある。
3ターン目に出すより、可能なら5ターン目以降に出して他のスペルを唱えることで「果敢」を誘発させ、除去されたとしてもアドバンテージが取れるようにしたいから、2枚が適正な枚数だと思う。
--サイドボードについて意識した点はある?
Brian: 同型に対して《ヴェンディリオン三人衆》以外にあまりサイドボードカードを採用しなかったことで、《安らかなる眠り》、《封じ込める僧侶》、《血染めの月》といった特定の戦略に刺さるカードを多めに採用することができた。サイドボードで一番活躍したカードは《血染めの月》で、特殊地形に頼りきった欲張りなマナ基盤の多くのデッキに対してこれ1枚で勝った。
--変更したいところはある?
Brian: 《Tundra》を基本地形の《島》に変えてもいいと思う。基本地形を増量することによって相手の《不毛の大地》に対する耐性がさらに上がる。サイドに 《ヴェンディリオン三人衆》を追加することも考えている。同型やコンボに対して強いからね。
--プレイしたマッチアップは?
Brian: 2Bye後にElves、Miracles、Sultai Delver、Omni-tell、Esper Death Blade、Lands、Death and Taxesと7ラウンド全て異なるデッキと対戦した!このうち負けたのはSultai Delverで、Day1は8-1。
Day2ではMiracles同型に勝って、Elvesと引き分けた後に、Miracles、Lands、Miracles、Elvesに勝って13-1-1でトップ8!Elvesと引き分けたのはお互い遅いプレイをしていたわけではなく、2ゲームともに20ターン使ったとても難しいゲームになって、3ゲーム目をする時間がなかった。
引き分けラインに入ったおかげでMiracles同型と2度当たることになったけど、幸いなことに同型との対戦は今大会ではすべてに勝つことができた。トップ8ではAlurenとのマッチアップを接戦の末に勝利し、準決勝では残念ながらLandsに負けた。
Miracles対Landsは基本Landsの方が少し有利で、今回サイドに《血染めの月》を採っていた理由の一つだ。2枚の《安らかなる眠り》もあり、サイド後は大分マシなゲームになるはずだったけど、Javisは今大会で優勝を収めたことからも分かるようにとても強いプレイヤーで、彼はMiraclesに対してしっかり備えていた。彼はコミュニティでも中心的な存在で、彼が今大会で優勝したのは喜ばしいことだと思う。
--なるほど。今回もインタビューの質問に答えてくれてありがとう。とてもおもしろい記事になりそうだよ。
Brian: とても楽しく話をさせてもらい有意義な時間を過ごすことができた。ありがとう。
SCG Premier IQ Philadelphia トップ8
~GP Seattle-Tacomaでも結果を残していたGrixis Delverが優勝~
2015年11月18日
※画像は【StarCityGames.com】より引用させていただきました。 |
1位 Grixis Delver
2位 4C Deathblade
3位 Grixis Delver
4位 MUD
5位 Sultai Delver
6位 Punishing Jund
7位 Infect
8位 Elves
トップ8のデッキリストは【こちら】
【GP Seattle-Tacoma】でも活躍していたGrixis Delverが優勝を収めました。GPの上位では見られなかったMUDやPunishing Jundなど競技志向のGPと異なり、ややカジュアル寄りのIQのメタは混沌としているようです。
SCG Premier IQ Philadelphia デッキ解説
「MUD」
4 《古えの墳墓》 4 《雲上の座》 4 《微光地》 4 《ミシュラの工廠》 3 《裏切り者の都》 1 《水晶鉱脈》 4 《ヴェズーヴァ》 -土地(24)- 4 《金属細工師》 4 《磁石のゴーレム》 4 《カルドーサの鍛冶場主》 2 《ワームとぐろエンジン》 1 《鋼のヘルカイト》 1 《マイアの戦闘球》 1 《白金の天使》 1 《隔離するタイタン》 1 《荒廃鋼の巨像》 -クリーチャー(19)- |
4 《虚空の杯》 4 《厳かなモノリス》 1 《稲妻のすね当て》 4 《三なる宝球》 1 《威圧の杖》 1 《イシュ・サーの背骨》 2 《精霊龍、ウギン》 -呪文(17)- |
4 《アメジストのとげ》 3 《真髄の針》 2 《トーモッドの墓所》 2 《漸増爆弾》 1 《全ては塵》 1 《殴打頭蓋》 1 《護法の宝珠》 1 《ニンの杖》 -サイドボード(15)- |
2マナランドや《雲上の座》、《厳かなモノリス》、《金属細工師》などのマナ加速から高コストのパワフルな無色のパーマネントを展開していくデッキで、《虚空の杯》や 《三なる宝球》、《磁石のゴーレム》といった相手の展開を妨害するプリズン要素も含んでいます。
1マナのキャントリップを多数採用したデッキが多いレガシーでは1ターン目に《虚空の杯》を出されるだけで機能不全に陥るデッキや戦略も多く、ドロー操作がないため安定性に少し難があることを除けばマストカウンターも多いので青いフェアデッキに強いデッキです。
☆注目ポイント
《ミシュラの工廠》はMiraclesなどコントロールに対してカウンターされないクロックとして活躍が期待できそうです。ミシュラランドで殴りつつマナ加速から展開していくというゲームになります。《精霊龍、ウギン》は最近MUDにも採用されている新たな無色パーマネントで、《解放された者、カーン》よりも1マナ重くなりましたが「-X」能力はアーティファクトを使うこのデッキに被害はゼロで、対戦相手の盤面だけ一掃することができます。
総括
「探査」ドローが禁止になり、『タルキール覇王譚』以前の環境で安定した成績を残していたShardless SultaiやMiracles以外にもLands、Grixis DelverそしてAlurenのように当時はあまり見られなかったデッキも結果を出しているなど、単純に『タルキール覇王譚』以前の環境に戻るわけではなかったことが、このフォーマットの非常におもしろいところです。
今月末に開催されるSCGO New Jerseyも楽しみですね。
以上USA Legacy Express vol.91でした。次回の記事ではSCGO New Jerseyの結果を中心にカバーしていく予定です。
それでは次回の記事でまた会いましょう。楽しいレガシーライフを!
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